ボルドーの2018年ヴィンテージ は、決して容易ではない天候の中、多くのシャトーが勝利を手にしたグレートヴィンテージです。最新鋭の技術とボルドーならではの人智、恵まれたテロワールが掛け合わされた結果が如実に反映されました。在庫僅かな銘柄も多数ありますので、この機会にグレートヴィンテージとなった2018年のボルドーワインを手にいれてください。
テロワールと叡智が勝利を導いたグレートヴィンテージ2018年
2018年のボルドー地方は、春の長雨により一部のシャトーではべと病が広がった一方で、夏から収穫期にかけては温暖な気候と好転に恵まれ、ブドウは凝縮度を高めました。難しい気候の中、最新鋭の技術とボルドーならではの人智、恵まれたテロワールが掛け合わされた結果、2018年は多くのシャトーにとって、2009年や2015年を彷彿とさせるグレートヴィンテージとなりました。
その中でも特に右岸の出来栄えは素晴らしく、今日のペトリュスのスタイルを確立させた名醸造家、クリスチャン・ムエックス氏曰く、「2018年は、私自身のキャリアの中で“ベストヴィンテージ”。若くして愉しむことができるのはもちろん、熟成のポテンシャルは永遠でしょう。」と大絶賛しています。
そんな2018年ヴィンテージ は、これぞグレートヴィンテージと誰しもが納得するようなリッチなスタイル。濃い色調に濃密でしっかりとしたタンニン、果実味豊かで存在感のある味わいが特徴。長期熟成のポテンシャルが例年よりも高いものの、早くからも楽しめる親しみやすいスタイルに仕上がっています。
トップシャトーが語る、2018年ヴィンテージの魅力
シャトー・ラフィット・ロスチャイルド(右)オーナー サスキア・ド・ロスチャイルド女史 (左)CEO ジャン・ギヨーム・プラッツ氏
1868年からシャトーを担うファミリーにとって、2018年は150周年という大切な節目でした。2001年以来の雨量の多さなど前半は不安が続きましたが、7月中旬以降の晴天などのお陰でしっかり酸をキープすることができ、ベストなタイミングで収穫できたそのとき、今までの不安がすべて吹っ飛び、願ったとおりのグレートヴィンテージになりました。
シャトー・ムートン・ロスチャイルド元技術責任者 フィリップ・ダルーアン氏
2018年のムートン・ロスチャイルドは、グレートヴィンテージとなりました。誰もが容易に高品質のワインを造れた年というよりも、生産者やテロワールによって、その差は大きく出ている年だともいえます。こういう年にこそ、テロワールの底力が発揮されると共に、どこが偉大なテロワールなのかを改めて再認識するものです。
シャトー・パルメCEO トマ・デュルー氏
気候的に過去に似ているヴィンテージは思い出せないほど、異例のヴィンテージでした。前半の雨でべと病はあちこちに蔓延、しかし7月中旬からはほぼ雨がなく、一気に暑くドライな夏となって凝縮感とパワーあふれるブドウが実ることになりました。非常に低収量になりましたが、厳選して選果したブドウの品質はパルメの歴史に残るエクセプショナルなものでした。
ジャン・ピエール・ムエックス(右)オーナー クリスチャン・ムエックス氏 (左)息子のエドアルド氏
2018ヴィンテージは、この50年で最も寛大な夏として記憶に残るでしょう。それは成熟した果実、素晴らしい骨格、豊富なタンニン、そして驚くほどのフレッシュ感をワインに与えました。私にとって49回目のヴィンテージで、今までで最高のヴィンテージだと思っています。
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