生産者からのコメントも! 2,000円台から手に入るおススメ9銘柄。
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イタリア北西部に位置するピエモンテ州。イタリアきっての美食の地、そして随一の高級ワインの産地として知られ、代表的なワインとしてバローロ、バルバレスコの名前を聞いたことがある人は多いかもしれません。しかし、ピエモンテの魅力はバローロやバルバレスコだけにとどまらず、実はバラエティ豊かな品種から造られるお手頃価格のワインが狙い目です!
こちらのページでは、エノテカスタッフが実際に訪問した現地ワイナリーの生産者メッセージと共に、各生産者おススメのお値打ちピエモンテワインをご紹介!バローロ、バルバレスコだけではない、注目のピエモンテワインを是非この機会にお試しください!
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- 【 目 次 】
- ■今ピエモンテワインを飲むべき理由
- ■生産者イチオシのお値打ちピエモンテワイン
- ・おススメの赤ワイン4銘柄
- ・おススメの白ワイン4銘柄
- ・おススメのロゼワイン1銘柄
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今ピエモンテワインを飲むべき理由
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イタリア北西部のアルプス山脈に位置し、有名銘柄バローロ、バルバレスコを筆頭にイタリア随一の高級ワインの産地として知られるピエモンテ。実は、そのクオリティに対して控えめな価格から、ワインの価格が高騰しているブルゴーニュワインの愛好家からも注目されています。その理由のひとつがブルゴーニュとの類似性。家族経営で畑仕事を大切にする生産者の考えや生産量、畑の規模やモノセパージュ(単一品種)や単一畑の文化など、どれをとってもよく似ているのです。
加えて、ブルゴーニュはあらゆる情報が出尽くしており、また、価格も高騰していますが、ピエモンテはまだまだ。日本ではまだ知られていない生産者のワインや、有名生産者のお手頃キュヴェなど、味わいはもちろんのこと、掘り出し物が多く発掘しがいのあるワイン産地としても注目を集めています。
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バローロを擁するピエモンテワインが注目を集める理由とは?
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生産者イチオシのお値打ちピエモンテワイン
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おススメの赤ワイン4銘柄▼
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バルバレスコの名声を高めた生産者組合が造る、
果実味豊かでチャーミングな味わいが魅力の1本。
NEW VINTAGE! ランゲ・ネッビオーロ
/ プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ
3,200円(税抜)
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驚異の高評価を獲得する偉大な生産者組合、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ。こちらは、若いブドウ樹のネッビオーロを使用した1本。バルバレスコやバローロと違って、果実味豊かで早くから愉しめる味わいが魅力です。上質な仕上がりをお手頃な価格でご堪能いただけるので、デイリーワインとしても重宝します。
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生産者からのコメント! |
![]() ▲醸造責任者、アルド・ヴァッカ氏 |
私たちの生産者組合は設立当初からバルバレスコに特化しており、その他のワインは造っていません。このワインは「ランゲ・ネッビオーロ」という名前ですが、位置付け的には「ヤング・バルバレスコ」。今回リリースした2018年は温暖なヴィンテージで、軽やかでスパイシーな味わいが特徴です。
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ネッビオーロの魅力溢れる「ヤング・バローロ」。 ソフトなタンニンとフレッシュで華やかな味わい。
ランゲ・ネッビオーロ
/ パオロ・スカヴィーノ
3,500円(税抜)
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バローロに新時代をもたらした巨匠、パオロ・スカヴィーノが手掛けるこちらのランゲ・ネッビオーロは、バローロの生産地区内にあるラ・モッラ村のブドウを贅沢に使用したハイコスパワイン。ソフトなタンニンと瑞々しく華やかな味わいが特徴で、ネッビオーロの魅力を気軽に愉しむことができるスタイルです。
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生産者からのコメント! |
![]() ▲オーナーファミリー、エンリカ・スカヴィーノ女史 |
このワインに使われているブリッコ・マネスコットとアヌンツィアータという畑は本来バローロを名乗れる畑ですが、より親しみ易いワインが造られるため、ランゲ・ネッビオーロに向いているんです。レストランのバイザグラスで使われるなど、地元の人々にも好まれている1本で、バローロを飲んだことのない人にもおススメです!
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世界中で親しまれている1本。
熟した果実味が魅力の丸みを帯びた味わい。
バルベラ・ダルバ バッタリオーネ
/ レナート・ラッティ
3,000円(税抜)
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レナート・ラッティは、バローロの基礎を築いた名門ワイナリー。こちらは、フレッシュな果実味とソフトなタンニンに豊かな酸が特徴的なピエモンテの土着品種、バルベラから造られる1本。口当たりは滑らかで、丸みと爽やかさを兼備したリッチな味わいが特徴です。
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生産者からのコメント! |
![]() ▲現当主 ピエトロ・ラッティ氏 |
このワインのラベルには、19世紀ナポレオン帝政期に活躍したランゲ地方の各村々を守る兵士達が描かれており、世界中で「ソルジャーラベル」の愛称で親しまれています。バルベラはバリック熟成を行ってますが、これは樽の香りをつけるためではなく、品種由来の強い酸を和らげるためで、丸みのある味わいが愉しめます。
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独自の栽培理念から生み出される、 豊かな果実味が魅力の密度の高い味わい。
ドルチェット・ダルバ プリアヴィーノ
/ ロベルト・ヴォエルツィオ
3,000円(税抜)
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ロベルト・ヴォエルツィオは、極度の低収量を目指した革新的な栽培理念を取り入れ、ラ・モッラ村の偉大なクリュからバローロの極みと言えるワインを生み出している造り手。こちらはヴォエルツィオの魅力を堪能できる入門編的キュヴェで、しっかりとした酸味と、程よいタンニン、豊かな果実味が絶妙のバランスを保っているきめの細かな味わいです。
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生産者からのコメント! |
![]() ▲現当主 ロベルト・ヴォエルツィオ氏 |
私たちのワイン造りの特徴は、密植と低収量。こちらのドルチェットに関しても、7月半ばに半分ほどのブドウを落とし、8月半ばには残った房の下半分をカットして凝縮度を高めています。ドルチェットは地元でも「エブリデイワイン」として親しまれているフードフレンドリーな品種なので、和食などの幅広い料理と一緒に愉しめるのが魅力です!
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おススメの白ワイン4銘柄▼
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バローロエリア初の木樽使用のソーヴィニヨン・ブラン。 アロマティックなハーブ香と甘やかでリッチな果実味が魅力。
NEW VINTAGE! ランゲ ソーヴィニヨン・ディヴェス
/ ブルロット
3,200円(税抜)
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バローロの最古株の名門が造るこちらの白ワインは、年間生産量は4,000本のみという稀少な1本。甘いトロピカルフルーツと香り高いハーブのニュアンスが魅力で、芳醇な果実の旨味を味わえる逸品です。
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生産者からのコメント! |
![]() ▲現当主 ファビオ・アレッサンドリア氏 |
こちらはバローロエリア初の木樽使用のソーヴィニヨン・ブランで、大樽とトノー、アカシア樽を使用しています。今回リリースした2018年は優良ヴィンテージで、ピュア、ハーモニー、明るい個性がキーワード。綺麗に溶け込んでいる果実味をお愉しみください!
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熟した果実のアロマが漂う芳醇な味わいの、 傑出した完成度を誇るアルネイス。
ロエロ・アルネイス
/ ブルーノ・ジャコーザ
4,000円(税抜)~
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アルネイス種の特徴は、アーモンド香を備えた奥行きのある風味と、分かりやすい果実味がある繊細で優しい味わい。伝統派バローロの王者、ブルーノ・ジャコーザですが、実は高品質のロエロ・アルネイスを生み出す先駆者でもあります。数あるアルネイスのワインの中でも特筆した出来栄えで、リピーターも多い1本です。
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生産者からのコメント! |
![]() ▲現当主 ブルーナ・ジャコーザ女史 |
「アルネイス」とは村の方言で「頑固者」という意味。成熟度が一定のポイントに達すると急激に酸が落ちるため、フェノール類の熟度や糖度と、酸の最適なバランスを見極めるのが難しい品種なんです。深みがある味わいで口内をクリーンにしてくれるので、お刺身との相性が抜群です!
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繊細なアロマと爽やかなミネラルが魅力の、 復活を遂げた伝統品種。
ランゲ・アナス・チェッタ
/ エルヴィオ・コーニョ
3,500円(税抜)
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ロバート・パーカー氏が「まだあまり知られてはいないが、ピエモンテで最も素晴らしいワイナリーの一つである」と高く評価する名手、エルヴィオ・コーニョ。こちらは現在でもランゲ地区のみで栽培されている珍しい土着品種、ナシェッタ種を使ったコーニョ唯一の白ワイン。現当主のヴァルテール氏は絶滅しかけていたこの品種を復活させ、「ナシェッタ種の父」とも称されています。
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生産者からのコメント! |
![]() ▲現当主 ヴァルテール・フィッソーレ氏 |
ナシェッタ種は、元々サルディーニャ島の原産、ヴェルメンティーノ種の亜種。若い頃は爽やかなアロマとフレッシュでフルーティーな味わいが特徴ですが、10年ほど熟成すると、ミネラル感を纏いオイリーな質感が出てきてリースリングやシュナン・ブラン、イタリアのヴェルディッキオのようなスタイルになります。寿司や天ぷら、焼き鳥といった和食と合わせて愉しんでください!
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繊細な泡、優美なアロマ、上品な甘さ。 「モスカートの巨匠」が生み出すモスカート・ダスティの頂点。
モスカート・ダスティ
/ サラッコ
2,200円(税抜)
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日本でも根強い人気を誇るイタリアの甘口微発泡ワイン、モスカート・ダスティ。現当主のパオロ・サラッコ氏は「モスカートの巨匠」「モスカートの頂点」「モスカートの代弁者」など、著名な評論家や専門誌から惜しみない賛辞を受ける造り手です。モスカートでは珍しく自社畑での栽培にこだわっており、区画ごとの土壌や気候の違いを熟知している彼はまさに職人。他のモスカートとは一線を画す繊細な味わいです。
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生産者からのコメント! |
![]() ▲現当主 パオロ・サラッコ氏 |
様々な区画のブドウをブレンドすることで酸、糖度、アルコールの優れたバランスを表現するというのが私たちが目指すモスカートのスタイル。甘いだけではなくミネラル感があるフレッシュな味わいは、天ぷらやスパイシーな料理との相性が抜群です!モスカートに「安い甘口ワイン」というイメージを持っている方も是非試して頂きたい1本です!
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おススメのロゼワイン1銘柄▼
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バローロのカリスマが手掛けるネッビオーロ100%のロゼワイン。
上品なアロマと果実の旨味を感じる、華やかなスタイル。
イル・ロザート
/ ネルヴィ・コンテルノ
2,800円(税抜)
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神のような別格の存在として讃えられるバローロの伝説、ジャコモ・コンテルノ。ネルヴィはもともとピエモンテ北部のガッティナーラで古い歴史をもつ老舗ワイナリーのひとつで高い評価を得ていましたが、2018年よりジャコモ・コンテルノの当主、ロベルト・コンテルノ氏が指揮を取るようになり、ネルヴィ・コンテルノと名乗るようになりました。ジャコモ・コンテルノと同じ情熱が注がれるガッティナーラは、現地では最も注目度が高いワインのひとつとなっています。こちらは、ネッビオーロ100%で造られる珍しいロゼワイン。コンテルノのエッセンスが2,000円台で愉しめる、まさにコスパ抜群な1本です。
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生産者からのコメント! |
![]() ▲(左から)現当主 ロベルト・コンテルノ氏、セラーマスター エンリコ氏、マーケティング担当クラウディア女史 |
ガッティナーラはピエモンテ州北部に位置する産地で、バローロやバルバレスコと同じネッビオーロでも、エレガントでブルゴーニュよりのワインが造られます。ネッビオーロのロゼワインはこのアルトピエモンテで人気で、50年前にロゼのブームもあったんです。アロマティックな味わいで、中華料理にも良く合います。
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