ドメーヌ、ルイ・ミッシェル&フィスは、シャブリにて1850年より6代に渡ってワイン造りを行う、家族経営のドメーヌです。現在ドメーヌを率いるのは、弱冠45歳となるオーナーファミリーのギョーム・ミッシェル氏。1974年生まれの彼は、パリでPRの仕事に就いていましたが、母の出身であるミッシェル家の跡取りがいなかったため、32歳の頃に跡取りとしてシャブリに帰郷。その後、オーセールの大学で醸造学を修得し、叔父のジャン・ルー氏のもと、ワイン造りとドメーヌの哲学を学んできました。
ルイ・ミッシェル&フィスが手掛けるのは、プティ・シャブリをはじめ、1級畑のモンテ・ド・トネル、ヴァイヨン、モンマンなどの7区画、特級畑のレ・クロ、グルヌイユ、ヴォーデジールの3区画などシャブリの中でも名立たる優良区画を所有しています。 所有する畑もさることながら、170年近いドメーヌの歴史の中で、ルイ・ミシェル&フィスは、長年ワイン評価誌にて高い評価を獲得してきました。1969年ヴィンテージの特級畑ヴォーデジールがワイン・アドヴォケイト誌にて91点を獲得して以来、同評価誌の常連ドメーヌとなり、2016年ヴィンテージでは11銘柄が90点以上の高評価を獲得しています。また、「Le guide des meilleurs vins de franceル・ギッド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2019」など伝統的なワインガイドにも掲載されるなど、シャブリの生産者として揺るぎない地位を確立しています。
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