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【2025年】おすすめポルトガルワイン6選【ソムリエ厳選】

著名な評論家から「いまノリに乗っている」と称賛されるポルトガルワイン。伝統的な銘酒をはじめ、土着品種や多彩なテロワールが掛け合わされたユニークなワインに注目が集まり、国際的な評価を上げています。


こちらのページではタイプ別に、代表的なおすすめワインをご紹介。ぜひこの機会に個性的な味わいをお試しください。

スタッフプロフィール

ソムリエ

通販事業部 自社サイト企画課 青山周平

新卒入社6年目。ワインとの出会いは大学時代4年間勤めた結婚式場のサービススタッフ。ブルゴーニュ、ドイツの白ワインに没頭中。

資格 : JSA呼称資格ソムリエ、WSET Certified Level3 Award in Wines

目次

ポルトガルワインを知る3つのキーワード

ブドウ畑

1. 250種を超える土着品種

ポルトガルワイン最大の魅力と言えるのが土着品種の多さ。約250種のブドウが古くから根付いており、1ha当たりの土着品種数では世界最多となっています。


様々な品種をブレンドする造りが伝統的でしたが、現在は単一品種から造られるワインがトレンドに。類を見ないほどの品種の幅広さにより、際立った個性のある多彩なワインが生み出されています。


2. 多種多様な気候&土壌

ポルトガルは南北に561km、東西に218kmと小さな国ながら、気候や土壌も地域によって大きく異なります。北西部は海洋性気候で比較的涼しいことに対し、南部は温暖な地中海性気候です。


また土壌は北部と内陸では花崗岩、片岩、粘板岩を主体とし、南部と海岸では主に石灰質、粘土や砂が主体。この多彩な気候や土壌がワインにより多様性をもたらします。


3. 年々高まる国際的な評価

これらブドウ品種や多彩なテロワールが掛け合わさることによって、ポルトガルワインは世界中で高い評価を獲得しています。世界的なワインジャーナリストであるジャンシス・ロビンソン氏は「ポルトガルの赤ワインは世界最高標準」とコメント。実際彼女が過去13年間に行った評価では、ポルトガルの赤ワインが最高の総合ポイントを獲得しています。


また、世界遺産に登録されたドウロやアレンテージョは訪れるべきワイン産地として常にトップにランクインしており、ワインツーリズムの観点からも世界の注目を集めています。

おすすめのスティルワイン

赤ワイン

デュアス・キンタス・ティント

ラモス・ピント

2021

3,520

(税抜価格3,200円)

  • WE 90
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ポートの土着品種が生みだす芳醇な味わい 


こちらは「ポルトガルの宝石」とも謳われるポートワインのトップ生産者が、土着のブドウを用いて手掛けた辛口赤ワイン。通常よりも長い醸しの期間によって生まれる、しっかりとした骨格と豊かなコクが特徴です。


ポートワインとは異なり、フレッシュで重すぎずとてもジューシーな印象。土着品種が生み出す芳醇な味わいが心地良く、余韻にほのかな甘みが感じられます。グリルした肉料理はもちろん、食後のチーズと合わせても素晴らしいペアリングです。




2021

4,180

(税抜価格3,800円)

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南部の注目産地で造られる、果実味たっぷりの赤ワイン 


こちらは首都リスボンから南東に位置し、スペインとの国境沿いにあるアレンテージョで造られる1本。自社畑のアラゴネス(テンプラニーリョ)、トリンカデイラといった土着品種に、シラーが巧みにブレンドされています。


フルボディで骨格のしっかりした凝縮感溢れる味わいで、2018年にはワイン・エンスージアストの年間TOP100にも選出。豚の角煮、仔羊のワイン煮込みなどの料理にばっちりと合う、リッチな果実味としなやかなタンニンが魅力の1本です。



白ワイン

2024

1,650

(税抜価格1,500円)

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ミネラル感と軽快な口当たりが魅力の"緑のワイン" 


こちらは「緑のワイン」を意味する一大ワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデの1本。微発泡ワインよりもさらに弱い泡を感じることがあり、比較的アルコール度数が低いのが特徴です。


ワインの名前にもなっているロウレイロというブドウ品種は、ポルトガル語で「月桂樹」という意味。造られるワインはその名の通り、月桂樹の花やオレンジの花の香りが感じられます。4世紀の歴史を誇るポルトガルの老舗ワイナリーが手掛けており、ワインはピュアでフレッシュ溌剌とした味わいです。



ロゼ

1,430

(税抜価格1,300円)

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ベリーを頬張っているようなフルーティーさが魅力 


ヴィーニョ・ヴェルデといえば白ワインが代表的ですが、その他のタイプのワインも生産されています。その中でも近年大きく成長を遂げたのがロゼワイン。大西洋沿岸に面した気候が香り高く繊細でフレッシュなスタイルです


こちらはポルトガルで最も売れているヴィーニョ・ヴェルデ(※)の造り手が手掛ける、フルーティーで爽やかなタイプ。ソウザオンといったポルトガルの伝統品種が使用されており、まるでベリーを頬張っているようなみずみずしい味わいです。


※Nielsen Portugal 2021年ヴィーニョ・ヴェルデブランド ポルトガル国内販売量・販売金額より



おすすめの酒精強化ワイン

ポートワイン

ポート・レイト・ボトルド・ヴィンテージ[ボックス付]

ラモス・ピント

2018

4,620

(税抜価格4,200円)

  • WE 92
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優良年×長期熟成ならではの多層的な味わい 


「液体の宝石」と称されるポートワインは、ブドウの発酵途中でアルコールを添加して造られる酒精強化ワイン。アルコール度数が19~22度ありながら自然な甘みがあるのが特徴です。またポートワインは1756年に原産地呼称管理法が成立した、世界初の産地とされています。


ひとくちにポートワインと言っても実は様々なタイプがあり、その中でもこちらは良年に生産される良質なポートワイン。甘やかなブーケとともに、タンニンに支えられた奥行きのある果実味が広がります。少し冷やして食後酒としても良し、またデザートやチーズと合わせてもお楽しみいただけます。



マデイラワイン

4,290

(税抜価格3,900円)

  • WS 90
  • WE 91
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数々の著名人が愛した三大酒精強化ワインの1つ 


リスボンから南西に1000kmの大西洋に浮かぶマデイラ島。「大西洋の真珠」とも称されるこの島で、世界三大酒精強化ワインの1つ「マデイラワイン」が造られます。その最大の特徴は加熱熟成させること。熟成する過程においてワインの大敵である熱を加えることで、意図的にワインを酸化させ、独特の風味を持つ美酒が出来上がります。


こちらは200年以上の歴史を持つマデイラの名門が手掛ける1本。伸びやかな酸味がリッチな味わいと見事な調和を奏でる華やかな味わいで、開栓後もそれ以上酸化が進まないため長く風味を楽しめるのも魅力です。


商品一覧

26 件

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