750ml
2018年
著名な評論家をも魅了するジュヴレ・シャンベルタンの造り手。ピノ・ノワールの一種を使用した、凝縮感溢れる果実味が魅力の人気キュヴェ。
6,050円
(税抜価格5,500円)
55pt
進呈
4.3
(11)
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※画像はイメージのため、実際の商品と若干異なる場合がございます。
多くの評論家・評価誌から高評価を獲得し、見つけたらすぐに買うべき造り手と評される生産者。こちらは、ピノ・ノワールの一種、ピノ・ファンから造られる1本。凝縮感のあるパワフルなスタイルながらも、円みのある酸がバランス良く調和した芳醇な味わいが特徴。気品に溢れた抜群のコストパフォーマンスを誇る1本です。
染み入る味わい
希少品種ピノ・ファン
750ml
ライトボディ
ミディアムボディ
フルボディ
2018年
6,050円
(税抜価格5,500円)
2018年
6,050円
(税抜価格5,500円)
2018年のブルゴーニュは生産者の力量が問われた年。夏は例年より高温な日が続き、収穫期も温暖な気候だっため、収穫のタイミングを誤ると、よりアルコール度数の高いワインに仕上がってしまいます。醸造においても、ゆっくりと果汁を抽出し、適度に熟成させるなど、丁寧な造りが要求されます。そのような中で確かな醸造家たちの手にかかると、豊かな果実味としなやかなタンニンを備えた素晴らしいワインが仕上がり、高いクオリティを保つことが出来ました。
ジャンテ・パンショでは9月6日から収穫を開始。2018年は日照量が多くて気温の高い年だったため、9月21日に収穫を開始した2017年に比べ早めに収穫を開始。そのため酸と糖度のバランスに優れた果実を収穫することができました。ファビアン氏は2018年について「ワインは美しい酸味とタンニンを持っており、バランスがいい。」と自信を覗かせています。 多くの造り手が暑さに苦しめられた2018年に、強さを発揮したジャンテ・パンショ。彼らは古樹を多く栽培しており、地中の奥まで根を張っている古樹は、しっかりと水分を得ることができていたため、暑かった2018年とは思えないほどバランスに優れた上品な味わいに仕上がっているのが特徴です。
濃いルビーの外観。グラスに注ぐと熟したラズベリーやプラムなどの芳醇な香りに、スミレの花、ナツメグやクローヴなどのスパイスのニュアンスが広がります。ボリュームのある口当たりで、凝縮した果実の味わいが感じられるしっかりとしたボディ。気品のある酸と熟したタンニンがテクスチャーを支えており、しっかりとした余韻へと繋がっていきます。ブルゴーニュらしい気品を持ちながらも、十分な飲み応えを備えた仕上がりとなっています。
ブルゴーニュ ピノ・ファン
BOURGOGNE PINOT FIN
ジャンテ・パンショ
世界中のワインラヴァーを魅了する銘醸地、ブルゴーニュ。ジャンテ・パンショは、その中でもひと際有名なアペラシオンであるジュヴレ・シャンベルタンに本拠地を構える造り手です。 ジャンテ・パンショのワイナリーとしての起源は、1954年現当主ヴァンサン・ジャンテ氏の父、エドモン・ジャンテ氏によって創設されたことから始まります。その後、1978年にヴァンサン氏が本格的にブドウ栽培、ワイン造りに携わり、1989年からはジャンテ・パンショのワイン造りを一手に担うようになりました。
ヴァンサン氏はワイナリーを継いで以来、ヴィニュロン(ブドウ農家)としての頭角を現し確実に実力をあげてきており、ワイン評価誌各誌が絶賛、ロバート・パーカー氏も「彼が継いでからのジャンテ・パンショのワインは、見つけたら即手に入れるべき」と高く評価しています。
ジャンテ・パンショのワイン造りの特徴といえば、なんと言ってもその丁寧さ。実のところ、ヴァンサン氏はハーレー・ダヴィッドソンを乗り回し、ワイン造りの傍ら消防士も務めるという男気あふれる人物。ともすればこわもてで荒々しい印象を受けるのですが、ことブドウ栽培、ワイン造りに関してはひたすら丁寧に、愚直なまでに純粋な果実味を追い求めています。
2006年以降はヴァンサン氏の息子であるファビアン氏が、栽培と醸造を担当。ファビアン氏は2014年からセメント発酵槽を、温度調整機能付きの木製発酵槽に変更するなど、世代交代とともに変化。しかし、醸造において100%の除梗や低温マセラシオンは今までと変わらず実施するなど、ジャンテ・パンショのスタイルを守り続けています。
ピノ・ファンとは、ブルゴーニュ地方で栽培が盛んなブドウ品種のひとつピノ・ノワール種の一種のこと。ピノ・ノワールには数多くの亜種(クローン)が存在しますが、ピノ・ノワールは果実の大きさによってフランス語でグロ(Gros[大])、モワイヤン(Moyen[中])、ファン(Fin[小])の大きく3つに分けることができます。その中で果実の小さなものをピノ・ファンと呼びます。
ブドウの実は小さいため収量が減ってしまうものの果皮の割合が多くなるため、 このブドウでワインを仕立てると、より果実味の際立った凝縮感のあるワインを造ることができます。1970、80年代、より多くの収量を求める流れから、果実の小さいピノ・ファンは多くの畑で引き抜かれ、収量が安定する他のクローンに植え替えを行った造り手も多い中、ジャンテ・パンショではその当時からピノ・ファンを大切に育ててきたことで、それが今や古樹として活躍しているのです。
ファビアン氏はピノ・ファンについて「畑が酸度や保湿、乾燥の程度、石が多いかどうか様々な要素からピノ・ノワール種の中の品種を選んでいる。自分たちの畑の性質に合うか、目指すワインに適しているかを検討した結果、ピノ・ファンを選んで植えている。」と語っており、ジャンテ・パンショでは実はすべてのキュヴェに、このピノ・ファンが含まれています。しかも、自社畑の区画では全て、通常のピノ・ノワールよりもピノ・ファンの方が多いそう。
中でもこちらのブルゴーニュ ピノ・ファンは、100%ピノ・ファンから生み出される造り手のこだわりが詰まった1本。ジャンテ・パンショは100%除梗によりワインを仕立てているので、ピノ・ファンならではの凝縮した果実の旨みを存分に感じていただけるはず。
果実のフルーティでデリケートな味わいと色素を抽出させるため、あえて100%除梗を行うジャンテ・パンショ。かつて2ヴィンテージほど全房も試されましたが、自分達のスタイルではないと感じたそう。ファビアン氏が求める果実味、酸味とタンニンのバランスに優れたワインのために除梗を行い、低温浸漬、そして魅力的で深い色を出す為に、温度に注意を払いながらキュヴェゾンをしっかり行っています。
収穫したブドウは、すぐに100%除梗し破砕してから5~7日間ほど12~14℃の低温で浸漬。天然酵母を用いて発酵。その後、機械を使わず人の手によってじっくりとプレスされたワインは、樽の風味を控えるため30%という低い新樽比率のもと、樽熟成されます。このように果実本来の味わいやアロマを最大限に活かして生まれる、濃密でありながら果実の透明感も感じられる独特の風味こそがジャンテ・パンショのワインのスタイルなのです。
ブルゴーニュ ピノ・ファンの魅力は、何と言ってもA.Cブルゴーニュとは思えない程の濃く凝縮感のある味わい。ボリュームのある口当たりや親しみやすい円みのある酸が一層果実の旨味を引き立てる、ブルゴーニュでは珍しいしっかりとしたボディに仕上がっています。ブルゴーニュ愛好家の方はもちろんのこと、日頃はカリフォルニアのピノ・ノワールのような果実味豊かな味わいがお好みの方にこそおススメしたいワインです。
4.3
11 件のクチコミ
0人の役に立ちました
2021.11.15
0人の役に立ちました
2021.10.19
0人の役に立ちました
2021.05.04
0人の役に立ちました
2020.12.27
こちらジャンテ・パンショのピノ・ファン、目にした事のある方も多いと思います。 ピノ・ファンは諸説ありますがピノ・ノワールの亜種や原種とも言われ、ピノ・ノワールより果粒は小さく果皮は厚く、栽培が非常に難しいと言われる希少品種です。 香りはベリー系のニュアンスに心地良いスパイシーさも感じられます。口に含むとふくよかな旨みが一気に広がります。口当たりも良くまろやかで少し厚みも感じられます。 ピノ・ノワールに比べると酸は丸みを帯びて優しく、黒系果実の旨みがあります。ブルゴーニュ好きの方はもちろん、カリピノ好きの方やフルボディ好きの方にもぜひお試しいただきたい1本です。
レビュー全文を見る2021.09.10
ご購入手続き画面にてギフトボックスを追加して、セットするワインをご指定ください。
※375ml、1,500mlのボックスは1本用のみとなります
紙箱:1本/2本/3本用 各275円(税込)
木箱:1本用 1,320円(税込) / 2本用 1,650円(税込)
ボックスを追加いただくとオプション(無料)を選択できます。リボン、熨斗についてはどちらかを選択できます。熨斗の表書き、名入れも承ります。ボックスを包装し、その上に熨斗をお掛けします。
メッセージカードはご自由にメッセージをご記入いただけます。
リボン
熨斗
メッセージカード
ご購入の商品数に応じて、紙袋を1本用、2〜3本用、ミニサイズの3種類からお選びいただけます。
飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
「人とお酒のイイ関係」ほどよく、楽しく、良いお酒。
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