「王のワインにして、ワインの王」と称されるバローロに対し、その優美な味わいから「ワインの女王」とも称されるバルバレスコ。バローロよりもさらにエレガンスを押し出したスタイルを確立し、世界中のワイン愛好家を魅了し続けています。
このページではまず飲んでほしいバルバレスコから単一畑から造られる逸品まで、おすすめ6銘柄をご紹介。その他にもバローロとバルバレスコの違いや、生産される村ごとの特徴も解説しています。是非この機会に、エレガンス溢れるバルバレスコをお楽しみください。
バルバレスコとバローロの違い
バルバレスコはバローロ同様、ネッビオーロ100%から造られますが、バローロよりもフルーティーさを押し出したスタイルが特徴です。その違いを生む要因はいくつか考えられていますが、その中でも代表的な3つの要因をご紹介します。
①標高・気候
バルバレスコ地区はバローロ地区から北東に約15~20km離れた、タナロ川沿いに広がります。標高がバローロ地区よりも低く比較的温暖で、また川沿いであることから昼夜間の気温差が小さいのが特徴です。そのためブドウの成熟がバローロ地区のブドウよりも早く、フルーティーな味わいの強いブドウが収穫できます。
②土壌
バルバレスコ地区の土壌はバローロ地区に比べて砂質が多く含まれています。粘土質が少ないほど土中の温度は下がりにくいため、よりフルーティーな味わいのブドウが収穫されます。
③熟成期間
バルバレスコはバローロよりも1年短い期間で熟成され、リリースされます。そのため、熟成由来のアロマよりもブドウ本来のアロマがより強く感じられます。
これらの違いから、バルバレスコはバローロよりさらにアロマティックでフルーティーなスタイルに仕上がることが特徴です。その柔らかく親しみやすい味わいから、よりブルゴーニュワインに似ているとも言えます。
バルバレスコが造られる3つの村
バルバレスコ村
タナロ川に面するという立地から、純粋な果実味を持つ調和のとれたバルバレスコが生まれると言われています。村の西側に広がる傾斜は日当たりがよく、ラバヤ、アジリなど最高峰の畑が並びます。
ネイヴェ村
バルバレスコ地区の中では比較的砂が少なく粘土質が多く、スパイスのトーンを持つバルバレスコが生まれると言われています。セッラボエッラ、ブリッコなどの優良畑を有します。
トレイーゾ村
特に標高が高い畑が多く、昼夜の寒暖差によりエレガントな味わいのバルバレスコが造られています。ミネラル分溢れるバルバレスコで、近年評価が高まっている村です。
おすすめのバルバレスコ6選
まずは飲みたい5銘柄
世界最高レベルの生産者組合による、お手本のようなバルバレスコ。
2021年
7,150 円
(税抜価格6,500円)
- WA 95+
- WS 94
- JS 94
- V 93
2020年
6,930 円
(税抜価格6,300円)
- WA 95
- JS 92
- D 92
世界最高レベルの生産者組合による、お手本のようなバルバレスコ。
2021年
7,150 円
(税抜価格6,500円)
- WA 95+
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- JS 94
- V 93
2020年
6,930 円
(税抜価格6,300円)
- WA 95
- JS 92
- D 92
単一畑から造られる2銘柄
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