1年に1度のお祭りといえば、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日!2026年は11月19日(木)です。エノテカでは、パリの名門レストラン「タイユヴァン」がセレクトするヌーヴォーや、エノテカ取り扱い歴約20年の定番ワイナリー、ジル・ド・ラモアを取り扱っています。
最新情報到着!2026年ヴィンテージについて
タイユヴァンからのコメント(7月23日時点)
12月から3月中旬の休眠期は冷涼で雨が多く、ブドウ樹は十分な水分を蓄えました。芽吹きは例年より約2週間早く始まり、5月中旬の開花期は暖かく晴天に恵まれ、順調に進行しました。一部では果粒の大きさにばらつきが生じるミルランダージュが見られましたが、収量はやや減少する一方で、果実の凝縮感や品質の向上が期待されています。
開花は5月20~25日に完了し、収穫は8月20~25日頃を予定しています。その後もブドウの生育に適した穏やかな天候が続き、一時的な猛暑も畑への大きな影響はありませんでした。
7月は非常に暑く乾燥した天候が続きましたが、ブドウ樹は比較的良好な状態を保っています。先週は激しい雷雨に見舞われ、地域全体では収量への影響が懸念されるものの、当ワイナリーの畑への影響はごくわずかでした。
現在は樹冠管理を終え、ブドウは熟度と香りを育む重要な時期を迎えています。今後は適度な降雨に恵まれ、7月よりもやや涼しく、過ごしやすい8月となることを期待しています。現時点では、2026年は優れたヴィンテージとなる可能性が高く、今後数週間も好条件が続けば、非常に高品質な収穫が期待されています。
とはいえ、最終的な結果を左右するのは自然の力です。収穫期まで安定した天候が続き、ブドウが理想的な熟度と品質に達することを願っています。
ジル・ド・ラモアからのコメント(7月28日時点)
2026年は観測史上でも降水量の多い冬となり、ブドウ畑の土壌には十分な水分が蓄えられました。2月は記録的な暖冬となり、3月末には霜が発生したものの、風により若芽への被害は最小限に抑えられました。
春は気温の変動が大きく、4月下旬から5月中旬にかけての低温と降雨で生育が一時遅れましたが、その後の猛暑と適度な降雨により樹勢は回復。一部で雹害が見られたものの、全体として健全な生育が続いています。
ここ1か月ほどのボジョレーでは、暑くも比較的過ごしやすい週と記録的な猛暑の週が交互に訪れています。最高気温36~40℃の厳しい暑さの中でもガメイは驚くほど健やかで、病害も確認されていません。葉は鮮やかな緑色を保つ一方、ヴェレゾンには畑や樹ごとに大きなばらつきが見られ、土壌の深さの違いによる水分ストレスが影響していると考えられます。
果粒は猛暑の影響でやや引き締まり、房も小ぶりとなる見込み。通気性が高まり、凝縮感とバランスに優れた品質が期待されます。一方で樹勢が弱まり始めているため、適度な降雨が待たれます。ヴェレゾンの進行差が大きく収穫時期の判断は難しいものの、現時点では8月22~24日頃の収穫開始が見込まれています。
ボジョレー・ヌーヴォーってどんなお酒?
ブルゴーニュ地方南端に位置するボジョレー地区。ガメイ種を使用した、軽快な赤ワインです。"Nouveau"(ヌーヴォー)とはフランス語で"新しい"の意味。つまり、ボジョレー・ヌーヴォーはボジョレー地区でその年に収穫したブドウから造られる新酒のことです。古くは地元のブドウ農家が実りを祝うために造られていたとか。フランスワインの中で、最も熟成期間が短く、その味わいは、もぎたての果実のようにフレッシュでジューシー。ボジョレー・ヌーヴォー最大の魅力です。
ボジョレー・ヌーヴォーの美味しい飲み方
フレッシュさが特徴のボジョレー・ヌーヴォーは、少し冷やしてお楽しみ頂くのがおすすめです。普通のワインの場合、冷やしすぎるとタンニンによる渋みが強調されて飲みにくくなってしまう場合がありますが、ボジョレー・ヌーヴォーは元々タンニンが少ないので、その心配はありません。冷蔵庫で軽く冷やして、お料理とともに気軽にお楽しみください。早飲みタイプのワインなので、購入後はなるべく早いうちにお飲み頂くことをおすすめします。