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バローロ、バルバレスコといったイタリア・ピエモンテ州きっての銘醸地を擁するランゲの地にワイナリーを構えるエルヴィオ・コーニョ。1990年創設と比較的新しいワイナリーでありながら、ガンベロ・ロッソの「ヴィニ・ディタリア」では最高評価トレ・ビッキエリをいくつも獲得。アメリカのワイン評価誌『ワイン&スピリッツ』が選ぶ「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」においては、通算で5度選出という快挙を成し遂げるなど、気鋭のワイナリーとしてその地位を確立しています。
愛好家垂涎のバローロから、コーニョの魅力が気軽に愉しめる低価格帯キュヴェまで、世界の専門家が絶賛する数々を、是非ご堪能ください。
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独特のミクロクリマの恩恵を受ける恵まれた土地。
親子3代に渡り受け継がれる、美しきワイナリー。 |
イタリア、ピエモンテ州ノヴェッロ近郊の「ブリッコ・ラヴェーラ」の丘の頂上に位置するエルヴィオ・コーニョ。コーニョ家は4世代に渡ってワイン造りに携わっており、「ジャコモ・コンテルノ」、「バルトロ・マスカレッロ」、「ブルーノ・ジャコーザ」等と並び評される「マルカリーニ」で醸造を担当した実績を持つ3代目エルヴィオ・コーニョ氏によって創設されました。
現在ワイン造りを手掛けているのは、エルヴィオ・コーニョ氏の娘、ナディア女史とその夫のヴァルテール・フィソーレ氏。また最近ではナディア夫妻の娘、エレナ女史もワイン造りに加わり、親子3代で伝統的なスタイルを守りながらワイン造りを行っています。
コーニョのワイナリーがあるランゲはその昔、海だった場所が隆起し広大な石灰質土壌が形成された場所。南東向きの丘陵地帯に位置しているため非常に日当たりがよく、海洋性の穏やかな気候の恩恵も受ける好立地。独特なミクロクリマの影響を受けることで、芳醇でパワフルなワインが生まれます。
所有する11haの畑は、ランゲの中でも最南端の場所。丘の麓までブドウ畑が広がり、その絵画さながらの美しい光景は「ペトロキーノ=青い麓」という特別な名前が与えられているほどです。その緩やかな斜面に沿って畑の上に見えるのが、ユネスコの世界文化遺産にも指定されている、300年以上前に建てられた歴史ある建物。コーニョはその建物を少しずつ改修しながら、ワイナリーとして今も大切に使用しています。
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堅固な職人気質とテロワールへの深い愛情。
伝統的製法と最新技術の融合によって生まれる、しなやかで香り高いバローロ。 |
コーニョのワイン造りの根底にあるのは、堅固な職人気質とテロワールへの深い愛情。 ランゲという土地の個性と、代々続くワイン造りの技術に誇りを持ちながら、高品質で伝統に忠実なワインを造り上げています。
ヴァルテール氏のこだわりは、伝統とテロワールの尊重はもちろんのこと、調和と豊かさ、そしてエレガンスを大切にすること。コーニョでは、現在も国際的品種を一切使わず、ネッビオーロを中心に、バルベラ、ドルチェット、ナスチェッタなど、ランゲに古くからある土着品種のみでワイン造りを行っています。
ブドウ栽培については、農薬や化学肥料の使用は最小限に抑え、醸造では最新技術と伝統的製法を上手に使い分けています。ネッビオーロ種は酸化しやすい性質をもっているため、発酵の温度管理を徹底。温度調整とルモンタージュを自動制御する最新式のステンレスタンクを用いることによって、「クリーンかつ繊細」な果実味を抽出します。 熟成は伝統的な大樽を使うことで、タンニンの堅さをそぎ落とし、ブドウ本来の果実味を研ぎ澄ますことを重視。樽に使用される木の種類により成分の汲み出すスピードが変わってくるため、樽の産地の選択は特に慎重に行います。大樽に関してはすべてクロアチア産のオーク樽を使用し伝統的なバローロらしい独特の風格をまとった、風味豊かなワインに仕上げます。
こうしてとことんこだわり抜いて生み出されるワインは、柔らかく美しい味わい。そのワイン造りに真摯に向き合う姿勢と高い品質から、アメリカの権威あるワイン評価誌、ワイン&スピリッツ誌が主催する「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に5度も選出されるという快挙を達成。また、イタリアのワイン評価誌、ガンベロ・ロッソの「ヴィニ・ディタリア」でも最高評価トレ・ビッキエリをいくつも獲得する他、ロバート・パーカー氏からも 「まだあまり知られてはいないが、ピエモンテで最も素晴らしいワイナリーの一つである」と絶賛されるなど、気鋭のワイナリーとしてその地位を確立し、世界中の専門家から注目されているのです。
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コーニョの魅力を堪能するバローロ4銘柄▼ |
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WA 95WS 95 2012年
バローロ ヴィーニャ・エレナ・リゼルヴァ
13,500円(税抜)
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一家が長年守り続けてきた大切な区画、「ヴィーニャ・エレナ」で良年だけに造られる、年間生産量5,000本という稀少な最上級キュヴェ。海抜380mという最も標高が高いエリアで、近年栽培量が減っている「ロゼ」という稀少なネッビオーロのクローン品種を用いて仕立てています。
長い大樽熟成によりタンニンの質感は非常に柔らかく、後味まで上品な果実味が続く贅沢で優雅なスタイル。香り高く繊細で美しい味わいは、上質なブルゴーニュワインを彷彿とさせます。 |
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WA 94 2014年
バローロ ブリッコ・ペルニーチェ
12,500円(税抜)
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こちらは、岩山(ブリッコ)に巣を作るヤマウズラ(ペルニーチェ)のつがいにちなんで名付けられたキュヴェ。ノヴェッロ村の厳選したネッビオーロのクローン品種である最高級のランピア使用した、極上のバローロです。ノヴェッロ村ラヴェーラの丘の歴史あるこの区画は微細なミクロクリマが広がり、コーニョはこの地を獲得したのはまさに夢のようだとまで語っています。
圧倒されるような華やかなアロマ、凝縮した果実味と豊かな酸が高い次元で融合する、コーニョの自信作です。 |
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WA 92WS 93 2014年
バローロ ラヴェーラ
9,500円(税抜)
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樹齢60年のブドウから造られる、コーニョのフラッグシップワイン。ワイナリーのあるノヴェッロ村、ラヴェーラの丘に植えられた樹齢60年のネッビオーロのクローン品種、ランピアとミケをブレンドして造られます。
グラスから立ち上るバラやミント、トリュフなどの複雑ながら力強い香りにしっかりとした骨格を持ったスタイル。チョコレートのような風味を感じさせる長く心地良い余韻には、石灰質土壌由来のミネラルによる上品さと堅固さが備わり、熟成のポテンシャルを十分に感じさせてくれます。 |
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WA 93 2015年
バローロ カッシーナ・ヌオーヴァ
6,000円(税抜)
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コーニョが若い世代により愉しんでもらいたいと考え造られた「早いうちから楽しめる」というコンセプトのバローロ。
樹齢の若いブドウから造られる、ワイン入門編の1本としてもお勧めの親しみやすい味わい。花の香りやスパイス香と上品な舌触り、調和が取れた長い余韻が心地よく広がります。繊細さと気軽さ、バローロの品格を併せ持ったコストパフォーマンスに優れた逸品です。 |
ピエモンテの土着品種で造られる個性豊かな赤ワイン▼ |
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2018年
ランゲ・ネッビオーロ モンテグリッリ
3,800円(税抜) この商品はこちら≫ |
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WA 91WS 90 2016年
バルベラ・ダルバ ブリッコ・デイ・メルリ
3,800円(税抜) この商品はこちら≫ |
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2018年
ドルチェット・ダルバ マンドルロ
3,000円(税抜) この商品はこちら≫ |
高いコストパフォーマンスを誇る白ワイン▼ |
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WA 91+ 2018年
ランゲ・アナス・チェッタ
3,500円(税抜) この商品はこちら≫ |
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2018年
モスカート・ダスティ
2,200円(税抜) この商品はこちら≫ |