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タルデュー・ローラン TARDIEU LAURENT

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タルデュー・ローラン / TARDIEU LAURENT ワインボトル

DRCやラヤスと並ぶ最高評価を獲得するローヌ随一のネゴシアン

南フランスのローヌ全域にまたがる13のアペラシオンを網羅した、圧巻のコレクションを手掛けるタルデュー・ローラン。厳選した契約農家の古樹ブドウを一切妥協のないこだわりの醸造で仕立てる彼らのワインは、他のローヌワインとは一線を画すエレガンスに満ちた仕上がりで、有名評価誌においても錚々たる評価を獲得、その地位を不動のものとしています。

目次

世界トップクラスの評論家に鍛え上げられた「ローヌ随一の目利き」

現オーナーのミッシェル・タルデュー氏

タルデュー・ローランは、ローヌ出身のミッシェル・タルデュー氏と、「ブルゴーニュの鬼才」と称されるドミニク・ローラン氏が1994に設立したネゴシアンです。父親が早くに亡くなったことで若いうちから働いていたミッシェル・タルデュー氏ですが、家族がポマールとシャトーヌフ・デュ・パプのワインを好んで飲んでいた環境で育ちました。


そのため、自身も自然とワインに興味を持つように。仕事の合間を縫ってブルゴーニュやローヌを中心に数多のワインを飲みテイスティング能力を鍛え、ワインを猛勉強しました。フランスの辛口評価誌「クラスマン」を主宰した世界トップクラスの評論家ミッシェル・ベタンヌ氏と幾度となくテイスティングを共にし、その経験は「テロワールの捉え方、物差しを作ってくれた」とのこと。磨きあげられたその味覚と見識は、「ローヌ随一の目利き」と称されています。


やがて地元レストランのワイン選定を任されるようになったミッシェル氏は、ワインの買い付けにブルゴーニュに出向いた際、1989年にブルゴーニュでネゴシアンを興したドミニク・ローラン氏と出会い意気投合。「ローヌという土地が持つ可能性を100%信じていた」とミッシェル氏が語るように、ローヌのテロワールに高いポテンシャルを感じていた2人は、同地で共同でタルデュー・ローランを創業しました。


彼らは1994年にファーストヴィンテージをリリースし、続く1995年ヴィンテージがローヌの歴史的な当たり年という好条件も加わり、一気に世界中の注目を浴びるように。その後2008年にドミニク・ローラン氏は事業から退き、ミッシェル氏が単独で経営を始めます。

オーナーの息子で醸造担当のバスチャン・タルデュー氏

2010年からは息子のバスチャン氏が醸造家、娘のカミーユ女史が広報として参画。その後、シャンパーニュのシャルル・エドシックを所有する他、トスカーナのビオンディ・サンティの株式の過半数を買収したEPIグループに買収されましたが、ワイン造りにおいてはこれまで通りタルデュー家が手掛けています。

タルデュー・ローランの実力を裏付ける錚々たる評価

そんなミッシェル・タルデュー氏の研ぎ澄まされた味覚を活かし仕立てられるワインは、フランスで最も権威があるアシェット・ワインガイドを始め、ワイン・アドヴォケイト、ワイン・スペクテーターといった名だたるワイン評価誌にて高評価を連発します。


ロバート・パーカー氏は「過去20年で最も影響を与えた人物」として、アンリ・ジャイエ氏やジャン・ピエール・ムエックス氏と共に、ミッシェル・タルデュー氏を選出しています。


さらには、フランスで高い支持を集めるテイスターのミッシェル・ベタンヌ氏とティエリー・ドゥソーヴ氏が発行するグイド・デ・ヴァンベタンヌ+ドゥソーヴでは、なんとあの「DRCやルロワ、ラヤスと並ぶ最高評価をネゴシアンとして唯一獲得」という快挙を達成。


評価者の両氏はタルデュー・ローランについて「現在、ローヌで最も優れたネゴシアン。ミッシェル氏と息子のバスチャン氏はブドウ畑を訪ね歩き、古樹から得られる高品質のブドウを見つけており、あらゆるアペラシオンのワインが、どれも非常に表現力に富んでいる。」と称賛。ワインのプロフェッショナルからも絶大な信頼を得ているのです。

ローヌで「ミクロ・ネゴシアン」を始めたパイオニア

タルデュー・ローランを語る上で欠かせないのは、彼らがローヌで「ミクロ・ネゴシアン」を始めたパイオニアであるということ。ミクロ・ネゴシアンという言葉に厳密な定義はありませんが、そのほとんどが契約農家からブドウの果実や果汁の状態で買い付けてワインを少量生産するネゴシアンを指します。ブルゴーニュのルシアン・ル・モワンヌやオリヴィエ・バーンスタインがその代表的な生産者です。


畑の高騰が深刻化しているブルゴーニュにおいて、実力のある生産者が畑の所有権にこだわらず、自身が造りたい幅広いラインナップのワインを、情熱をもって手掛けるミクロ・ネゴシアンのワインは、高品質で高い評価を獲得しており、近年愛好家から大きな注目を集めているのです。


「近年ローヌもミニ・ブルゴーニュ化してしまっている」とミッシェル氏が語るように、ブルゴーニュと同じく畑の高騰が叫ばれるローヌ。そうしたことからタルデュー・ローランは、ローヌの地において、厳選した契約農家のブドウをこだわりの醸造で少量ずつ仕立てるネゴシアン=ミクロ・ネゴシアンのスタイルでワイン造りを行うこととなったのです。


タルデュー・ローランが手掛ける圧巻のラインナップ

2つのこだわりが生む、"タルデュー・スタイル"

樹齢50年~100年の古樹ブドウを使用

「グルナッシュは土壌のカメレオンだと考えている。」と語るダニエル氏。他のブドウ品種は、その品種自身に個性や味わいがありますが、グルナッシュは、育つ土壌の特徴を味わいに色濃く反映する品種で、その点がピノ・ノワールとの共通点でもあります。


例えばシャトーヌフ・デュ・パプは、圧挺の小石や砂地、粘土、ゴツゴツした石灰岩、赤い砂岩という特徴的な土壌が点在。その組み合わせにより、リッチで濃厚なタイプから、繊細でエレガントなタイプまで実に様々なスタイルのワインが生まれます。

自然のままにこだわったワイン造り

タルデュー・ローランでは、赤ワインはアルコール発酵後すぐのワインを、白ワインは搾汁後すぐの果醪を買い付け熟成を行います。2012年以降は大半のキュヴェでフードルを使い「オークの影響を控えめにして、ピュアな果実の旨味が前面にでるようにしている。」とのこと。また、全房発酵の比率を上げたことで、フレッシュ感とフィネスが生まれ、よりエレガントな仕上がりに変化させています。


またセラーでは「エレヴァージュ=樽熟成」の間に亜硫酸を添加せず、ほとんど手を加えません。澱引きの際にも濾過を行わずに瓶詰めするなど、極力ワインにストレスを与えないことで、それぞれのテロワールのエッセンスを保ち、ワイン本来の味わいを最大限生かすことに努めているのです。


そうして仕立てられるタルデュー・ローランのワインは、性格が異なる数多くのアペラシオンが存在するローヌワインでありながら、いずれもブルゴーニュ愛好家のミッシェル氏ならではの、繊細な酸とエレガンスを感じるきれいなスタイルです。


良質なブドウと、熟成に関する並々ならぬこれだけのこだわりを持っているからこそ、単にブドウや果汁を買い集め、低コストでワインを造ろうとするネゴシアンとは一線を画す、タルデュー・ローランの明確なスタイルを持ったワインが生み出されているのです。

エノテカ・オンラインおススメの5銘柄

タルデュー・ローランの定番キュヴェ

柔らかな飲み心地と古樹ブドウのピュアな旨味広がる赤ワイン。


コート・デュ・ローヌ・レ・ベック・ファン・ルージュ

タルデュー・ローラン
4.3 (16)
ライトボディ
4
フルボディ

2019

2,750

(税抜価格2,500円)

北ローヌおススメ2銘柄

芳しさと、しっとりとしたタンニンを備えた優美な味わい。人気を博すモダン・コート・ロティ。


コ-ト・ロティ・ヴィエイユ・ヴィ-ニュ

タルデュー・ローラン
5.0 (2)
ライトボディ
5
フルボディ

2018

12,100

(税抜価格11,000円)

  • D 95
  • WA 92
  • WE 96
  • WS 94

ゴージャスな果実感とフレッシュな酸がまとまった、シラー種の真髄を示す奥深い1本。


エルミタージュ・ルージュ

タルデュー・ローラン
4.6 (5)

2018

13,200

(税抜価格12,000円)

  • D 91
  • WA 93
  • WE 96
  • WS 93

南ローヌおススメ2銘柄

赤系果実の豪華で甘やかなアロマ、旨味がじんわりと広がる味わい。


ヴァケラス・ヴィエイユ・ヴィーニュ

タルデュー・ローラン
4.5 (2)
ライトボディ
5
フルボディ

2018

5,170

(税抜価格4,700円)

  • WE 94
  • WS 90

樹齢100年のグルナッシュを丁寧に抽出し造られる、ブルゴーニュのように香り高く優雅な仕上がり。


シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・スペシャル

タルデュー・ローラン
4.0 (1)
ライトボディ
3
フルボディ

9,900

(税抜価格9,000円)

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