春の食材もお店に並び始めました。寒い冬を越えて、元気に芽を出した春野菜。
みずみずしくて柔らかく、強い香りと苦味、若々しさ…春野菜には元気なパワーがぎっしり詰まっています。
春の食材を使ったワインにピッタリなおつまみを作って、自宅での時間を楽しんでみませんか?
今回は、旬のおいしさを存分に楽しめる、春のおつまみレシピをご紹介します。
カブと生ハムのカルパッチョ
カブの旬は春と秋。
秋物に比べ、春物のカブはやわらかくてみずみずしいのが特徴です。
最初のピックアップレシピは、生のカブをオリーブオイルでいただくおつまみ。
心地良い食感と、ジューシーなカブとオリーブオイルの素晴らしい相性を満喫してください。
【材料 2人分】
カブ 2個
生ハム 40g
オリーブオイル 大さじ1
塩・黒コショウ 少々
【作り方】
1.カブは皮をむいて1cm厚のくし切りに、生ハム食べやすい大きさにカットする。
2.カブに生ハムを重ね、器に並べる。
3.全体にオリーブオイル・塩・黒コショウをふって出来上がり。
カブのみずみずしさに合わせ、ワインもみずみずしさを感じる軽めスパークリングワインが心地よいペアリング。
甘味のない、キリッとドライタイプがおすすめです。
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菜の花の厚焼きオムレツ
続いては、春を告げる代表的な食材、菜の花を使ったおつまみです。
定番のおひたしから一歩進んで、スキレットで小さく焼くスペイン風オムレツに挑戦。
菜の花は下茹でせず炒めて使うことで、ほろ苦さを生かしつつ、茎の甘みを引き出します。
【材料 2人分】
卵 3個
菜の花 50g
ベーコン 30g
オリーブオイル 大さじ1
塩 小さじ1/5
【作り方】
1.菜の花は長さ3~4cmに、ベーコンは細切りに、ニンニクはみじん切りにする。
2.スキレットにオリーブオイルを加えて中火で熱します。菜の花・ベーコンを炒め、しんなりしたら塩で下味をつける。
3.卵を溶いて流し入れ、弱火に落とし、蓋をして4~5分待つ。
4.フライパンの淵をゴムベラでと整え、お皿を使って表裏を返す。
5.更に4~5分焼いたら出来上がり。放射状の食べやすい大きさにカットして楽しみましょう。
菜の花や山菜など、特有のほろ苦さをもつ春野菜に合せる白ワインは、ソーヴィニヨン・ブランやベルデホなど爽やかな白ワインがおすすめです。
ハーブのようなグリーンのニュアンス、苦み・酸味を感じる物を選んで、似た者同士の同調マリアージュを楽しみましょう。
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しらすのアヒージョ
しらすの旬は3月下旬~5月。1~3月中旬は禁漁の為、本格的に出回るのは4月以降になります。
旨味が強く、下ごしらえ不要なのが嬉しい!イチオシの絶品アヒージョをご紹介します。
オイルが主役のおつまみなので、パンのご用意もお忘れなく。
※しらすの禁漁期間は地域や年によって異なります。
【材料 2人分】
しらす 40g
ニンニク 1片
唐辛子(輪切り) 適宜
オリーブオイル 大さじ4
塩 小さじ1/3
【作り方】
1.ニンニクは潰してから粗みじんに刻む。
2.オリーブオイル・塩・ニンニク・唐辛子を合わせ、3~4分弱火にかける。
3.ニンニクがきつね色になったら、しらすを加え一煮立ちさせる。
このおつまみにはずばり!芳醇な樽香と華やかで爽やかな塩味が特徴のシェリー・マンサニーリャがイチオシです。
シェリーの中でも比較的軽やかでやわらかく、幅広いお料理と相性の良いタイプ。
アヒージョのオイルを軽快にしながら、しらすの海の香りと甘みをさらに心地よいものにしてくれます。
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まとめ
春野菜にある独特の苦味は、長い冬で停滞してしまった代謝を促してくれる働きがあるそうです。
ビタミンなど不足しがちな栄養素も豊富で、疲れやダルさの出やすい季節の変わり目の、カラダメンテナンスにもピッタリです。
美味しく食べて、カラダも元気に。
春野菜のおつまみでワインタイムをたっぷり楽しんで、軽快に春を迎えましょう!