<img height="1" width="1" style="display: none" src="https://www.facebook.com/tr?id=123150041756204&ev=PageView&noscript=1" />

エノテカオンライン


イタリアで大人気の黒ブドウ!幅広いスタイルのワインを生み出すバルベラ

エノテカ編集部
エノテカ編集部
ワインを学ぶ
公開日:2019.5.23
更新日:2019.8.29
バルベラ
イタリアの黒ブドウの中で栽培面積がサンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、メルロに続いて4番目に広いバルベラは、幅広いスタイルのワインを生み出すことで知られています。
今回は、原産地であるイタリアのピエモンテ州に焦点を当てて、バルベラについてご紹介していきたいと思います。
目次

バルベラとは

バルベラ
バルベラはイタリアの北西に位置するピエモンテ州のモンフェッラートを原産とする土着品種です。ピエモンテ州の他にはその東隣のロンバルディア州でも広く栽培されています。
地元での人気が高く、親しみやすい柔らかな果実味と酸が特徴的です。
また品種の名前では珍しく「ラ・バルベーラ」という女性名詞で呼ばれ親しまれています。
暑さや寒さに強く、収量が多く生産性が良いので、18世紀末に襲ったフィロキセラ禍では大きな被害を受けたネッビオーロに代わって重宝されました。

産地であるピエモンテの特徴

ピエモンテの畑
ピエモンテはイタリア語で「山の麓」を意味する通り、アルプス山脈の南側に広がっている地域です。食文化やワインに至るまで、隣接しているフランスから色濃く影響を受けています。
イタリアの中ではトスカーナ州に並ぶ高級ワイン産地。特にネッビオーロから造られる長期熟成が可能な赤ワイン、バローロやバルバレスコは世界中で多くのファンを獲得しています。
一方で、バローロやバルバレスコに比べると安価なバルベラは、地元ではデイリーワインとして親しまれています。
イタリアでは珍しく水に恵まれている土地で、夏は湿気が多くて暑く、嵐も多いという気候で、春や秋に集中的な雨が降ります。
ピエモンテについて詳しくはこちら

D.O.C.G.バルベラ・ダスティとD.O.C.バルベラ・ダルバの違い

ブドウ畑
原産地呼称ワインであるD.O.C.のバルベラ・ダルバと、さらに厳正な規定が設けられている統制保証付き原産地呼称ワインであるD.O.C.G.バルベラ・ダスティは、両方ともバルベラを主体に造られるワインです。
熟成を経て楽しめるように造られているD.O.C.G.バルベラ・ダスティに比べ、D.O.C.のバルベラ・ダルバは早くから楽しめるように造られています。また、バローロやバルバレスコの熟練した生産者が手がけることが多いために、美味しく仕上がったワインが多く市場に流通しています。
一方で、D.O.C.G.バルベラ・ダスティは上級者向けなのでは……と不安に思う人もいらっしゃるかもしれませんが、長期熟成に耐える素晴らしいワインは大事な人への特別な贈り物などに最適です。
リリースまでに14ヶ月以上の熟成期間が設けられており、新しい小樽や大樽で熟成されたゴージャスな風味を持つワインは、バルベラの秘めた力を感じることができます。

バルベラのワインの特徴

赤ワイン
バルベラは、色調が濃く、飲み心地が軽快なワインを生み出します。
赤系のベリーなどが感じられ、かすかにミネラルの香りもあります。味わいは酸味が強めでタンニンは少なめ。大半のワインは、エレガントというよりはチャーミングな印象を持ちます。
樽を使用した場合、果実味が抑えられて香ばしい風味や複雑味が増します。
熟成すると軽快だった風味は肉や土、枯れ葉などの香りに変化し、フレッシュだった印象から全体的にまとまった落ち着きあるワインへと変化していきます。

料理との相性について

カルネ・クルード
バルベラと相性の良い料理は、ピエモンテ州の郷土料理であるカルネ・クルードです。これはピエモンテ牛の生肉を刻んだものにレモンや塩をかけたシンプルな前菜で、いわゆる「生肉のタルタル」です。
ジューシーな肉がバルベラのほどよいタンニンに馴染み、絶妙なマリアージュとなります。
また、この地が名産地である白トリュフもよくペアリングされます。黒トリュフに比べて濃厚な動物性に近い香りを持つ白トリュフは、リゾットやパスタの上に生のままかけられることも多く、チーズフォンデュと合わせることもあります。特にアルバという地域の上質なバルベラのワインが良く合うとされています。

おすすめのバルベラのワイン

最後に、ぜひ一度お試しいただきたいバルベラのワインをご紹介します。
こちらは100年の歴史を持つ老舗ワイナリーが手掛ける赤ワイン。
綺麗な酸とピュアな果実味が感じられる親しみやすいワインです。
バルベラを使ったワインが実際どんな味なのか、体感するにはうってつけの一本です。

まとめ

地元の人に愛されるデイリーワインのイメージが強いものの、高品質なワインも多く生産されているバルベラ。
実力のある生産者が手がけることが多いことが多く、品種の強さやヴィンテージによる影響が比較的少ないために、年を問わず安定したクオリティのワインを楽しむことができます。
イタリアの赤ワインが飲みたいと思った日には、ぜひバルベラをチョイスして、素朴な肉料理などと合わせてみてくださいね。
<参考>
『2019 ソムリエ協会教本』一般社団法人日本ソムリエ協会
谷宣英『ワイン テイスティング バイブル』ナツメ社
バルベラの商品一覧はこちら 美食と銘醸ワインの宝庫「ピエモンテ」
エノテカ編集部
エノテカ編集部

全国60店舗以上!ワイン専門店「エノテカ」の編集部。スタッフやライターの方々と、知っていると得する基礎知識からエノテカならではのディープな情報まで、ワインにまつわる情報を様々なテーマで発信していきます。

この記事をシェア

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。

「人とお酒のイイ関係」ほどよく、楽しく、良いお酒。

エノテカ株式会社はアサヒグループです。
Copyright© 1998-ENOTECA CO., LTD. All rights reserved.