ラ・モット LA MOTTE
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南アフリカ
エレガントなフレンチスタイルが魅力的な南アフリカの注目ワイナリー
南アフリカの銘醸地のひとつとして知られるフランシュフックでワイン造りを行う生産者、ラ・モット。彼らが手掛けるワインは、さまざまな評価誌で高評価を受けており、注目のワイナリーです。エレガントなフレンチスタイルのワインの数々を、ぜひお楽しみください。
南アフリカの名門ルパート家が手掛けるワイナリー
ラ・モットの歴史は、17世紀にヨーロッパの入植者が喜望峰に到着した頃にまで遡ります。南アフリカワイン産業の中心地、コースタル・リージョンのフランシュフック・ヴァレーに位置するラ・モットの所有地は、1688年にフランスを離れて南アフリカへ移住したユグノー(フランスのキリスト教カルバン派教徒)の故郷である「ラ・モット・デグ」というフランスの村にちなんで命名されたと言われています。
このユグノーたちのようなフランス難民は、この地域に土地を与えられ、のちに、この地は「フランス地区」を意味する「フランシュフック」として知られるようになりました。
1752年、ユグノーの1人であったガブリエル・デュ・トイがまず4,000本のブドウ樹を植え、この農園でのブドウ栽培を始めました。1970年には南アフリカのワイン産業近代化の先駆者として知られるアントン・ルパート氏がラ・モットを購入。
現在は、娘のハンネリ・ルパート・コーゲレンベルグと、世界中のワイン産地でワイン造りを学んできた夫のハイン・コーゲレンベルクがオーナーとなり、家族経営でワイナリーを運営しています。ラ・モットはまた、歴史や文化の保全にも重点を置き、南アフリカの伝統料理をモダンかつカジュアルなスタイルで提供することで有名なレストランも経営していることでも知られています。
伝統的手法と現代科学を融合した、エレガントなフレンチスタイル
ラ・モットのワインに使用されるブドウは、主に南アフリカのワイン造りの中心地、コースタル・リージョンにあるフランシュフック地域や、冷涼な産地として注目を集めるケープ・サウス・コースト地域に位置する畑から収穫されます。ラ・モットのブドウ畑は、衛星モニタリングやブドウ樹の赤外線スキャンなどの、現代的な技術を使って管理されています。
ラ・モットのブドウは、提携している家族経営の農園やラ・モットが管理しているさまざまな地域のブドウ畑で栽培され、セラーに届けられます。ラ・モットのセラーでは、手掛けるのは、ラ・モットのワインを数々の高評価へと導いたセラー・マスターのエドマンド・テルブランシュ氏。ラ・モットでは、ブドウを破砕し発酵するプロセスで伝統的手法に重きを置く一方、温度管理、容器の選定や瓶詰め前の濾過などで現代的手法を用いるなど、伝統的手法と現代科学を組み合わせたワイン造りを行います。
ラ・モットが目指すワイン造りのコンセプトは「フレンチスタイル」。フランス・ローヌの偉大なワインを目指して造られた「ザ・ピアニーフ・コレクション・シラー・ヴィオニエ」をはじめ、ボルドースタイルの「ラ・モット・ミレニアム」など 、エレガントなフレンチスタイルのワインをリリース。ザ・ピアニーフ・コレクション・シラー・ヴィオニエの2007年ヴィンテージは、インターナショナル・ワイン・チャレンジ2005において金賞の中から特に優れたワインだけが選ばれるトロフィーを受賞。
近年でも南アフリカのワイン評価で影響力のあるガイドのひとつ、プラッターズ・バイ・ダイナースクラブ・サウスアフリカン・ワインガイドの2014年で2016年ヴィンテージが最高評価の5つ星を獲得。他にもラ・モットの手掛けるワインの多くが、ワイン専門誌などで数々の高評価を得ています。
ラ・モットではワイン造りと環境管理の両方においてサステナブルな取り組みを行っています。2021年にはグレート・ワイン・キャピタル・オブ・ザ・ワールドによるベスト・ワイン・ツーリズム・コンペティション、「サステナブル・ワインツーリズム」部門において2013年、2014年に続いて3度目の受賞を果たし、2016年にはネッドバンク・グリーン・アワードにて「ベスト・ファーミング・プラクティス大賞」を受賞するなど、その取り組みは高く評価されています。
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