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シャンパーニュをはじめとするスパークリングワインは、フルート型のグラスで飲むものと考えている方が多いかもしれませんが、近年ホテルやレストランではワインやシーンによってグラスを使い分けるのが一般的になりつつあります。家で飲む際も、せっかくならばワインに合ったグラスを使い分けたいものです。 |
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場面に合わせて楽しみたい3つのグラス h2> |
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美しい泡立ちと酸を演出する定番中の定番 |
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フルート型のグラスは、シャンパーニュの泡立ちの美しさを感じられるため、華やかな場面で活躍するのはもちろん、泡や酸の力強さを味わいたいならぴったりのグラス。泡や酸の爽快さがダイレクトに舌に感じられるため、料理が一通り終わってもう一杯となった時に、口の中をリフレッシュさせるにも適しています。 |
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香りを纏い、エレガンスを演出する |
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クープ型のグラスは、1980年代にフルートグラスが普及するまで一般的であったグラス。大きく開いた口元が香りを発散させ、グラスの周りにも香りを纏わりつくため、その香りを感じつつ味わうことができます。また、ボウル部分を持つ手の美しさが際立ち、背の高いボウルのフルートグラスと異なり、首を反らすことなく唇をそっとつけるだけで飲めるため、飲む者のエレガンスを演出してくれます。 |
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もっと気軽にシャンパンを飲む楽しみを! |
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上記に紹介した様々なグラスの機能はそのままに、ステムが短く(またはステムがなく)気軽に楽しめるようにデザインされたグラス。気の置けない友人と楽しむにはうってつけで、ステムがあるタイプより重心が低いので扱いやすいのも利点です。 |
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ワインのタイプに合わせて |
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複数の品種をブレンドした銘柄には |
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チューリップ型グラスは、比較的新しいタイプのグラス。ホテルやレストランだけでなく、生産者で好んで使う方もいらっしゃるほど、幅広い用途に使用できる万能タイプのグラスです。ふっくらとした独特の形状のボウルは、飲む前に少しゆすることで、香りを湧き立たせることができます。このような小ぶり~中庸のグラスでは酸や発泡を活き活きと感じられるのはもちろん、ブドウに由来する香りを捉えやすいので、造り手が品種やヴィンテージの個性をどのようにワインに表現したかを感じ取るには最適です。 |
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このタイプのグラスで楽しんで頂きたいワインはこちら |
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ブラン・ド・ブランにはシャルドネの魅力を引き出す |
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ブラン・ド・ブランは、チューリップ型よりもやや大ぶりの白ワイングラスを選べばシャルドネの魅力の1つである「繊細さ」を楽しむことができます。液面の表面積が広くなることで泡立ちは和らぎ、アタックはよりソフトに。そして、大きなボウルの中で繊細で複雑な香りは解きほぐされ、豊かに広がります。 |
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このタイプのグラスで楽しんで頂きたいワインはこちら |
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ロゼやブラン・ド・ノワールには黒ブドウの芳醇さを開花させる |
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華やかな香りと、肉付きの良いしっかりとした骨格をもつロゼシャンパーニュは、大ぶりのグラスでこそ最高のパフォーマンスを見せてくれます。大きなボウルはロゼワインが持つ豊かなアロマを最大限に膨らませるだけでなく、ワインを舌先に導き、強い酸味と果実味とのバランスを整えてくれます。 |
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このタイプのグラスで楽しんで頂きたいワインはこちら |
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