ルー・デュモン
LOU DUMONT

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ルー・デュモン / LOU DUMONT ワインボトル

ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエが認めた、日本人醸造家


「天・地・人」の精神に基づいたワイン造りを行う日本人醸造家、仲田晃司氏が手掛けるルー・デュモン。全ての過程において手をかけ情熱をもって造られるワインには、仲田氏の人柄はもちろんのこと日本人ならではの細やかな感性、丁寧なモノ造りの精神がしっかりと表現されています。そんな仲田氏のワインを「ブルゴーニュの神様」アンリ・ジャイエも絶賛。様々なメディアでも取り上げられ、ますますファンを拡大しています。

目次

クラシックなブルゴーニュスタイルが愉しめる2021年ヴィンテージ

ブルゴーニュの2021年は、ブドウの収量が減少したもののワインはエレガントな仕上がりになったことが特徴です。4月に夜間の気温が大幅に下がり、ブルゴーニュ全域で深刻な霜害が発生。また生育期間である春から夏にかけて湿度が高まり、病害に悩まされる生産者もいました。ただ生き残ったブドウには2020年と比べてジュースがしっかりと蓄えられており、酸味も高い傾向だったことから、ワインは果実味と酸味のバランスに優れた出来栄えとなったのです。

仲田晃司氏

2021年はルー・デュモン曰く、「難易度が高くやりがいのある年」。暖冬でブドウ樹の生育が早まったこともあり、 4月の霜害や多雨による病害の影響など天候に悩まされました。しかしながら努力は惜しまず栽培作業を実施。8月中旬から理想的な陽光の下で順調なヴェレゾン(色づき)を迎えたこともあり、収穫したブドウは結果として素晴らしい出来栄えに。「子供と同じですが、苦労が多いほど愛情が深くなります!」と語るほど、生産者にとって思い入れのある年となりました。


こうして造られたルー・デュモンのワインは、酸が綺麗でクラシックなブルゴーニュらしいスタイルが特徴。しかしながブドウの終了は半減しワインの生産量も例年より少ないため、ファンの方にはぜひ手に入れていただきたい注目のヴィンテージです。

神様、アンリ・ジャイエが認めた質の高さ

ルー・デュモンは日本人醸造家の仲田晃司氏が設立したネゴシアン。仲田氏は、大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱き、1995年に単身渡仏しました。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、1999年ヴィンテージから委託生産や瓶買いを開始。2000年7月7日、ニュイ・サン・ジョルジュにワイナリーを設立しました。


「デュモン」とは山という意味。仲田氏の生まれた岡山県の高梁にある、町のシンボル的存在の備中松山城をイメージし、心の中にはいつも故郷があるという想いを込めて付けた名前です。「ルー」は、仲田夫妻が(カトリックの洗礼式における)"代親"になった、ルーちゃんという女の子にちなんでいます。

2003年には、念願だった自社の醸造所をジュヴレ・シャンベルタンに開設。そのお披露目パーティーのスペシャル・ゲストとして招かれたのは「ブルゴーニュの神様」と呼ばれた在りし日のアンリ・ジャイエ氏でした。自らの発言力の影響を考え、他人のワインについて、滅多に評価しないことで知られるアンリ氏ですが、仲田氏のワインを大絶賛。それまで「日本人が造るブルゴーニュ」としか認識されていなかったルー・デュモンが、「神様が認めたブルゴーニュ」になった瞬間でした。


さらに2008年にはジュヴレ・シャンベルタンに念願であった自社畑も手に入れ、醸造所に併設した自社カーヴも取得。ビオロジックを採用してブドウを栽培し、新しいキュヴェを生み出すなど現在でも様々な取り組みを行っており、数あるブルゴーニュの造り手の中でも新進気鋭の造り手として、世界中で高く評価される存在となっています。

エレガンスとエキゾチックな雰囲気を併せ持つワイン

ルー・デュモンのエチケットには、アンリ・ジャイエ氏より受けた「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」との薫陶により、「日本人であるということ」「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」という文字をあしらったデザインを採用しました。


「人は天と地によって生かされている」という日本人独特の考えに基づいて造られるワインは、そのユニークな発想からマンガ『神の雫』でも取り上げられます。作中では、仲田氏の造るムルソーが「繊細で端正な古き良き日本らしい美しさを持つワイン」として紹介され、日本国内外で広く知られる存在になりました。

「天・地・人」の精神を持って造られる仲田氏のワインは、シルキーでエレガントなブルゴーニュワインらしい美しさと、どこかエキゾチックな雰囲気を併せ持つ繊細な味わいが特徴。まさに、ブルゴーニュと日本の文化を融合させたような仲田氏にしか造りだせない独自のスタイルを持っています。

丁寧なモノ造りの精神を表現

仲田氏のワイン造りの特徴は、日本人的、職人的と言うべき、細部まで徹底的にこだわる仕事への執念です。ワイン造りにおいては、テロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や様々な熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。


そんなワイン造りのこだわりの一つは、新樽を使用することです。仲田氏によると、清潔な新樽にてマセラシオン(醸し)と一次醗酵を行うことで、ワインは美しく澄んだ状態を保てるうえ、樽の香りが溶け込み非常に滑らかな酒質になるとのこと。その後、キュヴェによって新樽比率を調整した二次発酵を行います。


芸術品と言えるワインを生み出す天才と名高いエマニュエル・ルジェ氏は、仲田氏のワイン造りについて、「こんな手間暇のかかりすぎる醸造方法でワインを醸しているのは彼だけ」と称賛。特殊で贅沢な醸造技術を駆使し、全ての過程において手をかけ情熱をもって造られるワインには、仲田氏の人柄はもちろんのこと日本人ならではの細やかな感性、丁寧なモノ造りの精神がしっかりと表現されています。

当主の仲田晃司氏

「ワインを通じてアジアとの架け橋になりたい」という仲田氏。現在ルー・デュモンのワインは、日本、韓国、台湾、中国、シンガポールなど、アジア諸国をはじめ、ヨーロッパ諸国とアメリカでも販売され、そのワインはデパートやワインショップ、本国フランスのレストランなどで幅広く取り扱われています。

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