高品質なワインを手頃な価格で楽しめる産地として、日本でも人気を集めている国、南アフリカ。代表品種であるピノタージュや国際品種のピノ・ノワールを使った、多種多様なスタイルのワインが造られています。
こちらのページではソムリエが南アフリカのおすすめワインを色・タイプ別にご紹介します。
スタッフプロフィール
通販事業部 自社サイト企画課 青山周平
新卒入社6年目。ワインとの出会いは大学時代4年間勤めた結婚式場のサービススタッフ。ブルゴーニュ、ドイツの白ワインに没頭中。
資格 : JSA呼称資格ソムリエ、WSET Certified Level3 Award in Wines
南アフリカワインを知る3つのキーワード
1.伝統と革新の共存
人種・言語・文化が多様な多民族国家である南アフリカ。南アフリカワイン協会会長のマイケル・ジョーダン氏曰く、南アフリカは「伝統と革新の最適なブレンドが可能な国」で、360年以上にわたるワイン造りの歴史がある一方、バラエティに富んだ新たな品種の導入や産地開拓の動きが盛んです。生み出されるワインは、旧世界のエレガンスと新世界の果実味を備えると言われ、世界のワイン評論家やソムリエから熱い注目を集めています。
2. 環境と人に配慮したワイン造り
南アフリカワインのコンセプトは、「自然環境保護とワイン産業の共栄」。「環境と調和したワイン生産」(WIP)や「生物多様性とワインのイニシアティブ」(BWI)といった南アフリカ独自の制度があり、2010年ヴィンテージからは世界で初めてサステイナビリティ(持続可能性)を保証するシールを採用。また、2019年に世界で販売されたフェアトレードワインのうち、なんと3分の2が南アフリカ産となっているなど、環境と人に配慮したワイン造りが行われています。
3. 「オールド・ヴァイン・プロジェクト」
環境への配慮だけでなく、南アフリカは古樹に対する保護を熱心に行っています。2018年には樹齢35年以上の認定畑から造られるワインに対して樹齢を記載したシールの運用を世界で初めて開始。高価になりがちな古樹ワインを、比較的安価で楽しめる狙い目の産地でもあります。
おすすめ5銘柄
赤ワイン
「南アフリカワインらしさを堪能するならこれ!」
…こちらは南アフリカのワイン業界をリードする生産者が、ピノタージュ100%で仕立てる赤ワイン。ピノタージュの特徴である華やかでチャーミングな果実味と、スパイシーな風味を併せ持った味わいが楽しめます。一緒に楽しむなら南アフリカの料理にちなんだステーキや燻製肉などがおすすめ。南アフリカのワインを初めて飲む方に試していただきたい1本です。…
「メイン料理からデザートまで寄り添ってくれる、フードフレンドリーな赤ワイン」
…こちらは「食事を楽しむ」というコンセプトのもと造られた赤ワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンを使った、力強さとエレガンスを兼ね備えた味わいが魅力です。黒系果実の豊かな風味と、滑らかなタンニンが広がる非常にバランスの取れた味わい。ビーフシチューなどのメイン料理から、フルーツケーキといったデザートまで幅広く合わせられるフードフレンドリーな1本です。…
白ワイン
「シュナン・ブランの魅力を堪能できる1本!」
…こちらはシュナン・ブランを100%使用した白ワイン。ワインは熟したトロピカルフルーツの豊かなアロマとキレのある酸味、柑橘系の爽やか果実味が特徴。清涼感に満ちた味わいは、ハーブやバルサミコ酢を使った料理と相性抜群です。…
「爽やかな味わいが広がる、フードフレンドリーな白ワイン」
…こちらは南アフリカきっての老舗ワイナリーが、ソーヴィニヨン・ブラン主体で造る白ワインです。瑞々しい果実の風味と爽やかなアロマが広がる上品な味わいが魅力。さっぱりとしてクリーンな味わいは、ワインビギナーの方にもおすすめです。しっかりと冷やして、サラダやカルパッチョなどの前菜と一緒にお召し上がりください。…
スパークリングワイン
「高コスパのフルーティーなスパークリングワイン!」
…こちらは、お値段以上のクオリティを誇るスパークリングワイン。柔らかく繊細な口当たりと、口いっぱいに広がるフルーティーな果実味な果実味が特徴です。鶏のから揚げなど家庭料理とも合わせやすいので、デイリー使いにピッタリな1本です。…
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