プリムールとは、樽で熟成中のワインを一部先行販売するボルドー独自のシステム。
エノテカ株式会社は日本で初めて一般消費者向けのプリムール販売を行ったパイオニアで、世界でも屈指の品揃えと販売実績を誇ってきました。お買い上げいただいたワインは、シャトーであなたの思い出とともにゆっくりと熟成し、約2年後にお届け。
素晴らしいコンディションのワインと共に、ヴィンテージを味わうという未来の上質な体験をお約束します。

2023年は近年のジューシーで豊満なスタイルの仕上がりとは一線を画す、熟成のポテンシャルを備えつつも洗練されたタンニンと骨格のあるクラシックなヴィンテージになりました。カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が全体的に高く、グレートヴィンテージと評される2022 年と比較すると、シャトーが天候に対してそれぞれの哲学と判断で対処したことから、シャトーごとの異なる表現がワインにも表れています。地球温暖化の影響が少なかった1990年代のボルドーワインを彷彿とさせるストラクチャーと、洗練されたテクスチャーをぜひご体感ください。

トップシャトーのコメント

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シャトー・ムートン・ロスチャイルド
シャトー・クレール・ミロン
シャトー・ダルマイヤック
シャトーワイン ヘッドワインメーカージャン・エマニュエル・ダンジョワ氏

春は穏やかで近年の中でも平均的な雨量となり、ブドウは5月末にとても良い状態で開花しました。6月の気温はこの60年間で最高記録となり、これが2023年のスタイルを決めたといえます。収穫期の気候は不安定な日が続きましたが、雨のおかげで果実の糖度が上がりすぎることなく、質の高いブドウが実りました。出来上がったワインは落ち着いたスタイルで、フレッシュさと果実の豊かさが素晴らしいハーモニーを奏でています。

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ジャン・ピエール・ムエックス
オーナークリスチャン・ムエックス氏(写真左)
オーナー・ファミリーエドアルド・ムエックス氏(写真右)

冬は比較的暖かく乾燥し、3月末にはブドウ樹が一斉に芽吹く良い年の幕開けとなりました。春にはべと病のリスクがありましたが、経験豊富なチームのスピーディーな対処により回避。初夏は冷涼でしたが、8月中旬に起こった熱波とその後の気温の急降下など、変化に富んだ夏でした。2023年は、近年の太陽を感じるスタイルとは異なる性格で、優れたテロワールの力量を感じていただける、さらなる進化が楽しみなヴィンテージです。

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シャトー・ラフィット・ロスチャイルド
シャトー・デュアール・ミロン
オーナーサスキア・ド・ロスチャイルド氏

夏の熱波を心配していましたが、ブドウ樹はなすべきことをなし、果実は程よいテンションを保ちつつ、素晴らしい熟度に達しました。気候のアップダウンに対し、ブドウは物静かに力を蓄えていたため、醸造では抽出が肝となり、今年は最高の区画のブドウだけを例年より早い段階でブレンドすることに決めました。ブレンドの力で人々が手を合わせていくように、各区画がひとつになっていく、静かな均衡力が感じられるワインに仕上がっています。

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シャトー・マルゴー
オーナーアレクシ・レヴェン=メンツェロプーロス氏

6月の長雨と高い湿度の影響が心配されましたが、チームの細やかな畑作業によりブドウは健全に成熟しました。シャトーの特徴である「アロマの純粋さ」を実現するために、例年より時間をかけて収穫を行いました。2023年は、偉大なテロワールが天候にいかに順応し、その卓越した品質をワインに表現できるかが証明されたヴィンテージです。香り高く繊細で緻密、そして滑らかなタンニンを備えたシャトー・マルゴーならではの味わいが際立っています。

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シャトー・カロン・セギュール
支配人・ワインメーカーヴァンサン・ミエ氏

2023年ほどテロワールの魂が表現されたヴィンテージはありません。冬から春にかけてはやや涼しく、湿度のある気候となりましたが、ブドウ樹は暖かく雨のない好条件で開花しました。夏は適度な雨量に恵まれたものの、9月初旬に30℃を超える高温が記録され、ブドウの酸度を保つために非常に早く収穫を行いました。出来上がったワインは、豊かな色とタンニン、そしてフレッシュさを併せ持つ素晴らしい果実味は、皆様に感動をもたらすことでしょう。

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シャトー・レ・カルム・オー・ブリオン
支配人・ワインメーカーギョーム・プーティエ氏

2023年は深みがあり、謙虚で、緻密なヴィンテージです。春は穏やかながら雨と湿度のために難しい天候となりました。ブドウ畑では天候に細やかでスピーディーに対応し、区画ごとの個性を尊重すべく栽培を管理しました。セラーでは毎年の経験による”テーラーメイド”の設備や技術を用いて、独自の抽出法を実施しています。果実味、ミネラル感、口の中でほどけるような心地よいタンニンといった、ワインが語りかけてくるような味わいをぜひお楽しみください。

ボルドープリムールとは

ブドウの収穫後、長期間の熟成を経て出荷されるボルドーワイン。ボルドープリムールとは、熟成の途中でワインを購入するボルドー独自のシステムです。多くの銘柄がプリムールで先行して売り出されるため、リリース時には品薄になる可能性もある人気の銘柄を確実に素晴らしいコンディションで手に入れる方法としても最適です。


ボルドーワインができるまで

例えば2023年産のボルドーワインの場合、2023年の秋に収穫されたブドウは、各シャトーで圧搾・発酵・熟成を経た後、木樽に入れてさらに熟成が行われます。この樽熟成の途中で売り出されるのがボルドープリムール。その後さらに約1年ほどの熟成を経て瓶詰めされたワインがようやく市場に出るのは収穫の約3年後の2026年春~夏頃となります。


エノテカのプリムール

日本で初めてプリムールの一般販売を始めたエノテカには、長年の信頼関係によって築き上げたシャトーとの太いパイプがあり、何といっても毎年数多くの銘柄を安定して豊富に取り揃えていることが強みです。また、ご購入ワインをそのままお預かりするレンタルセラーサービスもご用意しており、極上の品質でワインを長期保存することが可能。インポーターや保管状況など、ワインの来歴が重視されるヴィンテージワインのコレクターにもご支持いただいています。

2024年、ワインショップ・エノテカ広尾本店にて開催した「ボルドーワイン・エクスペリエンス2021」の様子。
25のシャトーから圧巻の最新のボトルが揃い大盛況でした。

9月〜11月

収穫

11月〜12月

発酵と熟成

プリムール販売

12月〜翌々年春

木樽熟成

翌々年春〜

ビン詰めと出荷


お届けまでの流れ

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2024年9月 〜 ご注文&お支払い

専用WEBサイトで、購入するワインを選んでお支払い。人気の銘柄は売り出し直後に完売することもあるためお早めに!

2026年春以降 ワインのお引き渡し

シャトーで熟成を経たワインは瓶詰め後に出荷、そしてエノテカの定温セラーへ。
ダイレクトにお客様にお届けするため、素晴らしコンディションのボトルが手に入ります。

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おすすめ
レンタルセラーで保管
最高のコンディションをキープします。
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ご自宅へお届け
エノテカに届き次第、すぐにお客様のご自宅へ郵送いたします。
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妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。

エノテカ株式会社はアサヒグループです。