世界屈指のワインの銘醸地、フランス、ボルドー地方。 ブドウ畑の中に豪奢なシャトーが立ち並び、 その中でそれぞれの個性が溢れるワインが造られています。 各々のシャトーでは、その名前を冠し最上級のブドウを使用して造られる"シャトーの顔" とも言うべき 「ファーストラベル」のワインが生産されていますが、それに使用されないブドウなどを使って造られる 第二のワイン、いわゆる「セカンドラベル」も同時に生産しているシャトーが多くあります。 ファーストラベルには、長期の熟成を必要とし、 飲み頃を慎重に見極めなければならない難しいワインも数多くあるのが事実ですが、 セカンドラベルは一般的にファーストラベルより早くから楽しめ、 より親しみやすいスタイル。 何より、それぞれのシャトーの個性やスタイルがそのまま表現されており、 それが手が届く価格で楽しめるのが魅力です。 今回は、今すぐお買い求めいただける5大シャトーのセカンドラベルを一挙に揃えた他、 メドックの格付けシャトーや右岸の優良シャトーが造る セカンドラベルも、約30銘柄が勢揃いしました! ボルドーの上級シャトーが造るセカンドラベルが一堂に会した貴重な機会。 憧れのシャトーのワインを、手が届く価格で、より気軽に、楽しんでみてはいかがでしょうか。
シャトー・ラトゥールといえば、「ランクロ」という特別な区画のブドウがファーストラベルに使用されることで有名ですが、その中で樹齢が若い樹から収穫されるブドウは、セカンドラベルのレ・フォール・ド・ラトゥールに回されています。それが全量の3分の1の量。残りの3分の2は、ランクロ以外の区画の樹から採れたもので、この樹が樹齢を重ねるに従い、レ・フォール・ドゥ・ラトゥールの品質は着実に向上しています。
シャトー・マルゴーにおいて、現在のファーストラベルの生産量は約30年前に比べ、わずか1/3に減少。さらに2009年には、サードラベルが登場。これこそ、セカンドであるパヴィヨンのセレクションにも厳しい基準を持ち、確かな品質のワインだけが選ばれている証明と言えるでしょう。ポール氏は「価格に見合う価値を顧客に提供したい、価格相応の価値を提供することがボルドーワインが選ばれ続ける所以である」と強い信念のもと改革を続けています。
カリュアド・ド・ラフィットに使用するブドウは、セカンドといえどもファールストラベルと同じ畑から収穫されるもの。ファーストラベルのエレガンスとフィネスを忠実に再現したスタイルが特長です。 全生産量の3分の1はグラン・ヴァンに、40%ほどがカリュアド・ド・ラフィットとして選別されています。気品溢れる佇まいはまさにラフィット譲り、優美でクラシックなスタイルを見事に表現しています。
1993年に初めてリリースされた、シャトー・ムートン・ロスチャイルドのセカンドラベル。アール・デコのラベルデザインは、1927年のシャトー・ムートン・ロスチャイルドのラベルを元にしています。「ル・プティ・ムートン」という名は、先日、惜しまれながら他界されたバロネス・フィリピーヌ女史の、ムートンの敷地の真ん中に位置する邸宅の名称でもあるということからも分かるように、ロスチャイルド家の愛着が一際込められているワインです。
ファーストラベルと同じ畑で獲れたブドウを使用し造られており、5大シャトーのセカンドラベルの中でもレ・フォール・ド・ラトゥールと並び、特に抜きんでた品質と賞されているのが、このル・クラレンス・ド・オー・ブリオンです。ファーストラベルとの違いはブドウの樹の樹齢のみ。土壌や品質管理については、全て同じように造られています。 ファーストと同様、幾重にも重なる味わいの層が上質な雰囲気を演出し、 ファーストには及ばないものの、複雑さや深み、独特のアロマもしっかりと持ち合わせています。
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