2世紀にわたり、恵まれた自然と職人の手仕事が融合して生み出される
ルイ・ロデレールのシャンパーニュ。
その高い品質と革新性によって
数えきれないほどの称賛を受けています。
今回は、様々な分野で活躍するルイ・ロデレール愛好家たちに、
そのシャンパーニュの魅力について語っていただきました。
彼らの視点を通じて、ルイ・ロデレールの世界を
さらに深くご堪能ください。
- 世界で最も称賛される
シャンパーニュ・ブランド -
6年連続第1位

ルイ・ロデレールは、イギリスの専門誌『ドリンクス・インターナショナル』が発表する「世界で最も称賛されるシャンパーニュ・ブランド2025」において、前人未到の6年連続第1位に輝きました。
この快挙は、ロデレールが自社畑を軸に、品質と革新を両立させる哲学的なワイン造りを貫き、細部にまでこだわり抜く姿勢が、世界中の専門家から高く評価された結果です。
その揺るぎない信念と実績が、ルイ・ロデレールをシャンパーニュの未来を切り拓く唯一無二のメゾンとして、世界の頂点に押し上げています。




ルイ・ロデレールは約250ヘクタールの自社畑を所有しており、これはシャンパーニュ・メゾンの中でも有数の規模です。自社畑を持つことで、ブドウの栽培から徹底した管理が可能となり、質の良いブドウを得るための必須条件といえます。
さらに、畑は420の区画に細かく分けられ、収穫はすべて手摘み。区画ごとに圧搾・醸造することで、ブドウ樹の1列1列に至るまでその特徴を反映させ、複雑で奥行きのある味わいを生み出しています。



約20年前、冷涼な気候と病害のリスクが高いシャンパーニュで、オーガニック栽培に挑戦することは極めて困難な決断でした。それでもルイ・ロデレールは、自然の力を活かす農法こそが未来の品質を保証すると信じ、挑戦を続けてきました。
現在では自社畑の半分がオーガニック栽培に移行し、さらにプレステージ・キュヴェ『クリスタル』は2012年以降、オーガニック栽培においても特に厳しい条件で栽培されたビオディナミのブドウを基本的に使用。これは、自然と調和しながら最高品質を追求する、ルイ・ロデレールの哲学を体現しています。

「コレクション」は、常に革新を続けるルイ・ロデレールが、10年に及ぶ試行錯誤の末に造り上げた、時代の最先端とも言えるシャンパーニュ。
冷涼でブドウの品質が安定しなかったシャンパーニュでは、複数のヴィンテージをブレンドして毎年一貫した味わいを保つことに焦点を置いてきました。しかし気候変動によりブドウが安定して熟すようになったことから、「ヴィンテージごとの変動要素というリスク」を「個性」に昇華。
上質なブドウをルイ・ロデレールならではの巧みなブレンドによって仕立て、“その年のベストな味わい”を目指して造られています。
コレクション246
“ブラン・ド・ブランを思わせる精緻なスタイル
コレクション246は、メゾン設立から246回目の収穫にあたる2021年のブドウをベースワインに使用。ミラベルやネクタリンなどの果実に、バニラや貝殻のニュアンスが重なる複雑な香り。フレッシュでクリーミーな泡、シャルドネ比率の高さがもたらすフィネスと塩味、チョーキーさが際立つ、ブラン・ド・ブランのような精緻で溌剌としたシャンパーニュです。
10,450円(税込)
コレクション 245
成熟感のある果実味が光る、フレッシュでキレのある味わい
メゾンの設立から245回目の収穫に当たる2020年のブドウをベースワインに使用した「245」。2020年は熟したバランスの良いワインを生み出すことができた年。ルイ・ロデレールならではの醸造テクニックで細やかな味わいの調整を施し、驚くほどの成熟感のある果実味が魅力的な、フレッシュでキレのある味わいに仕上がりました。
10,450円(税込)
気候変動への挑戦として、世界的デザイナー フィリップ・スタルク氏とのコラボレーションで誕生した「ブリュット・ナチュール」。温暖で乾いた年にのみ造られ、ドサージュゼロ、単一畑、混植・混醸という大胆な手法を用い、未来のシャンパーニュ像を追求しています。
2018年は太陽に恵まれた理想的な年。シリーズ初となるピノ・ブランを一部使用し、果実味に丸みが加わりました。ピュアな果実とミネラル感が調和し、力強さとエレガンスが共存する味わいで、生産者が「ほぼ完璧」と評する完成度を誇ります。ラベルも、ボトルに直接刻印されたミニマルなデザインに刷新しました。