旬を食卓に!夏野菜を使ったワインに合うおつまみレシピ

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ワインに合うレシピ
公開日 : 2025.7.8
更新日 : 2025.7.24
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夏野菜とワイン

「トマトが赤くなると医者が青くなる」このことわざには、旬の野菜には、不思議とその季節に必要な栄養素が詰まっているという意味も含まれています。


これから迎える季節は、カラダに最も過酷なシーズン。汗をかくことで不足しがちな栄養素を、カラフルな夏野菜で美味しく補給したいですね。夏野菜は彩の美しさや栄養価ばかり注目されがちですが、実はワインとの相性も素晴らしい食材なのです!


今回のテーマは、旬の夏野菜を使った夏のワインシーンにピッタリの簡単おつまみレシピ。もちろん、ワインとの相性もご紹介します!

目次

ズッキーニとコーンのハーブ炒め

ズッキーニとコーンのハーブ炒め

夏はズッキーニがとびきり美味しい季節。


塩胡椒だけのシンプル炒めを、ドライハーブをプラスしてグッと格上げ。パスタやハンバーグなど洋風プレートに添えたり、作り置きサイドディッシュにもピッタリです。

【材料 2人分】

ズッキーニ 2本
コーン 150g
ニンニク 1片
粉チーズ 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
Aドライハーブ(バジル・オレガノ・タイムなど) 小さじ1/2
A塩 小さじ1/2
A黒コショウ 少々


【作り方】

1.ズッキーニを1cm厚のイチョウ切りに。ニンニクをみじん切りにする。

2.オリーブオイル、ニンニクを中火で加熱し、色づいてきたらズッキーニ、コーンを炒めあわせる。

3.ズッキーニがほんのり色づき、しんなりしてきたらAを加えてさっと炒め合わせる。

4.器に盛り、粉チーズをふり完成!

おすすめのワイン

夏野菜をシンプルに調理したお料理にぜひ合わせてほしいのが、「ゲヴュルツ」ことゲヴュルツトラミネール。


フランス・アルザス地方の代表的な白ブドウで、イタリア、ドイツ、オーストリアなどでもポピュラーな品種です。ドイツやオーストリアでは遅摘みや貴腐化で甘口ワインが造られていますが、今回の料理に合わせたいのは引き締まった辛口タイプ。


豊かなアロマの中に爽やかな苦みがあり、これが野菜のえぐみと合わせると甘みに変わるから不思議。軽やかだけれど、どこか大人のペアリングを楽しめます。

ゲヴュルツトラミネール
750ml

ゲヴュルツトラミネール

  • アロマティック&ピュア

  • 2020

    3,850

    (税込)

山盛りトマトのイタリアン冷奴

山盛りトマトのイタリアン冷奴

お豆腐をカプレーゼのモッツァレラチーズに見立てて、オリーブオイルをたっぷりかけていただく新感覚の冷奴。


季節の変わり目で疲れ切ってしまったカラダに、スッと溶け込む優しい味わいです。

【材料 2人分】

絹豆腐 1丁
ミニトマト 10~12個
オリーブオイル 大さじ1
塩 小さじ1/4
黒コショウ 少々


【作り方】

1.豆腐はペーパーなどに包んで10分ほどおき、自然に水切り。

2.豆腐を食べやすい大きさにカットして器に並べ、半量の塩、黒コショウをふる。

3.ミニトマトのヘタを取って4等分にカットし、2にのせる。

4.残りの塩、オリーブオイルをかけ、お好みで彩のパセリを散らして出来上がり。

おすすめのワイン

爽やかなフレッシュトマトを生かしたお料理には、シャープな酸と豊かな果実味、心地良い苦みを持ったフルーティーな白ワインを。


豆腐には大豆本来の甘みがあるので、ワインも程良く厚みのあるものがおすすめです。


ミニトマトの皮が最後に口の中に残るのですが、奥歯ですり潰すようにしながらワインをもう一口飲むと、これがまた素晴らしい!フレッシュな甘みと苦みが溶け合って、余韻が長く続くペアリングです。

セレステ・ヴェルデホ
750ml

セレステ・ヴェルデホ

  • アロマティック&ピュア

  • 2023

    1,980

    (税込)

ナスの焼き浸し

揚げずに焼いて、香ばしさを引き出すお手軽調理。オリーブオイルの風味がふわりと上品に香ります。


できたてアツアツも美味しいですが、冷やすと味が染み込みグッと味わい深くなります。

【材料 3~4人分】

ナス 3本
Aだし汁 150ml
Aみりん 大さじ2
A薄口しょうゆ 大さじ1(普通の醤油でも可)
オリーブオイル 大さじ3


【作り方】

1.ナスはガクを落として縦半分にし、皮に格子の切り込みを入れる。

2.オリーブオイルを中火で熱し、1を加える。

3.ナスの水分がほどよく抜けるまで3~4分待ち、一度返して全体に香ばしい焼き色をつける。

4.Aを加え、沸騰したら弱火に。5分ほど煮て味をふくめる。

5.火を止めそのまま冷まし、お好みで白髪ネギ、しその千切りを添える。

おすすめのワイン

ナスのほろ苦さには、緑のハーブ感が印象的なソーヴィニヨン・ブランなどの白ワインや、サンジョヴェーゼなどほろ苦さのある赤ワインがよく合いますが、今回のお料理は味付けがワイン選びのポイントになります。


オイルのコクとだしの旨味をたっぷり吸い込み、とろり美味しく変化したナスには、ドライタイプのロゼがおすすめ。


ふくよかな果実味のあるロゼワインなら、お料理のボリューム感にもピタッと合い、ナスの甘みに絶妙に溶け込んでくれます。

ジンガリ・ロザート
750ml

ジンガリ・ロザート

  • ロゼ

    リッチ&フルーティー

  • 2022

    2,640

    (税込)

まとめ

夏野菜の共通点は、オイルとの組合せ次第で味わいがランクアップすること。上質なオリーブオイルがあれば、ワインとの相性もグッと引き寄せてくれます。


あれこれ手を加えずシンプルに調理するだけで、そのポテンシャルを発揮してくれる夏野菜。


夏の食材でワインにピッタリなおつまみを作って、自宅でのワインタイムを楽しんでみませんか?

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