夏真っ盛りの7月は、食卓にも軽やかで涼しげな空気を取り入れたくなる時期です。
そんな季節に寄り添うのが、シャブリのような爽やかな白ワイン。暑さで重たくなりがちな食事に心地よい清涼感をもたらしてくれます。
今回は、そんな7月の“おうちレストラン”におすすめしたいレシピを、SNSで「おうちで作れるプロの味」を発信する料理家・パパイズムさんに教えていただきました。
メイン料理ともう一品、そしてキリッと冷えたシャブリがあれば、週末の食卓がぐっと特別な時間になりますよ。
レシピを教えてくれたのは、パパイズムさん
元料理人。10年以上の厨房経験を活かし、レシピ開発・執筆・写真・動画制作を手がける。 現在は子育てをしながら自宅で活動し、プロの技術を家庭で再現できるレシピを発信。 「作ってみたくなる料理」をテーマに、わかりやすく伝えることを大切にしている。 Instagramアカウント:@papa_izm_kitchen
7月のワイン:爽やかな白ワイン
凛とした酸と澄んだミネラル感が心地よいシャブリは、夏の軽やかな食卓にもぴったり。
コルトー・ミシュレが手掛ける「シャブリ」は、エノテカでもベストセラーとして親しまれている1本。ふくよかな果実味と溌剌とした酸が美しく調和し、日常の食卓にも寄り添いながら、確かな満足感をもたらしてくれます。
そんなシャブリに寄り添うように、パパイズムさんが7月のレシピを考案。ワインと合わせることで、夏の食卓が“ちょっと特別”なひとときに仕上がります。
メインレシピ: あじの香味パン粉焼き
魚介料理と相性抜群なシャブリに合わせて、今回のメインはあじを使った一皿です。
粉チーズと大葉を混ぜ込んだ、さっぱりと香る香草パン粉であじを包み、洋風のフライに仕上げました。
あじならではの自然な旨味に、ハーブやチーズの香ばしさを重ねることで、暑い時期でも重たさを感じずに楽しめる、家庭でも作りやすい一皿にまとめています。
【材料 2人分】
あじ切り身 4枚(約150g)
あじ下味用の塩 各ひとつまみ程度
サラダ油 大さじ3
レモン 少量
A卵 1個
A小麦粉 大さじ3
A水 大さじ1
パン粉 大さじ4
粉チーズ 小さじ2
大葉 3枚
【作り方】
1.ボウルにAを入れ、ダマがなくなるまでしっかり混ぜ、バッター液を作る。
2.大葉は茎を取り除き、みじん切りにする。パン粉・粉チーズ・大葉を合わせて大葉パン粉を作る。
3.あじに軽く塩をふり、5分ほど置いて出てきた水分をしっかり拭き取る。
Point!
塩で水分を抜くことで、焼いたときに身が締まり、魚の旨味がぼやけません。
4.あじをバッター液にくぐらせ、2の大葉パン粉をしっかりとまぶす。
5.フライパンにサラダ油を温め、両面きつね色になるまでカリッと揚げ焼きにする。
6.器に盛り付け、レモンを添える。
Point!
レモンは絞りすぎず、香りを添える程度に使うと、ワインとのバランスがよりきれいに仕上がります。
あじの淡白な旨味に、シャブリの凛としたミネラル感ときれいな酸が寄り添い、全体を心地よく引き締めてくれます。 揚げたあじの香ばしさも、シャブリの清涼感によって重たさを感じさせず、余韻まで軽やかに楽しめる組み合わせです。
副菜レシピ:きゅうりのヨーグルトサラダ カリカリベーコン添え
もう一品添えるなら、きゅうりの軽やかな食感が心地よいサラダを。
ヨーグルトとマヨネーズのやさしい酸味に、カリカリに焼いたベーコンの塩気と香ばしさを合わせることで、全体にほどよいアクセントを加えます。メイン料理のあじの香味パン粉焼きとも相性が良く、食卓をすっきりとまとめてくれる一皿です。
【材料 2人分】
きゅうり 1本(80〜100g)
塩 2つまみ程度
ベーコン 3枚(30g)
Aヨーグルト 大さじ3
Aマヨネーズ 小さじ1
A黒こしょう 少々
粉チーズ 適量
黒胡椒 適量
【作り方】
1. きゅうりはピーラーで縦に薄くむき、ボウルに入れて塩をふり、5分ほど置く。出てきた水分をしっかりと絞る。
Point!
きゅうりの水分をしっかり切ることで、ソースが水っぽくならず味が引き締まります。
2.別のボウルにAを混ぜ、1のきゅうりを加えて和え、器に盛り付ける。
3.フライパンでベーコンをカリカリに炒め、食べやすい大きさにカットして3にトッピングする。
Point!
ベーコンは最後にのせることで、カリカリした食感が残ります。
4.仕上げに粉チーズと黒胡椒をふる。
きゅうりの瑞々しさとヨーグルトのやさしい酸味が、シャブリの凛とした酸とミネラル感に自然に寄り添い、全体をすっきりとまとめてくれます。
まとめ
ミネラル感ときれいな酸が魅力のシャブリと、今回ご紹介した組み合わせなら、暑い時期でも心地よく楽しめる清涼感のある食卓が広がります。
7月の週末は、シャブリとともに“おうちレストラン”気分をお楽しみください。
文=川畑あかり