カイケン KAIKEN
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アルゼンチン
モンテスがアルゼンチンで手掛ける兄弟ワイナリー
カイケンはチリの人気ワイナリー、モンテスがアルゼンチンにて手掛けるワイナリーです。アルゼンチンは山間部の気候を活かしたオーガニックな栽培などで、近年注目の集まっているワイン産地。カイケンはアルゼンチンの優れたテロワールと、モンテスのノウハウや技術力を活かし、良心的な価格で品質の高いワインを生み出しています。
モンテスがアルゼンチンで手掛けるワイナリー
プレミアム・チリワインのパイオニアである「モンテス」。1988年の設立以来、今や誰もが認めるチリの優れたワイナリーです。カイケンはそんなモンテスが、チリの隣国アルゼンチンに所有するワイナリー。その歴史は、モンテス創業者のアウレリオ・モンテス氏が、チリとは対極的な標高の高い砂漠地帯のテロワールに注目したことがきっかけで始まりました。また、アルゼンチンの人々がクリエイティブで挑戦的な気質であったこともアウレリオ氏の背中を押し、ワイナリーの設立に至ったのです。
カイケンは創業に先駆けて2001年に畑を購入し、その後2007年にワイナリーを購入。これらの畑とワイナリーはルハン・デ・クージョ地区のヴィスタルバに位置しています。19世紀、当時サン・ファン州知事であったサルミエント氏が、 フランスの農学者であるミシェル・エメ・プジェ氏にテロワールの調査を依頼したことから、ヴィスタルバはアルゼンチンにおける農業の歴史が始まった土地として知られています。ワイナリーの建物は1920年代にイタリアからの移民によって建てられたもので、現在も醸造設備として使用。一部はミュージアムに改築し、その歴史を伝えています。
現在は、モンテスで技術チームのマネージャーを務めていたグスタヴォ・ホルマン氏が、醸造責任者として全体の指揮を執っています。豊富な日照や山から吹き降ろす風などのアルゼンチンの理想的なテロワールのもと、チリで培われたノウハウを活かして高品質なワインを造り出しているカイケン。彼らのワインの洗練されたリッチなテイストは各ワイン評価誌でも高く評価されており、ワイン・アドヴォケイトなどで90点台を幾度も獲得。世界で認められる優れた味わいのワイン生み出しています。
厳しい山脈の影響を受ける特異なテロワール
近年、プレミアムワインだけでなくデイリーワインにおいても、ワイン産地としての台頭が目覚ましいアルゼンチン。2016年にはA.S.I.世界最優秀ソムリエコンクールが銘醸地メンドーサで行われ、更に世界の注目が集まる産地となりました。
ブドウ畑の環境はアンデス山脈をはじめとして南北に山が続いており、そのためブドウ畑の環境は、標高が高く、昼夜の気温差が激しいのが特徴です。加えて、アンデス山脈からの風の影響で年間を通して乾燥した気候により、病害虫や腐敗のリスクの少ない健康的な環境下でブドウが栽培されています。こうしてテロワールの特徴を活かした、凝縮感とエレガンスを兼ね備えたワインが造られています。
アルゼンチンの代表的なブドウ品種と言えばマルベックが有名ですが、近年においては国際品種と呼ばれる、ヨーロッパで主に栽培されているブドウ品種も増加傾向にあります。「フライング・ワインメーカー」と呼ばれる他国を拠点にしたワインメーカーが、アルゼンチンの豊かな自然に目を付けてピノ・ノワールやシャルドネのワインを生産。アルゼンチンならではの栽培環境を活かし、素晴らしいクオリティを誇るワインが多く生み出されています。
凝縮感が魅力のハイコスパワイン
カイケンはアルゼンチンを代表する銘醸地であるメンドーサに3つの畑を所有しています。中でも、トップ・キュヴェであるマイやウルトラ・シリーズの一部に使用されているブドウの畑、ヴィスタルバには樹齢100年以上にもなるマルベックの樹が存在。高樹齢のブドウ樹は地中深くから養分を吸い上げることや実入りが少ないことで、凝縮感や複雑さを備えたブドウが結実します。アンデス山脈の厳しい自然環境が害虫や病害の伝播を防ぐからこそ、高樹齢のブドウ樹が残っているのです。
カイケンでは、ブドウ栽培に適したテロワールを後世に残していくため、サステナブル栽培に取り組んでいます。その取り組みは、有機的な栽培や益虫の利用など非常に多様。また栽培用水においても効率的な配分や灌漑を行っています。これは雨が少なく水資源が貴重なチリやアルゼンチンならではの取り組み。これらの自然環境に配慮した取り組みによって、アルゼンチンのテロワールを最大限に活かしたワインが造られています。
このように恵まれたテロワールで、手間暇をかけた栽培を行うカイケン。造り出すワインは凝縮感を備えた高いクオリティを誇っていながら、お値段が手頃であることも魅力。モンテスで培ったノウハウを受け継ぐ、カイケンにしか造れないアルゼンチンワインを生み出し続けています。
濃密な味わいが魅力のウルトラ・シリーズ
こちらのウルトラ・シリーズは、カイケンの自社畑で収穫されたブドウをブレンドして造られるシリーズ。濃密な果実の風味が魅力の、ニューワールドらしいスタイル。しっかりとした味わいや長い余韻を備えた、コストパフォーマンスに優れた味わいがお愉しみいただけます。
親しみやすく普段飲みにぴったりのエステート・シリーズ
こちらは、カイケンの造るワインの中で最もリーズナブルなエステート・シリーズ。アグレロという谷間に位置する排水性の高い畑のブドウを使用しており、新鮮な果実味を備えているのが特徴。爽やかな酸と果実の風味のバランスが取れた味わいは、日頃の様々な料理に合わせるデイリーワインにぴったりです。
シャンパーニュ製法で造る爽やかで飲み応えのあるスパークリング
こちらのカイケン・スパークリング・シリーズは、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵製法を用いて造られる贅沢なスパークリングワイン。どちらもピノ・ノワール主体で造られており、骨太で飲みごたえのある味わいがお愉しみいただけます。
「1番」の名を冠した至高のアルゼンチンワイン
カイケン・マイは、カイケンが2007年から造り始めたワイナリーのトップ・キュヴェ。「MAI=マイ」とは、現地の言葉で「FIRST、1番」という意味があり、その名の通りカイケンにおけるアイコン・ワインです。使用されているブドウは、驚異の最高樹齢100年以上のマルベック。古樹のブドウを使用することで凝縮感と複雑味に溢れた味わいが表現されています。
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