エルヴィオ・コーニョ
ELVIO COGNO

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イタリア

イタリア ピエモンテ

エルヴィオ・コーニョ /  ELVIO COGNO ワインボトル

ラヴェーラを世界に知らしめた、バローロのシンデレラワイン


エルヴィオ・コーニョは、イタリア・ピエモンテ州ノヴェッロ村ラヴェーラに位置するワイナリーです。1990年創業という比較的新しいワイナリーながらも、イタリア随一の偉大なワイン、バローロを手掛ける実力派として、ワイン評価誌にて数々の高評価を獲得。また、本拠地ラヴェーラのポテンシャルをいち早く見出し、その実力を世界に知らしめた立役者として近年愛好家からも注目を集めています。

最新ヴィンテージ8銘柄が初入荷!


この度、エルヴィオ・コーニョの最新ヴィンテージが入荷いたしました!ラインナップは、デキャンタにて「洗練された深みが表現されている」と絶賛されたバローロ・ラヴェーラの最新2021年をはじめ、親しみやすい味わいが人気のランゲ・ネッビオーロ モンテグリッリ、伝統品種で仕立てる白ワインのランゲ・アナスチェッタの最新2024年を含む計8銘柄をご用意。最新ヴィンテージが一堂に会したこの機会に、ぜひお買い求めください。

目次

ラヴェーラの名を世界に知らしめたワイナリー

エルヴィオ・コーニョは、イタリアのピエモンテ州ノヴェッロ近郊、ラヴェーラに本拠地を構える家族経営のワイナリー。エルヴィオ・コーニョ家は代々ワイン用のブドウ栽培を家業にしており、3代目エルヴィオ・コーニョ氏によって1990年にワイナリーが創業されました。


そこで、かつて「ジャコモ・コンテルノ」「ブルーノ・ジャコーザ」等と並ぶバローロの名門ワイナリーであるマルカリーニで、ブルナーテやラ・セッラといった銘醸地のワインの醸造に携わった経験の持ち主であるエルヴィオ氏は、その時に培った知見や目利きの力により、故郷であるラヴェーラのポテンシャルの高さをいち早く発見。ラヴェーラの地でワイン造りを始めることを決断し、その可能性を信じて情熱を持ってワイン造りを続けたのです。


そんなエルヴィオ氏の意志を継ぎ現在ワイン造りを手掛けているのが、エルヴィオ・コーニョ氏の娘、ナディア・コーニョ氏とその夫のヴァルテール・フィッソーレ氏。また最近では夫妻の娘、エレナ氏もワイン造りに参画し、先代から続く堅固な職人気質とテロワールへの深い愛情、ランゲという土地の個性と、代々続くワイン造りの技術に誇りを持ちながら、高品質で伝統に忠実なワインを造り上げています。

ヴァルテール氏と妻のナディア氏(左)、娘のエレナ氏(右)
ヴァルテール氏と妻のナディア氏(左)、娘のエレナ氏(右)

そうした彼らのワイン造りへの真摯な姿勢と、手掛けるワインの高い品質が評価され、アメリカの権威あるワイン評価誌、ワイン&スピリッツが主催する「2020年のトップ100ワイナリー」では、9度目の選出を果たすという快挙を達成。また、イタリアのワイン評価誌、ガンベロ・ロッソの「ヴィニ・ディタリア」でも最高評価トレ・ビッキエリをいくつも獲得し、世界中の専門家から注目されるようになりました。

独特なミクロクリマの影響を受ける、ラヴェーラへのこだわり

ラヴェーラの地図
photo credits: Enogea

エルヴィオ・コーニョでは創業当初からラヴェーラの土地に深く根ざし、独自性のあるワインを生み出しています。今日、ラヴェーラは、ノヴェッロ村において高く評価を受けるクリュとして知られていますが、彼らがファーストヴィンテージをリリースした1991年当時は最も無名の畑でした。


現在では、更にこのクリュにフォーカスするべく区画を分けてワインを醸造。バローロ ラヴェーラ、バローロ ヴィーニャ・エレナ・リゼルヴァ・ラヴェーラ、バローロ ブリッコ・ペルニーチェ、バローロ カッシーナ・ヌォーヴァと、同じラヴェーラの畑が持つ4つのユニークな個性を表現しています。


独特なミクロクリマの影響を受けるラヴェーラのワインは、他のバローロとは一線を画し、フレッシュで、ブルゴーニュワインにも通じるエレガンスと複雑さを備えた優美なスタイルに仕上がります。

伝統品種の魅力を最大限に引き出すブドウ栽培

エルヴィオ・コーニョのブドウへのこだわりは、国際的なブドウ品種を一切使わず、ネッビオーロやバルベラ、ドルチェット、ナシェッタなど、ランゲに古くからあるブドウ品種のみでワイン造りを行うこと。「土着品種を使用して世界のワインと競い合うことが我々の使命」とヴァルテール氏は語ります。


土着品種の中でもネッビオーロにかける情熱は特に強く、独自の香りや味わいの特徴を持っている、ランピア、ミケ、ロゼと呼ばれる3種類のクローンをキュヴェによって使い分けており、それぞれの個性が際立つように栽培、醸造を行っています。


また、黒ブドウだけでなく、白ブドウ品種のナシェッタについてもこだわりを持っています。ナシェッタは19世紀まではランゲの各地で栽培されておりポピュラーであったものの、時代の変遷と共に忘れられた品種の一つ。ヴァルテール氏は1986年ヴィンテージのナシェッタ種を使用したワインを試飲し、その美味しさに感銘を受けて本格的なワイン造りをスタートします。当時ランゲの土着品種として認められていなかったナシェッタ種をDOCへ昇格することへ貢献。長年の努力により2010年にはDOCナシェッタとして認められるようになりました。

これらのブドウは全て、「偉大なワインを生み出すためには、まず畑。入念な手入れが不可欠であり、私たちの努力は畑に注がれるべきだ。」という思いのもと、エルヴィオ・コーニョではブドウ栽培を最重要視しています。成長の促進や抑制は行わず、農薬や化学肥料もほとんど使用せずに、伝統的かつ自然に任せた方法で栽培。「技術や醸造学はもちろん一助になるが、品質の伴わないブドウに魔法をかけることはできない。」とヴァルテール氏は語っています。

伝統と最新技術の融合で生まれる、ピュアでエレガントなバローロ

エルヴィオ・コーニョが情熱を注ぐネッビオーロは、酸化しやすく難しい性質です。そのため彼らは発酵の温度管理を徹底。温度調整とルモンタージュを自動制御する最新式のステンレスタンクによって、クリーンかつ繊細な果実味を抽出します。熟成は基本的に大樽を使うことで、タンニンの堅さをそぎ落とし、ブドウ本来の果実味を研ぎ澄ますことを重視。使用される木の種類により成分が抽出されるスピードが変わるため、樽の産地の選択は特に慎重に行います。


大樽に関してはすべてクロアチア産のオーク樽を使用。伝統的なバローロらしい独特の風格を纏った、風味豊かなワインに仕上げています。


ラヴェーラという土地の個性により、さらに輝きを放つネッビオーロの魅力を最大限に活かした醸造方法で仕立てる彼らのワイン。その味わいは、上質なピノ・ノワールで仕立てるブルゴーニュワインのような品格を備え、フレッシュさとエレガンス、そして複雑味溢れる唯一無二の仕上がりとなるのです。


そして近年、2019年には有名誌フォーブスにおいて「イタリアのシンデレラ」として取り上げられたエルヴィオ・コーニョ。「素直に嬉しいよ。でも自分たちが、と言うよりも、ラヴェーラがまさにワンダフル・シンデレラ!ポテンシャルに満ち溢れている。素質はもちろん大事だけれど、一生懸命働き、努力する姿があってこそのシンデレラ。魔法だけではプリンセスにはなれないはず。」と、ヴァルテール氏はラヴェーラへの愛を語っています。


そんな彼らが手掛けるラヴェーラのバローロは、ワイン愛好家なら必ずや飲んでおきたいワインと言って間違いないでしょう。

今回入荷のアイテムを含む、おすすめ4銘柄

ワイナリーが誇る畑のブドウを使用したフラッグシップ・キュヴェ。長期熟成のポテンシャルを備えた、深みに満ちた味わい。


2021

16,500

(税抜価格15,000円)

  • WA 96
  • WS 97
  • JS 95
  • D 96
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バローロエリアに隣接した区画のブドウを使用した贅沢な1本。フレッシュで凝縮感のある豊かな果実味が魅力。


NEW

ランゲ・ネッビオーロ モンテグリッリ

エルヴィオ・コーニョ

2024

4,400

(税抜価格4,000円)

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彼らが復活させた伝統品種ナシェッタのみを使用。繊細なアロマと爽やかなミネラル感が魅力の白ワイン。


2024

4,840

(税抜価格4,400円)

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マスカットで仕立てるピエモンテの代表的な甘口白ワイン。フレッシュな口当たりに、甘く熟した果実の味わいが魅力。


2023

3,190

(税抜価格2,900円)

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