フランソワ・フュエ FRANCOIS FEUILLET
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フランス ブルゴーニュ
フランス ブルゴーニュ ジュヴレ・シャンベルタン コート・ド・ニュイ
フランス ブルゴーニュ モレ・サン・ドニ コート・ド・ニュイ
フランス ブルゴーニュ ヴォーヌ・ロマネ コート・ド・ニュイ
フランス ブルゴーニュ ニュイ・サン・ジョルジュ コート・ド・ニュイ
フランス ブルゴーニュ
ブルゴーニュ愛好家と注目醸造家が手掛けるドメーヌ
ブルゴーニュ最先端ともいえる透明感溢れるスタイルに根強いファンが多い、フランソワ・フュエ。手掛ける全てのアペラシオンにおいてヴィンテージに左右されない安定した高い品質を誇り、フランスのワイン雑誌『ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス』でDRC、ルロワ、ジョルジュ・ルーミエなどブルゴーニュのスーパースターたちとともに、最高評価である3つ星を獲得しています。
ファン待望!フランソワ・フュエの最新2021年が19銘柄一斉初入荷。
この度、エノテカでも根強い人気を誇るフランソワ・フュエの最新2021年が初入荷いたしました。2021年は果実の旨味が溢れ、今後の熟成に期待できる秀逸なヴィンテージです。入荷銘柄のなかでも特に注目は、シャンベルタンを筆頭としたグラン・クリュ。いずれも数量限定入荷につきお早目のチェックがおすすめです。他にも、毎年ご好評をいただいているブルゴーニュ・ルージュなど、幅広いラインナップが揃っております。最新ヴィンテージが入荷したこの機会をお見逃しなく!
目次
果実の旨味溢れ、今後の熟成が期待できる優良2021年ヴィンテージ
ブルゴーニュの2021年は、ブドウの収量が減少したもののワインはエレガントな仕上がりになったことが特徴です。ブドウには2020年と比べてジュースがしっかりと蓄えられており、酸味も高い傾向だったことから、ワインは果実味と酸味のバランスに優れた出来栄えとなりました。
フランソワ・フュエにおいては、生産者曰く「タイトなタンニンを感じ、ドメーヌの特徴でもあるダシのような旨味を感じるような果実があり、今後の熟成が期待できるヴィンテージ。」と語る出来栄えとなりました。
若き才能を開花させた、ブルゴーニュ愛好家
フランソワ・フュエは、オート・コート・ド・ニュイのシュヴァンヌ村に位置するワイナリーです。ドメーヌのオーナーは、キャンピングカーやテントなどアウトドア用品の製造販売を行うトリガノ社の会長を務めるフランソワ・フュエ氏。彼はフランスの長者番付で200位以内に入るほどの大富豪であり、熱狂的なブルゴーニュワインの愛好家として知られています。
ドメーヌの歴史は1991年に遡り、フランソワ氏がブルゴーニュワインを愛するあまり、ニュイ・サン・ジョルジュ村にあるオー・トレイの畑を1.2ha購入したことに由来。その際には、ブルゴーニュの神様と言われるアンリ・ジャイエ氏にアドバイスを受けたという逸話もあるほど、彼のワイン造りへの情熱、こだわりは生半可なものではありませんでした。
購入した畑のワインを造るために醸造家を探していた時、フランソワ氏は一人の青年と知り合います。それが、当時生産者協同組合の一員であったデュヴァン家の息子である、ダヴィド・デュヴァン氏です。デュヴァン家ではそれまでワイン造りは行っておらず収穫したブドウを組合へ売るのみでしたが、ダヴィド氏はワイン造りへの情熱を持ち、仕事の傍ら熱心に醸造について学んでいました。
ダヴィド・デュヴァン氏が正式に醸造家としてデビューすると、フランソワ氏はブドウ栽培から醸造までをダヴィド氏に一任することを決心。最初は「飲めるワインを造ること」を目標に掲げていたダヴィド氏ですが、着々と技術を身に着け、有機的栽培への転換や低温浸漬の排除、全房発酵の導入などを取り入れ、その器量を遺憾なく発揮しました。
その結果、ダヴィド・デュヴァン氏は2016年にフランスのガイドブック『ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス』で、DRC、ルロワ、ジョルジュ・ルーミエなどとともに最高評価を獲得しました。まさにフランソワ・フュエ氏の先見の明によって、当時まだ無名だったダヴィド・デュヴァン氏の才能は開花し、ブルゴーニュのスーパースターに登り詰めたのです。
畑のポテンシャルを引き出す、厳格な栽培管理
ドメーヌでは現在モレ・サン・ドニ村の区画の他、シャンベルタンやエシェゾーなどの特級畑も所有しており、幅広いラインナップを手掛けています。数ある特級畑でもフランソワ・フュエで特筆すべきはブルゴーニュの幻的存在であるドメーヌ・トルショー・マルタンから購入した区画です。
その中でも、クロ・ド・ラ・ロッシュやシャルム・シャンベルタンなどの区画の一部には引き継いだ当時の樹々がまだ植えられており、1920年に植樹されたものが残っていると言われています。まさに夢のような区画を引き継いだと言えるでしょう。
そんなブルゴーニュラヴァー垂涎の特級畑を所有するフランソワ・フュエですが、近年はブルゴーニュ・ルージュやモレ・サン・ドニなど村名のワインのクオリティを高めることが重要だと考えています。特級畑や一級畑の有名な区画のワインは容易に高い価格で販売できますが、生産量に限りがあるのが難点。これに対し、より多くの人にフランソワ・フュエのスタイルを知ってもらうため、ドメーヌではどのワインにも並みならぬ労力をかけているのが特徴です。
その具体的な取り組みとして挙げられるのが厳格な栽培管理。ブドウの栽培にはビオロジック(有機農法)を採用し、除草剤を含め化学薬品は一切使用しておらず、畑は農耕馬によって耕されています。
加えて、栽培チームは冬の時期にすべての区画の状態を見極め、それぞれに合った剪定方法に変えるなど、ブドウを最も良い状態で収穫できるように常に努力を重ねているのです。近年では、畑の健全性を保つために、数年間土壌を研究した結果からブドウ以外の植物、木々を一緒に育てる取り組みを行っています。
自然な醸造から生まれる、旨味溢れるワイン
醸造では、ブドウ本来の自然な状態で発酵・熟成させることを理想としています。かつてドメーヌではブドウを粒単位で摘み取る高度な収穫法「ペディセル」を行っていましたが、手摘みで房ごと収穫する手法に切り替えて、全房発酵を導入。低温浸漬を行わずに発酵槽へ入れられ、人間の足で軽く踏む伝統的な手法で破砕された後、15~17日間発酵されます。
全房発酵の際は、ヴィンテージの違いを明確に表現するため、村名は約60%、一級畑は約65%、特級畑は80~85%と全房発酵の比率が毎年同じになるよう統一。発酵後はキュヴェによって30%~40%の新樽で、10ヵ月~14ヵ月間熟成された後、ノンフィルター、ノンコラージュで瓶詰めされます。
これらの醸造を経て出来上がるのは、複雑な風味や丸みを帯びたタンニンが溶け込んだ、旨味溢れるワイン。豊かなアロマと複雑味、そしてフィネスと繊細さを兼ね備えるフランソワ・フュエのワインは、若くても熟成していても、いつ飲んでも飲みやすいワインとされています。
それを裏付けるかのように、2015年にフランスのワイン雑誌『ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス』において、「コート・ド・ニュイの素晴らしいグラン・クリュ」としてシャンベルタンを含むグラン・クリュ5銘柄が選出。その輝かしい活躍ぶりに、今もなお目が離せないブルゴーニュの生産者として注目されています。
今回入荷したおすすめ銘柄
モレ・サン・ドニ2021年を含む新着3本セット
26,730 円
23,100 円
(税込)
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