スペインが誇るワイン産地、リベラ・デル・ドゥエロに位置するトップクラスのワイナリー、ベガ・シシリア。国際品種とテンプラニーリョをブレンドしたワインが、バルセロナ万国博覧会で金賞を受賞したことで一躍有名となり、スペインを代表する造り手となりました。
目次
スペインワインを索引してきた先進的ボデガ
スペインを代表するワイナリーのひとつ、ベガ・シシリアは、マドリッドの北方に広がるワイン産地、リベラ・デル・ドゥエロに位置しています。1864年にエロイ・レカンダ氏が「ボデガス・ベガ・シシリア」を創業。彼は、ボルドーでワイン造りを学び、フランスからカベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種を持ち込み、ワイナリーの発展に貢献しました。
その後、土着品種であるテンプラニーリョ(ティント・フィノ)に国際品種をブレンドしたワインが1929年バルセロナで行われた万国博覧会で金賞を受賞。ベガ・シシリアの名声は一挙に世に広がりました。
現在、ベガ・シシリアはスペイン国内外で計5つのワイナリーを所有。ウニコなどのクラシカルなワイン造りを実践する一方で、新たな土地でワイン造りに取り組むなど、今後の活躍に目が離せないワイナリーです。
ベガ・シシリアが擁するワイナリー
スペインが誇るトップクラスのワイナリー「ボデガス・ベガ・シシリア」
ベガ・シシリアのワイン造りのうち、特に注目すべき点は、「過酷な環境」、「収量の低さ」そして「熟成の長さ」。リベラ・デル・ドゥエロはスペインの中でも高級なワインが多く産出される地域ですが、「荒野」と呼ぶにふさわしいほどの風景が広がり、その気候は寒暖の差が大きい非常に過酷であることが特徴です。
また、収穫は完璧なタイミングで行われ、40%のブドウは選果によって切り落とされるほどの低収量。悪いヴィンテージでは生産を中止する判断が下されることもあります。リリースされるワインの品質は、常に高いパフォーマンスが維持されているのです。
フラッグシップキュヴェであるウニコにおいては、少なくとも10年の熟成を経てリリースされます。通常であれば、木樽で6年間、ボトルで4年間の熟成を実施。ヴィンテージによってはさらに長い熟成を行うこともあります。
リベラ・デル・ドゥエロの個性を表現する「ボデガス・イ・ヴィニェドス・アリオン」
アリオンは、1991年にベガ・シシリアのオーナーであるアルバレス家が立ち上げたワイナリー。自社畑のすぐそばにあるワイナリーを買い取り、「ボデガス・イ・ヴィニェドス・アリオン」として設立しました。使用するブドウはウニコとは異なり、ティント・フィノ(テンプラニーリョ)のみ。クラシカルなベガ・シシリアのワインに対して、モダンスタイルのワインを目指しています。
ジョイントベンチャー「ボデガス・ベンジャミン・ド・ロスチャイルド&ベガ・シシリア」
こちらのワイナリーは、メドック格付け第一級シャトーを擁するロスチャイルド家とベガ・シシリアが起こしたジョイントベンチャー。多様性に富んだリオハを山と川のテロワールに分けて表現し、山のリオハのマカン、川のリオハのマカン・クラシコと、異なるスタイルのワインを手掛けています。
温暖な地域トロで手掛ける「ボデガス・イ・ヴィニェドス・ピンティア」
ベガ・シシリアがトロで造るワインが「ピンティア」です。生産地のトロは、ベガ・シシリアの本拠地リベラ・デル・ドゥエロから、ドゥエロ河を約100km下流に下った場所に位置。標高が低く寒暖差が激しい気候でブドウの成熟が早いため、濃厚な果実味とアルコール度数の高いワインが造られる、独自のテロワールを有しています。
そんなトロの持つ潜在的なポテンシャルに、いち早く着目したのがベガ・シシリア。アルコールの高さや力強さだけが目立つワインも多い中、凝縮感、力強さはそのままに、洗練されたエレガントなスタイルのワイン造りに挑んでいます。
ベガ・シシリアが手掛ける全ラインナップ
商品一覧
2 件
トカイ アスー 3 プットニョシュ
白
リッチ&コンプレックス
- 極甘口
スペインの名門「ベガ・シシリア」がハンガリーで手掛ける最高級デザートワイン。十分な熟成を経て生み出された、上品さと奥深さを感じられる逸品。 詳細を見る
4.3
(7件)2019年
11,000 円
(税込)
- 本数限定
2022年
22,000 円
(税込)
WA 95