チーズ選びもこれで安心!チーズとワインのマリアージュ

赤ワインとチーズ

ワインのお供に欠かせないチーズ。ワイン同様に奥深いイメージのあるチーズは、どれを選べば良いか難しいですよね。

今回は、チーズ選びで役立つ、ワインとチーズの組み合わせの基本をご紹介します。

チーズの種類、特徴、選び方など、チーズを知ることでワインタイムがさらに楽しく深まりますよ。

ナチュラルチーズとワインの組み合わせ

チーズの種類には、ナチュラルチーズとプロセスチーズがあります。

日本で馴染みのあるチーズは、クセの無い穏やかなプロセスチーズですが、ワインとチーズを合わせる場合、香りや味わいを楽しめる風味豊かなナチュラルチーズがオススメです。チーズもワインと同じく熟成によって風味が変化するため、組み合わせ方も広がります。

大きく分けて7種類ほどあるチーズの種類。それぞれの代表的なチーズや選び方、ワインの組み合わせをご紹介します。

参考:何が違うの?ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い

フレッシュ

フレッシュチーズ

適度な酸味とヨーグルトのような爽やかな味わいで、食べやすいチーズです。熟成をさせないフレッシュチーズは、「新鮮さ」が要なので、なるべく早く頂きましょう。

クリームチーズやモッツァレッラ、マスカルポーネ、リコッタなどが代表です。

さっぱりとした味わいが特徴のフレッシュチーズには、スパークリングワインや軽めの白ワインがオススメです。脂肪分の高い濃厚タイプのチーズにスパークリングワインを合わせると、口の中でクリーミーさが広がります。

あっさりとした酸味のあるチーズには、爽やかな白ワインを。毎日でも飽きることの無い組み合わせです。

白カビ

白カビチーズ

チーズ特有のクセが比較的穏やかで、日本での人気が高い白カビチーズ。クリーミーで濃厚なものが多く、チーズ初心者にもオススメです。

食べやすい印象のある白カビチーズですが、ナチュラルな白カビチーズは熟成するにつれ、香りが強くなり、中身はトロッと軟化します。好みの香りや味わいのタイミングを見ながら、ワインと合わせましょう。

無殺菌製で伝統的なカマンベール・ド・ノルマンディーやブリー・ド・モーなどは、フランス銘醸地のブルゴーニュやボルドーの赤ワインと合わせて、華やかな香りを楽しみます。

シャンパーニュ地方のシャウルスは、濃厚でリッチな味わいなので、キレの良いシャンパーニュやシャブリとのお供に最適です。

脂肪分の高い濃厚タイプのチーズは、タンニンを和らげるため、重厚赤ワインとも好相性です。

青カビ

青カビチーズ

「ブルーチーズ」と言われる青カビチーズは、好塩性の菌であるため、強めの塩分と強い香りが特徴です。パセリ状に広がる青カビの量によっても、味わいの強さに差があります。

世界三大ブルーチーズと言われるのが、イギリスのスティルトン、フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラです。中でもロックフォールは羊乳で作られ、後味に甘味が広がり、口溶けの良く繊細な味わいです。

ブルーチーズと相性が良いワインは、甘口ワインです。刺激的な味わいのブルーチーズにソーテルヌやポート、レチョート、軽めのアスティなどを合わせると、全体のバランスが整います。甘口ワイン以外には、フルーティーな赤ワインも相性が良い組み合わせです。

シェーブル

シェーブルチーズ

山羊乳を使用して造られるチーズです。シェーブルチーズの特徴は、真っ白な色合い、やや野性的な香り、爽やかな酸味で味わいはあっさりしています。季節や熟成期間によって風味や食感が変わるため、好みのタイミングで楽しむことができます。

代表的なチーズは小型サイズのクロタン・ド・シャヴィニョール、全体を灰で覆ったサント・モールド・トゥーレーヌやヴァランセなどがあります。

シェーブルチーズの名産地と言えば、フランスのロワール地方です。シェーブルチーズと、ロワール地方の白ワインやフルーティーな赤ワインを合わせると、爽やかな余韻が広がります。

ウォッシュ

ウォッシュチーズ

表皮をアルコールや塩水などで洗いながら熟成させるウォッシュは、チーズの中でも風味の刺激が強いチーズです。表皮を削った中身は柔らかく比較的穏やかな味わいなので、チーズ初心者から上級者まで病み付きになる味わいです。

代表的なチーズはフランスのマンステール、エポワス、ラングル、モン・ドール、イタリアのタレッジョなどがあります。

個性の強いウォッシュチーズには赤ワインが合わせやすいですが、ウォッシュチーズの面白さは、同郷のワインとのマリアージュです。

例えばアルザス地方のマンステールには、アルザスの白ワインを。シャンパーニュ地方のラングルには、シャンパーニュを。ラングルのくぼみにシャンパーニュやマールを注いでも、華やぎます。季節限定である人気のモン・ドールには、ジュラ地方のワインやフルーティーな赤ワインがとても合います。

ウォッシュチーズについて詳しくはこちら

チーズ好きを魅了する!ウォッシュチーズの香りと味わい

セミハードタイプ/ハードタイプ

ハードチーズ

チーズ造りの加熱温度によりタイプが分れるチーズですが、他のチーズに比べ水分量が減ることで食感を楽しめ、保存性が高く、バラエティ豊富で人気があります。

ハードタイプには、チーズの中でも有名なコンテ、ミモレット、エメンタールがあります。セミハードタイプには人気のラクレット、花のように削るテット・ド・モアンヌなど、牛乳から羊乳・山羊乳まで幅広く揃っています。

噛むほどに香りが広がり味わい深くなるので、しっかりとしたコクのある白ワインやフルーティーな赤ワイン、熟成赤ワインを合わせます。ハードタイプ・セミハードタイプのチーズは、表皮(リンド)の有無や熟成期間によって風味が大きく異なるため、チーズの熟成に合わせてワインも熟成期間を考慮すると相性が良くなります。

まとめ

赤ワイン、白ワインとチーズ

ワインが好きになると、チーズも知りたくなりますよね。今回ご紹介した組み合わせ以外にも、季節や熟成によって風味が変わるチーズとワインを合わせると、組み合わせも無限に広がります。

ワインとチーズの組み合わせで一番大切なことは、好みによる嗜好です。基本を知ったうえで、ご自身が美味しいと思う組み合わせを探してみてはいかがでしょうか。意外な組み合わせも、ご自身が美味しいと思えばそれが正解です。

馴染みのあるチーズはもちろん、まだ試したことのないチーズも、ぜひこの機会に選んでみてください。

 

フェルミエ

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