おうちごはんをもっと美味しく!冬の食卓を彩るワイン

外は凍てつく冬の夜、テーブルにはあったかいお料理。お高い食材を用意したり、特別な料理をお取り寄せしなくても、いつもの料理を暖かい部屋の中でハフハフしながら食べるだけで幸せを感じませんか?

寒さが特に苦手な私は、冬のおうちごはんが何よりのごちそうに感じます。

そして、おうちごはんを更にごちそうに格上げしてくれるのが、魔法の冬ワイン。ワインは特別な日にレストランで、特別な料理と一緒に飲むもの…というイメージは、もうやめにしましょう。

こういったご時世で、おうちで過ごすことが多い今年の冬ですが、おうちごはんにワインを添えて、不思議なワンランクアップ体験をしてみませんか?

今回は冬の週末ごはんにピッタリな、冬ワインをご紹介します!

グラタンに合うワイン

焼きたてアツアツをハフハフ…冷え切った身体も心も優しくほどいてくれるグラタン。

具のバリエーションは様々ですが、キーとなるのはクリーミーなホワイトソース、そして、ちょっとだけ焦がしたチーズの香ばしさです。

そのどちらにもよく合うのが、厚みのある白ワイン。

特に果実味と酸、深みのある樽感のバランスが絶妙なシャルドネは相性抜群です。樽熟成によるナッツのような風味は、バターとの揺るがない相性同様、ホワイトソースとの親和性も抜群。チーズの焦げた風味ともよく調和します。

また、生クリームやバターをたっぷり使ったリッチなレシピではない、お手軽なグラタンなら、ワインも重すぎないカジュアルラインの物がむしろ好相性。程良い酸でスッキリまとめてくれます。

ロールキャベツに合うワイン

じっくりコトコト煮込んでキャベツの優しい甘みをグッと引き立て、お肉の旨みをたっぷり吸わせるロールキャベツ。名店のお味はもちろんひと味違いますが、冬の家庭料理としても人気の洋食メニューの一つです。

ワインのセオリーでいくと、透き通ったスープなら白ワイン、濃い色のスープで煮込むなら赤ワインとなりますが、どちらにもよく合うのがドライタイプのロゼワイン。シンプルなコンソメベースから、クリーム煮、トマト煮まで、オールマイティーに楽しめます。

繊細なキャベツの甘みに、ロゼワインのふわり広がる華やかな香りがマッチ。挽肉の優しいコクと、ロゼワインのほのかなタンニンがほどよく寄り添ってくれます。

ビーフシチューに合うワイン

コクと甘みのあるデミグラスソースで、牛肉をじっくり煮込んだビーフシチュー。弱火でコトコト、お肉と野菜の旨味が出てくるまでじっくり待つ、「時間」がおいしさを作ってくれる料理といえるでしょう。

キーとなるのは、ちょっと焦げたようなデミグラスソースの風味と、しっかりコクのある味わい。ビーフシチューは牛肉料理である、と考えれば、導かれる選択肢は一つ。合せるワインもやっぱり、濃厚で奥行のある赤ワイン1択と言えるでしょう。

ブルーベリーやカシス、ブラックベリーなど黒系の果実味、ほどよく力強いタンニン、コクのある料理に負けないしっかり厚みがある赤ワインがおすすめ。お店クオリティーはもちろん、市販のソースで作ったお手軽ビーフシチューも、赤ワインがさらに昇華させてくれます。

カキフライに合うワイン

サクサクの衣と、口いっぱいに溢れ出す牡蠣の旨味が魅力のカキフライ。フライはソースをたっぷりかけて、ビールでしょう!という方も、是非ワインと合わせほしいのがカキフライです。

カキフライはレモンを絞る派、タルタル派、ウスターソース派と、食べ方に好みがわかれるお料理の一つ。取り分けて、それぞれに好きな物をかけていただくセルフスタイルを楽しみたい…それなら、全てを受け入れてくれる懐の深いスパークリングワインがピッタリです。

特におすすめは、レモンをギュッと絞ったような酸味のある、ドライタイプのスパークリングワイン。元気な泡がシュワシュワッとお口をリセットしつつ、爽やかな果実味が、カキフライの複雑味溢れる味わいを一層引き立ててくれます。

チーズフォンデュに合うワイン

アルプス山岳部を中心としたスイスの郷土料理の代表といえるチーズフォンデュ。とろりとろけるチーズソースに、パンやソーセージ、野菜などを絡めながらいただきます。

ベースとなるチーズソースには白ワインも使われているので、合わせるワインも白ワインが確実。更にここは一つ、スイスワインで国や文化を合わせる「土地合せ」を楽しんでみませんか?

スイスワインは耳慣れない方も多いと思いますが、輸出量がごくわずかで、ほぼ自国で消費されてしまうそうです。

代表的な土着品種は、白ワイン用ブドウ品種のシャスラ。非常にフレッシュかつエレガント、フルーティで軽快な味わい。ワイン通の間ではとても評判の高いワインです。

もちろんチーズフォンデュとの相性もバッチリ。お国料理にお国ワインは間違いなし!というセオリーを実感できる組み合わせです。

まとめ

1+1=2ではなく、いつものおうちごはんの味わいまでもグッと格上げしてくれる1本のワイン。

ポイントを押さえて合わせれば、いつもの家庭料理はもちろん、冷凍食品やコンビニ総菜までも驚くほど格上げしてくれます。

冬の食卓に合う冬ワイン。ワイン初心者で、その違いがわかるかな?と不安な方も、是非一度トライしてみてください!