グレートヴィンテージとなったボルドーの最新2019年ヴィンテージ。エノテカ・オンラインでは、5月から新着銘柄が入荷し、稀少銘柄については既に完売したアイテムも目立ちはじめてきています。
そんな2019年ボルドーの中でも、2018年に引き続き素晴らしい仕上がりとなったのが右岸シャトーの数々。いずれのキュヴェも数量限定につき、早期完売必至。是非お早目のチェックをおすすめいたします。
テロワールに恵まれたグレートヴィンテージ2019年
素晴らしい収穫条件が整った2019年のボルドー地方。夏には2度の焼け付くような暑さがありましたが、昼夜の寒暖差がブドウに鮮度をもたらし、恵みの雨によりブドウの過熟を防いだことにより完熟を助け、テロワールに祝福されたヴィンテージとなりました。
収穫量はボルドー全体でほぼ平年並みだったものの、日照量が多かったため2018年より更に小粒のブドウを収穫。凝縮したブドウより生み出されたワインは、引き締まったスタイルで“若い段階からも愉しめる”のが魅力。また、シャトーからのリリース時に小売価格が抑えられていたため、比較的手に入り安い「お買い得」なヴィンテージとも言えるでしょう。
「粘土質」がポイント!2019年右岸シャトーが高品質なわけ
多くのシャトーが夏の2回に渡る熱波による畑の水不足に悩まされた2019年において、右岸シャトーはなぜ成功することができたのか。その鍵となるのが粘土質土壌です。
6月後半と7月中旬の熱波による非常に暑く乾燥した天候のおかげで、ブドウは高い糖度とタンニンを備えた一方、保水力の低い畑では干ばつによりブドウの成熟は緩やかに。そんな中でもボルドー右岸は冷たい粘土質土壌を主体としているため保水性が高く、この夏の暑さの影響を最小限に抑えることができたことが、2019年ヴィンテージの高い評価へと繋がっています。
また、デキャンタのジャーナリスト、ジョージ・アンドル氏は「2019年はリッチな果実味で凝縮感に富み、アルコールが高くタンニンもたっぷりある」とボルドー全体を総括し、右岸については、「2018年のようにリッチで豊潤だが、2018年よりも少しだけ酸の高いワインも見られる。また、9月初旬にかけて暑く乾燥していたため、干ばつに近い状態となったが、収穫直前に降った雨によりメルロは完全に熟した」と語っており、メルロの比率が高い右岸にとって有利なヴィンテージであることを物語っています。
どの評価誌にも共通して言えることは、95点以上の高得点を獲得しているワインが多数存在するということ。今後、2019年の右岸は手に入れにくくなること必至ですので、多数の銘柄が入荷している今、手に入れることをおすすめいたします。
ボルドー右岸実力派シャトー8銘柄
商品一覧
3 件
シャトー・ベレール・モナンジュ
赤
パワフル&ストラクチャー
ペトリュスなどを手掛けたムエックス社が所有するシャトー。 フルーティーさと複雑性が見事に調和した、サン・テミリオンの魅力詰まった仕上がり。 詳細を見る
4.6
(13件)本数限定2020年
28,600 円
(税込)
JS 99
2014年
30,800 円
(税込)
JS 96
2013年
24,200 円
(税込)
WE 94
- オンライン限定商品
2018年
17,600 円
(税込)
V 94
ラ・グラヴェット・ド・セルタン
赤
パワフル&ストラクチャー
ポムロルでも長い歴史を持つシャトーの1つ、ヴュー・シャトー・セルタンのセカンドラベル。若樹のブドウを用いた肉厚なスタイルが魅力。 詳細を見る
3.7
(3件)本数限定2020年
18,700 円
(税込)
WE 93
2019年
16,500 円
(税込)
D 94