ジャンテ・パンショ GEANTET PANSIOT
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フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン
古樹ならではの凝縮された果実味を表現する、ジュヴレ・シャンベルタンの造り手
フランスを代表する有名なワイン産地のひとつ、ブルゴーニュの中でも一際有名なアペラシオンであるジュヴレ・シャンベルタンに本拠地を置く造り手、ジャンテ・パンショ。所有する畑では古樹が本数多く栽培されており、彼らのワインは高い凝縮感のある果実味や複雑味が特徴です。その味わいはワイン評論家をも魅了しており、数々のワイン専門誌から高い評価を受けています。
バックヴィンテージから最新2022年ヴィンテージまで、全17銘柄入荷!
この度、ジャンテ・パンショの2014年と最新2022年ヴィンテージが入荷いたしました!ラインナップは、愛好家垂涎の特級畑から広域銘柄まで全17銘柄。なかでも、2014年のシャルム ・シャンベルタン グラン・クリュは限定4本、ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ル・ポワスノは限定3本と極少数のみの入荷となっております。最新2022年は、量と質ともに安定した素晴らしいヴィンテージ。ぜひ、この貴重な機会をお見逃しなく。 下記2銘柄は6月16日8時より販売いたします。 2014年 シャルム ・シャンベルタン グラン・クリュ 2014年 ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ル・ポワスノ
目次
最新2022年ヴィンテージについて
ブルゴーニュの2022年ヴィンテージは、華やかなアロマと凝縮感のある果実味を備え、良質な味わいの年となりました。春は霜に見舞われましたが被害は軽く、その後すぐに気温が上がったため、ブドウ樹は急速に成長。夏は猛暑となりましたが、乾燥した気候と適度な降雨があったことにより、果実は順調に成熟しました。この3年間、天候不順によって質が高くも収量が左右されていましたが、多くの生産者が健全なブドウを収穫。赤ワインは量、質ともに安定した素晴らしいヴィンテージです。
ジャンテ・パンショにおいては、シャルム ・シャンベルタン グラン・クリュがジェームス・サックリング96点を獲得。同誌にて「ワインを構成するあらゆる品質面において傑出している」と評された出来栄えです。
ワイン評価誌で絶賛される優良ドメーヌ
世界中のワインラヴァーを魅了する有名なワイン産地、ブルゴーニュ。ジャンテ・パンショは、その中でもひと際有名なアペラシオンであるジュヴレ・シャンベルタンに本拠地を構える造り手です。
ジャンテ・パンショは、1954年に当主ヴァンサン・ジャンテ氏の父、エドモン・ジャンテ氏によって創業。ヴァンサン氏は1982年にワイナリーを継いで以来、ヴィニュロン(ブドウ農家)としての頭角を現し、確実に腕を磨いていきました。
2006年より、ヴァンサン氏の息子であるファビアン氏がドメーヌに加わり、現在は栽培と醸造を担当しています。ファビアン氏は100%の除梗や低温マセラシオンなど、今までのドメーヌで重んじていた醸造方法を引き継ぎつつ、2014年にセメントの発酵槽から温度調整機能付きの木製発酵槽へ切り替えるなど、積極的に設備を改良。ヴィンテージ毎に細かい部分を調整しながら、更なる味わいを追求しています。
ジャンテ・パンショのワイン造りの特徴といえば、なんと言ってもその丁寧さ。実のところ、ヴァンサン氏もファビアン氏もワイン造りの傍ら消防士も務めていた経歴もある男気あふれる個性的な人物。ともすればこわもてで荒々しい印象を受けるのですが、ことブドウ栽培、ワイン造りに関してはひたすら丁寧に、愚直なまでに純粋な果実味を追い求めています。
古樹のブドウの凝縮された果実味が詰まったワイン
ジャンテ・パンショは、ジュヴレ・シャンベルタンだけではなくシャンボール・ミュジニーの一級畑など優良な畑を少しずつ買い足し、現在では約28haの畑でワイン造りを行っています。そんなジャンテ・パンショのワインの一番の魅力は、ブドウ樹の樹齢の高さに由来する、凝縮感のある果実味と複雑さのある味わいです。
ジャンテ・パンショが所有する畑の樹々は総じて樹齢が高いことが特徴で、アン・シャンなど1903年に植えられた樹齢100年をも超えるという貴重な区画も所有。また、ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュに関しても、およそ樹齢60年以上のブドウを使用しているため、凝縮感のある豊かな果実味をお楽しみいただけます。
この古樹ならではの個性を活かすため、栽培から醸造まで非常に丁寧な仕事が行われています。栽培ではリュット・レゾネを実践。ブドウは醸造所に運ぶまでに選果し、さらに醸造所でも厳選されます。
醸造では、果実のフルーティーでデリケートな味わいを抽出させるため、基本的に100%除梗。かつて全房も試されましたが、自分達のスタイルではないと感じ、一部キュヴェを除いて行っていません。除梗後は3~5日間かけて12~14℃で低温浸漬を実施。深い色を出すために、温度に注意を払いながらキュヴェゾン(醸造工程の一つで、発酵槽内でアルコール発酵および醸しを行う過程)をしっかり行うことで、果実味とソフトなタンニンの抽出を心がけています。
熟成には100%木樽を使用。新樽率はアペラシオンによって変えられています。熟成期間は最低14カ月で、長くても20カ月ほど。このような繊細な作業で古樹の魅力を最大限に活かしたワイン造りがジャンテ・パンショの特徴です。濃密でありながら決して重くなく、杯が進む優しい味わいこそが、ジャンテ・パンショのワインのスタイルとなっています。
凝縮感のある彼らのスタイルに欠かせないピノ・ファン
ピノ・ファンとは、ブルゴーニュ地方で栽培が盛んなブドウ品種のひとつであるピノ・ノワール種の一種を指します。ピノ・ノワールには数多くの亜種(クローン)が存在しますが、果実の大きさによってフランス語でグロ(Gros[大])、モワイヤン(Moyen[中])、ファン(Fin[小])の大きく3つに分類。ジャンテ・パンショでは、その中でも果実の小さいピノ・ファンを栽培しています。
ブドウの実が小さく収量が減ってしまうものの果皮の割合が多くなるため、より果実の風味が際立った凝縮感のあるワインを造ることができることが特徴です。1970、80年代、より多くの収量を求める流れから、果実の小さいピノ・ファンは多くの畑で引き抜かれ、収量が安定する他のクローンに植え替えを行った造り手も多い中、ジャンテ・パンショではその当時からピノ・ファンを大切に育ててきたことで、それが今や古樹として活躍しているのです。
今回入荷したおすすめ銘柄
ジャンテ・パンショの全ラインナップ
商品一覧
22 件
2022年
6,930 円
(税込)
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