TORMARESCA(ANTINORI)トルマレスカ(アンティノリ)
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プーリア州は、長靴の形をしたイタリア半島のちょうどかかとにあたり、イタリアでもワイン生産量1、2を誇るエリアです。プーリアでのワイン造りは、数千年前のギリシャ植民市時代にまで遡り、そのため、土着品種であるアリアニコやネグロアマーロはギリシャに由来しています。 |
名門アンティノリ家が可能性を見出した地、プーリア州。 |
アンティノリは、1998年にワイン造りの可能性に満ちたこの土地を購入し、この「トルマレスカ」というワイナリーが誕生しました。アンティノリの26代目の当主、ピエロ・アンティノリ氏は、プーリア州への進出理由について、「この地の太陽、土壌、大地、気候、恵み、歴史、文化、食事に可能性を感じたからであるが、それだけが理由ではない。この地にはたくさんのブドウ品種があり、その数だけ挑戦できること、そして、プリミティーヴォ、ネグロアマーロ、アリアニコなどそれぞれにおいて最上級のワインを造り出せる可能性があるからだ。」と語っています。 |
ワイナリーが所有するテロワールの異なる2つのエステート。 |
このワイナリーの大きな特徴は、内陸に位置する「ボッカ・ディ・ルポ」と、アドリア海沿いの「マッセリア・マイメ」という、テロワールのまったく異なる2つのエステートを所有していること。それぞれ最適な品種は違い、その地の風土と相まって、独自のワインを生みだしています。 |
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プーリアの州都、バリに近い内陸にあるエステート、ボッカ・ディ・ルポ。ヴルトゥレ休火山に程近い場所にあり、気候は昼夜の寒暖差が激しく、石灰石と砂で構成された火山質土壌です。 |
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ボッカ・ディ・ルポ 5,000円(5,400円 税込) この商品はこちら≫ |
「南のバローロ」という異名を持つこのワインは、色合いから濃厚。赤果実のニュアンスに、甘くシルキーなタンニンを感じます。アンティノリが掲げる「エレガントでトップクオリティのワインを造り出す」という信条をピッタリと表す1本。 |
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ピエトラ・ビアンカ 3,200円(3,456円 税込) この商品はこちら≫ |
最良区画のシャルドネを使用。この畑の白い石灰石にちなんで、「白い石(pietra=小石、bianca=白)」と名付けられています。ハーブやスパイス、塩などのニュアンス。上品で清涼感のある印象。芳醇な果実味と樽香の中に感じられるミネラルが心地よい、バランスの良い味わいです。 |
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マッセリア・マイメの畑は、アドリア海を目の前に臨む、海抜わずか15mの場所にあります。粘土質土壌のおかげでブドウ造りに必要な水分を保つことが出来るため、灌漑は現在行われていません。トルマレスカとは「海の目の前にある塔」という意味で、その名の通りブドウ畑の目の前にはエメラルドグリーンの海が広がります。所有する500haの敷地のうち、250haがブドウ畑、80haはオリーブ畑、残りは畑にすることの出来ない自然保護地区です。 |
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フィキモリ 1,800円(1,944円 税込) この商品はこちら≫ |
夏に非常に暑くなるプーリア州では赤ワインも冷やして飲んでいた、という土地の伝統にヒントを得て造られました。良く冷やしてこそ、ザクロやバラなど華やかなアロマと味わいが引き立つという珍しいワインです。柔らかいタンニンを表現するため、5度という低温で浸漬され、果皮は取り除き発酵させます。ぜひ8-10度に冷やしてお楽しみください。 |
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ネプリカ・ロッソ 1,800円(1,944円 税込) この商品はこちら≫ |
ネグロ・アマーロ、プリミティーヴォという土着品種にカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドした、ソフトなタンニンとフルーティさが2大要素の滑らかな味わいのワインです。スミレやプルーンなどの赤果実の香りが魅力的。ネプリカという名前は、使用している3種類のブドウ品種の頭文字をとったもの。 |
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トルマレスカ・シャルドネ 1,800円(1,944円 税込) この商品はこちら≫ |
シャルドネという国際品種でプーリア州のテロワール、アンティノリの個性を表現したいという熱い思いから造られているワイン。白い花、タイム、オレンジのフレッシュな香りを感じます。海に近い畑ならではの、潮風や草原を思わせる爽やかで生き生きとした味わいが特徴です。 |
AGLIANICO アリアニコ |