BARBARESCO
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2017 750ml[Full]
5,800 Yen
4,930 Yen (5,423 Yen (Tax included)) 15%OFF!
49 Points!
プルノットはアルプスの山々に囲まれたイタリア屈指のワイン産地、ピエモンテの老舗ワイナリー。1923年、第一次世界大戦後、経営の厳しかったランゲ・ワイン協同組合をアルフレッド・プルノット氏が買い取ったことから、プルノットの歴史は始まります。アルフレッド・プルノット氏は、経営者としてだけでなく醸造家としても手腕を発揮。プルノットは当時の世界市場で「ピエモンテのワインと言えばプルノット」と言わるほどの知名度を誇るワイナリーでした。 様々な畑のブドウの混醸が一般的であった当時のピエモンテにおいて、「Cru=単一畑」の概念を初めて導入したのもプルノットです。従来ピエモンテでは農地の所有者であるワイン生産者と、畑の手入れをする農家が別で、買い入れたブドウでワインを造ることが一般的でした。しかし、谷に囲まれたこのランゲ村は、畑ごとに日当たりも傾斜も土壌も異なるミクロクリマ。プルノットでは、区画ごとのテロワールの違いを理解し、その個性を活かすようなワインを造ることに初めて取り組み、単一畑の「バローロ・ブッシア」をリリース。それは、バローロの品質を劇的に向上させるきっかけとなる、非常に革新的なワインだったのです。 30年以上に渡りプルノットを守ってきたアルフレッド氏でしたが、1956年に勇退。友人である醸造家のペッペ・コッラ氏にワイナリーは引き継がれ、そして1989年より、当時から販売協力関係にもあったアンティノリが運営を行っています。
アンティノリがワイナリーを運営するようになってから、プルノットでは伝統的製法を大切に守りながらも、より品質を高めるために大規模な投資を行います。 バローロでも最上級と名高い優良畑「ブッシア」をはじめ、バルバレスコにも畑を買い増し、自社畑を少しずつ拡大。さらに毎年、50ヘクタールある所有畑のすべてを隈なく調査し、土壌に最適な手入れ方法を研究し続けています。ブドウの品質を高めることがワインの品質を高めるという信念のもと、常に畑に向き合い丁寧に畑を手入れしています。 醸造に関しても、1999年には老朽化したセラーを最新の温度管理機能を備えた施設に一新。 発酵用のタンクは、古いコンクリート製のものから、ステンレス製に変更。これは清潔さとブドウがもつアロマを保つのはもちろんのこと、開口部が大きいため、発酵中スキンコンタクトをさせるのにも役立ちます。 熟成用の樽は、ピエモンテで続々と導入されていた225リットルの小樽を採用するとともに、従来の10,000リットルサイズのスロベニアンオークの大樽を、より小さい5,000〜7,500リットルサイズへ変更し、絶妙なバニラの香りとまろやかなボディをもったワインに仕上げています。 ピエモンテの象徴的なブドウであるネッビオーロは、ときに「野獣のようなブドウ」とも言われ、酸がきつくタンニンが非常に強い、強烈な個性を持った難しいブドウです。しかしプルノットのワインはいずれも、モダンでスマートなワインに仕上がっています。立ち上るバラやスミレの鮮烈なアロマと、凛とした美しい酸。飲む者を手招きするように、オープンな雰囲気、それでいて長命を予感させる層の厚い構成がプルノットが造るネッビオーロの特徴です。
こちらのバルバレスコの土壌は、マンガン、亜鉛、ホウ素を豊富に含み、非常に細かい土壌の粒子が繊細な層構造を形成しており、長期熟成に向く非常にミネラルに富んだ骨格のしっかりしたワインが造られます。
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