成人のお祝いに!20年熟成させられる狙い目ワイン

成人式の写真

新成人のみなさま、ご成人おめでとうございます!

今年の新成人の生まれ年である1999年はブルゴーニュやローヌ地方が素晴らしいヴィンテージ。ワイン愛好家としては、こうした記念ヴィンテージのワインを熟成させて、素敵なプレゼントとして共に楽しみたいものです。

しかし20年という長い年月は、どんなワインでも乗り越えられるわけではありません。そこで今回は、20年以上の熟成にも耐えうる狙い目のワインをご紹介します。

成人のお祝いだけでなくご結婚の記念ヴィンテージなど、長い時を超えて楽しみたいワインを選ぶ際の参考にしてくださいね。

新成人と楽しみたい貴腐ワイン

「成人した子供と一緒にワインを飲みたい」と考えるワイン愛好家は、多いのではないでしょうか。そんな時、普段からワインを楽しむ愛好家はついつい赤ワインを選びがちです。

しかしお酒を初めて飲む新成人が、なめし皮や土といった難しい風味のする熟成した赤ワインを美味しく感じるかは怪しいところ。せっかくなので楽しんで貰いたいですよね。

そこでおすすめなのが、ソーテルヌを代表とする極甘口の貴腐ワインです。

貴腐ワインのポイント!

・ワイン愛好家も初心者も楽しめる

貴腐ワインは比較的安定して、20年程度の熟成が可能。蜂蜜やジンジャー、トフィーのような甘くて香ばしくて風味たっぷりに発達します。

若い時は濃厚な甘さも、熟成によって控えめに感じるようになっていくので、愛好家も初心者も楽しめますよ。

20年熟成させられる貴腐ワイン

本格派!イタリアの赤ワイン

熟成用の赤ワインを用意する場合、王道はボルドーワインです。しかしボルドーはヴィンテージによって長期熟成に適するかが変わり、有名産地だからこそ高値という弱点もあります。

「予算的にボルドーのトップシャトーは高根の花…」そんな方におすすめしたいのがイタリアの赤ワインです。

イタリアの赤ワインのポイント!

・比較的リーズナブルな価格

・安定したヴィンテージの品質

とても大きな括りですが、バローロとバルバレスコをはじめとして、アマローネやブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、タウラージなど、イタリアには長期熟成に適したワインが多く存在しています。

それ故に、銘柄を選べば1万円以下でも20年を超える熟成が可能なのが嬉しい点。またフランスに比べるとヴィンテージ差が少なく、品質が安定しているのもイタリアの赤ワインの魅力です。

ボルドーの生産年が長期熟成に向いていない場合の代替案としてもおすすめします。

20年熟成させられるイタリア産の赤ワイン

救世主シャンパン

通常の白ワインや赤ワインであれば、ブドウの収穫から3年程度で市場に流通し、毎年新しいヴィンテージに切り替わります。つまりお目当てのヴィンテージから数年後の買い時を逃すと、その後は時間が経つほど入手難易度があがっていくのです。

「子供が生まれた当時は、ワインに興味がなかった…」という方もいますよね。そんな大切なヴィンテージのワインを買いそびれた人にとって、救いの手を差し伸べてくれる救世主がシャンパンです。

シャンパンのポイント!

・8年以上前のヴィンテージが入手可能

・白ワインとしては安定した熟成ポテンシャル

収穫からリリースするまでの期間が長いシャンパンは、最上品であれば収穫年から8年以上後に発売されることも多く、後から入手することが可能。ヴィンテージの性質によっては10年後にリリースされるということもあります。

また白ワインで20年以上の熟成は難しい場合もありますが、このクラスのシャンパンなら熟成可能なポテンシャルを秘めています。熟成にともない徐々に発泡性が失われていきますので、白ワイン好きの方にもおすすめです。

20年熟成させられるシャンパン

保存環境について

セラーに入っているワイン

厳しい環境を乗り越えた人が実年齢よりも落ち着いて見えるのと同様に、どんなに熟成ポテンシャルのあるワインでも保存環境によって歳の取り方が変わります。

同じヴィンテージの同じワインでも、抜栓される日まで歩んできた道のりによって、熟成感が大きく違うことは当然のようにあるのです。

これもまたワインの魅力の一つではありますが、行き過ぎた熟成感は好みが分かれます。長期間の熟成であればあるほど、環境には気を付けて保管しましょうね。