ボノー・デュ・マルトレイ
BONNEAU DU MARTRAY

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ボノー・デュ・マルトレイ / BONNEAU DU MARTRAY ワインボトル

グラン・クリュに情熱を注ぐ、由緒あるドメーヌ


モンラッシェと並び最高峰の白ワインと讃えられる特級畑、コルトン・シャルルマーニュ。その畑を広く所有し、代表的ともいえる存在がボノー・デュ・マルトレイです。


ボノー・デュ・マルトレイは、2017年にカリフォルニア・カルトワインの代表格、スクリーミング・イーグルのオーナーに買収されたことや、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)が畑を借り、コルトン・シャルルマーニュの生産を開始するというニュースにより近年世界を驚かせました。

2020年を彷彿とさせる、素晴らしい出来栄えの最新2022年ヴィンテージが初入荷!


この度、特級畑2銘柄の最新ヴィンテージが入荷いたしました。白ワインのシャルルマーニュ グラン・クリュはワイン・アドヴォケイトにて97点を獲得しており、「近年のマルトレイの中でも2020年に匹敵する最高のワイン」と絶賛されるほどの素晴らしい出来栄え。また、赤ワインのコルトン グラン・クリュも同誌にて95点を獲得しており、「10年前には想像できなかったほどの完成度に達している」と評されています。どちらの銘柄も数量限定入荷のため、ぜひこの機会をお見逃しなく。

目次

2020年と並ぶ、素晴らしい出来栄えとなった2022年

ボノー・デュ・マルトレイの2022年は、2020年と並ぶ素晴らしい出来栄えとなりました。気候変動の影響の影響により、1月は寒冷、2月以降は急激な気温上昇と下降を繰り返し、5月には36℃の高温を記録。6月には熱波と嵐が重なり150mmの降水量を観測し、夏も高温が続きました。しかしながら、有機栽培とバイオダイナミック農法の成果により、ブドウは安定して成長し、9月初旬には美しい果実が結実。ワインはフレッシュさと精密さを備え、深みのある味わいと驚くほど長い余韻が特徴です。


ワイン・アドヴォケイトでは「瓶内熟成が非常に良好で、2020年と並んで近年のドメーヌの中でも最高の出来栄えだ」と絶賛。デキャンタでは「ボノー・デュ・マルトレイにとって素晴らしいヴィンテージになることは間違いない」とコメントするなど、各誌において高評価を獲得しています。

古くからの歴史を誇る、由緒あるドメーヌ

古くからの歴史を誇る、ボノー・デュ・マルトレイ。1855年に出版された書物の中に、カール大帝(シャルルマーニュ)が所有していた70ha余りのコルトンの白ブドウオーナーの1人として、ボノー家の名前が挙がっているほどです。1969年、ジャン・ル・ボー・ド・ラ・モリニエール氏が、かつてボノー家が所有していた11haの畑を相続。その後、1994年から2017年4月まで息子のジャン・シャルル氏がドメーヌの指揮を執っていました。


ボノー・デュ・マルトレイが所有する畑の総面積約11haのうち、コルトン・シャルルマーニュが約9ha、コルトンが約2ha。ブルゴーニュの中でも、グラン・クリュのみを所有し、2銘柄のみ手掛ける珍しい造り手です。また、コルトン・シャルルマーニュについては、求める品質に達していない区画をDRCに貸し出しています。


2017年1月、このボノー・デュ・マルトレイがカリフォルニア・カルトワインの代表格スクリーミング・イーグルのオーナーに買収されるという衝撃的なニュースが発表。当主であったモリ二エール氏はフランスのメディアに対して「最も重要なのは、ドメーヌの品位とアイデンティティが保たれること。」と語っており、引継ぎ後の2017年4月にドメーヌを去るまで、ワイン造りに携わっていました。


さらに、2022年には、0.25haのバタール・モンラッシェを取得。スタン・クロンケ氏による全面的な支援の下、こだわりのワイン造りを行っています。

恵まれた日照と、環境に配慮した栽培

ボノー・デュ・マルトレイが所有するコルトン・シャルルマーニュの畑は、かつて中世の時代に広くヨーロッパを治めた王、カール大帝が所有していた畑と言われています。


現在この畑には、一部新たに植樹したものを除き、平均樹齢約50年のブドウが植えられています。西向きの急斜面に位置するこの畑は、種類の異なる石灰質土壌により構成。この土地で育ったブドウからは凝縮したミネラル感を持ったワインが造られます。またこの畑は、夕方遅くまで陽が当たり、日照時間に非常に恵まれているのも特徴。長い日照時間を得ることで光合成が有利に働き、しっかりと育ったブドウは、ワインにフィネスや力強さをもたらします。

※2020年ヴィンテージ以前のエチケット

2004年からオーガニック、ビオディナミへ転換し、デメテールの認証取得。寒暖に応じて調合を変え、気候に応じたプレパラシオンを使用しており、ボルドー液の散布はデメテール規定の1/10以下に抑えています。長くオーガニックやビオディナミという厳しい環境に置かれているのでブドウ樹も温暖化に適応してきており、特別何かをやるというよりは、「普段からブドウ樹を見ながら対応することが大切」という考えのもと栽培を行っています。


また2004年には仕立てをギヨ・プサールへ変更したことで、樹液の流れが良好に。2015年からは台木の種類を増やし、寒暖に適応できる台木を区画に応じて使い分けています。

徹底した低収量が生み出す、引き締まった味わい

モリ二エール氏のレガシーは現在でも受け継がれており、長年に亘る研究と経験によって到達した醸造法を採用。新樽比率も3分の1程度に留めています。モリニエール氏は「ブドウは、熱では無く光によって適切な糖度を得られる」ため、「光、風、水と土が合わさったとき、ワインにキャラクターを与え、長期に亘っての熟成を可能とする」と語っているのです。

1本のブドウ樹から約5房を手摘みで収穫。さらに「ヴィンテージの善し悪しに関わらず年間生産量は180樽まで」という徹底主義が、ボノー・デュ・マルトレイのワインを芸術品とも言うべき品質に高めています。このように一貫してテロワールや自然の力を尊重した結果、溢れんばかりのミネラル感を備えた、引き締まったタイトなスタイルのコルトン・シャルルマーニュが生み出されたのです。


2017年から色々な容器を実験的に導入し、アンフォラやコンクリートタンクの使用比率を徐々に増やしています。また容器に関しても素材だけではなく容器の形状も大事だと考え、卵型やワイングローブ(ガラス製の瓶)といった容器も試験的に使用。実験しながら好みのスタイルになるように容器を用意しています。樽に関しては、新樽比率は昔よりも下がっており、10~20%ほど。異なる樽職人から仕入れており、収量やヴィンテージのキャラクターによって使い分けています。


また、マロラクティック発酵終了後のSO2添加は昔よりもできるだけ遅らせるようになり、樽によっては添加していません。これによって、以前は個性が押さえつけられていた印象であったが、よりエネルギーに満ちたワインに仕上がっています。


現在はペルナン・ヴェルジュレスに10カ所分かれた醸造所にて作業。2027年ごろに4階建ての機能的なドメーヌが完成する見込みで、グラヴィティフローを導入予定など、さらなる進化と発展を目指しています。

限られた10区画で造る「シャルルマーニュ」

ドメーヌではテロワールにフォーカスし、緻密で正確なワイン造りを行うため、2021年ヴィンテージより商品名を「コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ」から「シャルルマーニュ グラン・クリュ」に名称変更。同時にパッケージも変更しました。


新しいシャルルマーニュは、コルトン・シャルルマーニュの区画の中でも、主な10区画の限られた畑のみのブドウで生産。所有していた2.8haの畑を2018年からドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに貸し出し、栽培面積が減少した分、より丁寧な栽培が可能になりました。


こうしてグラン・クリュの中でも限られた区画のブドウだけを使用し、区画別で丁寧に醸造したシャルルマーニュ。ワインはミクロクリマの調和が織りなす、緻密で力強い味わいに仕上がっています。

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