初入荷アイテム含む、愛好家垂涎のラインナップ! |
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フランスのみならず世界の白ワインの頂点に君臨するモンラッシェ。ピュリニー・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村にまたがって存在するこのモンラッシェ・グラン・クリュの周囲には、モンラッシェの名を冠する4つのグラン・クリュが広がり、ワインラヴァーの心を惹きつけてやまない圧倒的な存在感を放っています。
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錚々たるグラン・クリュを要する異なる個性を持った2つの村、
ピュリニー・モンラッシェとシャサーニュ・モンラッシェ。 |
グラン・クリュ、モンラッシェは、ピュリニー・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村にまたがるように存在しています。この2つの村には異なる土壌が存在し、スタイルの違ったワインが造られています。ピュリニー・モンラッシェの畑は、全体として泥灰土や化石を含んだ石灰、堆積物などが複雑に重なり合った複雑な土壌から成るのが特徴。この石灰質土壌から生み出されるワインは、豊かな芳香がありながら、端正さを失わず強くひき絞った弓のようなボディを持つ端正なスタイルで、気品ある引き締まった酸味が大きな魅力です。
一方のシャサーニュ・モンラッシェ村は、白ワイン産地としてだけでなく「優れた採石地」としても有名な石の街。パリのルーブル美術館のピラミッドの敷石として使われている大理石もシャサーニュ産です。その石は畑の下にも広がっており、その上に砂利や粘土質の重たい土壌が重なっています。その特異な土壌から生み出されるワインは、ピュリニー・モンラッシェと比較して、柔らかさとくつろいだ雰囲気が特徴。張り詰めたような印象を持つピュリニー比べると、より温かみを感じるスタイルのワインが生み出されています。
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モンラッシェ・グラン・クリュを筆頭に
世界最高峰の白ワインを造り出す完璧なテロワール。 |
モンラッシェ・グラン・クリュの畑が位置するのは、標高255m~270m、東向きの斜面の中腹。夏の間は気温が高く日差しも極めて多いのが特徴で、また「モンラッシェ」の語源となっている斜面上部の禿山が風や雹から畑を守り、この近辺の全ての特級畑が局地的な気候条件の恩恵を受けることとなります。
下層土も完璧で、地質学者のジェイムズ・ウィルソン氏は「モンラッシェが太古の昔から受け継ぐ奇跡の土壌は、泥灰岩交じりの薄い石灰岩層が泥灰岩に挟まれてできたもので、非常に緩い斜面を形成する。シュヴァリエの急斜面から流れ落ちたコート・ド・ニュイ由来の土壌がモンラッシェの『血』であることは疑いない。これは王家に流れる血だ」と述べています。これらの畑の位置や自然の恩恵、理想的な土壌といったすべての要素が適切に揃うことで、世界最高峰のワインが生まれるのです。
造られるワインの味わいは、溢れる果実の凝縮感と洗練された気品、他を圧倒する品格と芳醇さに満ちた、まさに白ワインの頂点にふさわしい佇まい。そしてモンラッシェ・グラン・クリュの周囲を取り囲む4つのグラン・クリュ、シュヴァリエ・モンラッシェ、バタール・モンラッシェ、ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ、クリオ・バタール・モンラッシェはそれぞれ異なる個性を持ち、ワインラヴァーの心を惹きつけてやまない圧倒的な存在感を放っています。 |
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5つのグラン・クリュ |
①モンラッシェ
硬い石灰岩の上に薄い表土、赤い泥灰土の帯が横切っている特異な土壌。溢れる果実の凝縮感と洗練された気品、他を圧倒する品格と芳醇さに満ちた白ワインの頂点。
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②シュヴァリエ・モンラッシェ
モンラッシェの上部に隣接する石が多い土壌からなる特級畑。鋼のような強固なミネラルを湛えた比類なき個性を持った深遠かつエレガントなフィネス溢れるワイン。
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③バタール・モンラッシェ
標高240~250mと低く、丘の麓に位置する畑。厚みのある粘土の多い褐色の石灰岩土壌から生まれる重厚な果実味が特徴の最も肉厚、肉感的なスタイル。
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⑤クリオ・バタール・モンラッシェ
栽培面積1.5haのモンラッシェ最少の特級畑。日当り抜群の、表土が薄く小石が多い石灰質土壌が織り成す、複雑なアロマを纏ったエレガントな味わい。
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