1年に1度のお祭りといえば、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日!2025年は11月20日(木)です。エノテカには、パリの名門レストラン「タイユヴァン」がセレクトする上級ヌーヴォーやロゼが入荷予定。エノテカが厳選したとっておきのボジョレー・ヌーヴォーをぜひお楽しみください。
最新情報到着!2025年ヴィンテージについて
タイユヴァンからのコメント
ボジョレーの畑において6月の第1週は雨が多く、花ぶるいが発生しました。しかしその後は天候が非常に良好で、ここ数日は気温も高めに推移しています。ミルランダージュ(果粒の不揃い)は収量減につながるものの、優れたヴィンテージの兆しとも言われます。
7月現在、畑は非常に健全な状態を保っており、周辺の多くの生産者がベト病によって深刻な被害を受けているのとは対照的です。夏ができるだけ穏やかに推移することを願っています。
ボジョレー全体としては2025年の収穫量は少なくなる見込みです。
マコンの畑において6月の天候は非常に暑く乾燥しており、病害の発生が減少したことで、春に比べてブドウの樹勢は良好になりました。7月現在、房はほぼ完全に形成されており、収穫は例年より早く、8月末には始まる見込みです。
ジル・ド・ラモアからのコメント
5月は涼しく雨の多い月でした。ブドウ樹は非常に早く成長しましたが、開花には理想的な条件とは言えず、不安定な状況でした。
この期間、栽培者たちはベト病の対応に追われ、その結果、花ぶるいが畑全体でかなり見られ、今年の収量は平年より少なめになる見込みです。幸いにも、6月に入ると太陽が顔を見せ始め、7月現在はまるで8月のような猛暑が続いています。
栽培者たちは、少しでも涼しい時間帯を求めて夜明けから作業を始めています。ベト病の症状は収まりつつあり、被害を受けた部分は自然に乾燥して落ちていくでしょう。
畑では、ガメイ種のブドウが果実形成期に入り、果実は大きな豆ほどのサイズになっています(房が垂れ下がる段階です)。この時期から収穫まで、房は十分なスペースを確保しながら、健全な成長が期待されます。今後の天候は、暑く特に嵐を伴う夏になると予報されています。
状況は急変する可能性もありますが、7月の現時点では、収穫は8月末から9月初旬を予定しています。
ボジョレー・ヌーヴォーってどんなお酒?
ブルゴーニュ地方南端に位置するボジョレー地区。ガメイ種を使用した、軽快な赤ワインです。"Nouveau"(ヌーヴォー)とはフランス語で"新しい"の意味。つまり、ボジョレー・ヌーヴォーはボジョレー地区でその年に収穫したブドウから造られる新酒のことです。古くは地元のブドウ農家が実りを祝うために造られていたとか。フランスワインの中で、最も熟成期間が短く、その味わいは、もぎたての果実のようにフレッシュでジューシー。ボジョレー・ヌーヴォー最大の魅力です。
ボジョレー・ヌーヴォーの美味しい飲み方
フレッシュさが特徴のボジョレー・ヌーヴォーは、少し冷やしてお楽しみ頂くのがおすすめです。普通のワインの場合、冷やしすぎるとタンニンによる渋みが強調されて飲みにくくなってしまう場合がありますが、ボジョレー・ヌーヴォーは元々タンニンが少ないので、その心配はありません。冷蔵庫で軽く冷やして、お料理とともに気軽にお楽しみください。早飲みタイプのワインなので、購入後はなるべく早いうちにお飲み頂くことをおすすめします。
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