イタリアワインにとって顔と言っても過言ではない赤ワイン、キャンティ。果実味豊かでタンニンは控えめ、程良く酸が効いた飲みやすいスタイルは、世界中で広く愛されています。日本でも人気の高いキャンティですが、生産者や種類が多いことから、実は選ぶのが難しいと思われる方も多いのではないでしょうか。
こちらのページでは、手に取りやすいお手頃2,000円台から、世界的にも高い評価を受ける最高級キャンティまで、エノテカ・オンラインが厳選する銘柄をご紹介いたします。
目次
キャンティとは
イタリアワインの顔とも言えるキャンティは、トスカーナ州のシエナを中心とする幅広い地域で造られている赤ワイン。イタリア全土で栽培が盛んなブドウ品種サンジョヴェーゼを主体とした、美しい酸とイタリアらしい朗らかなキャラクターがもつ親しみやすさが魅力です。
その地域でのワイン造りの歴史は古く、700年代という中世の頃から多くの醸造家たちが手掛けてきた記録が残っています。転機となったのは19世紀。キャンティの礎を築いたベッティーノ・リカーゾリ男爵がサンジョヴェーゼに白ブドウを含む他の品種を加えた混醸率を考案。より飲みやすくなったキャンティは国外への輸出が急増、国際的に広まりを見せ、まさにキャンティと言う名が付いていれば売れるという時代となりました。
広く親しまれるワインとしての地位を確立した一方、安い価格で品質の低いキャンティが多く出回る時代が訪れます。そのことを危惧した一部の生産者がキャンティ・クラシコの組合を結成し、1996年にはキャンティD.O.C.Gから独立。品質にこだわって造られたキャンティ・クラシコが次々とワイン専門誌で高評価を獲得し、再びキャンティに注目が集まるようになりました。
フードフレンドリーなワインが求められる近年、キャンティはその味わいの多様性によって再び世界中で広く楽しまれるようになっています。
キャンティの種類
キャンティの格付けは、最も歴史が古い伝統産地キャンティ・クラシコと、そのエリアを囲むように広がる広域エリアで造られるキャンティ。さらに、近年キャンティ・クラシコのうち最高峰格付けとして、グラン・セレツィオーネの3つに分類され、それぞれ使用出来るブドウ品種や熟成期間など細かい規定が定められています。
D.O.C.G キャンティ
使用できるブドウ品種:サンジョヴェーゼ 最低70%以上。白ブドウは10%まで、その他黒ブドウは15%まで。
最低熟成期間:収穫年の翌年2月末まで
D.O.C.G キャンティ・クラシコ
使用できるブドウ品種:サンジョヴェーゼ 最低80%以上。その他黒ブドウ。
最低熟成期間:収穫年の翌年9月末まで/リゼルヴァ 24ヵ月(うち瓶内 3ヵ月)
D.O.C.G キャンティ・クラシコ グラン・セレツィオーネ
使用できるブドウ品種:サンジョヴェーゼ 最低80%以上。その他黒ブドウ。※すべて自社畑に限る
最低熟成期間:30ヵ月(うち瓶内 3ヵ月)
格付け別で選ぶおススメ銘柄
デイリーワインにもぴったりな入門編「キャンティ」
歴史ある地区のワンランク上を愉しむ「キャンティ・クラシコ」
格付け最上級「キャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネ」
商品一覧
13 件
2023年
3,080 円
(税込)
2023年
5,500 円
(税込)
2021年
7,150 円
(税込)
NEW2020年
7,150 円
(税込)
JS 94
サン・ロレンツォ・キャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネ
赤
エレガント&クラシック
パワーと気品を兼ね備えた、キャンティ・クラシコの頂点を極めた名門のフラッグシップ・キュヴェ。 詳細を見る
4.3
(55件)2020年
9,900 円
(税込)
JS 95
2009年
14,300 円
(税込)
WE 93
キャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネ・ヴィニェート・ラ・カズッチャ
赤
エレガント&クラシック
優良年にのみ造られる単一畑キュヴェのひとつ。メルロをブレンドした、フルーティーで官能的な逸品。 詳細を見る
2.5
(2件)2020年
41,800 円
(税込)
JS 97
キャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネ・ヴィニェート・ベラヴィスタ
赤
エレガント&クラシック
優良年にのみ造られる単一畑キュヴェのひとつ。並外れた長期熟成能力を備えた力強いスタイルの銘品。 詳細を見る
5.0
(1件)2019年
41,800 円
(税込)
WA 98