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カルフォルニアだけじゃない!アメリカワイン

アメリカワインと言えばカリフォルニア州が有名ですが、実はニューヨーク州、オレゴン州、ワシントン州でもワイン造りが熱心に行われております。こちらのページでは、それぞれの産地の魅力を解説しつつ、エノテカおすすめの7銘柄をご紹介。


この度日本初上陸となるワシントンの注目生産者マシューズの濃密なワインや、ニューヨークの名手ベデル・セラーズが手掛けるアロマティックでエレガントなワインの最新ヴィンテージなど、注目の銘柄が多数入荷いたしました!カルフォルニアだけじゃないアメリカワインの魅力をぜひ、この機会にご堪能ください。

目次

アメリカワインとは

アメリカの代表的なワインの産地としては、カリフォルニア州が有名であり、アメリカのワイン生産量の90%を占めています。特に銘醸地として名高いナパ・ヴァレーでは、オーパス・ワンのような極少量のみ生産される高級ワインも存在します。ですが、他方でカリフォルニア州以外でもワイン造りは熱心に行われています。


際立った特色を持つブドウ産地と承認されたAVA(アメリカ政府承認ブドウ栽培地域)は全米で200を超え、ピノ・ノワールやカベルネ・ソーヴィニヨンを使用した赤ワイン、シャルドネから生まれる果実味豊かな白ワインなど、辛口から甘口まで様々なタイプのワインが造られています。特に注目すべきは、北東部のニューヨーク州と北西部のオレゴン州、ワシントン州。小規模ながらも、ワイン愛好家であれば見逃すことできない、高品質なワインが生み出されています。

USA Map
①ニューヨーク州 ②オレゴン州 ③ワシントン州

ニューヨーク州:「将来性豊かな産地のひとつ」と称される産地

New York

アメリカ合衆国の北東部、カナダとの国境に接し、名所のナイアガラの滝を擁するニューヨーク州。大都会のイメージがありますが、実はアメリカを代表するワインの一大生産地でもあります。


歴史的に見るとワイン造りは決して盛んな産地ではありませんでしたが、1950年代にウクライナ移民のフランク博士がフィンガー・レイクスで栽培を始めワイン造りが本格化。今では、ワイン用のブドウ生産量の割合が急激に伸びており、ワイン・エンスージアスト誌の「ワイン・リージョン・オブ・ザ・イヤー2014」にも選ばれ、「今世界で最も活発で、将来性豊かな産地のひとつになったのだ。」と称されるほどになっています。


ブドウ栽培は大西洋側と内陸側の両方で行われています。大西洋側は海流の影響でやや温暖な気候。有名産地ロング・アイランドは、マンハッタンから2時間ということもありワイナリーのツアーに訪れる人も多く、メルロやカベルネ・フラン、シャルドネが栽培されています。


一方で、カナダとの国境側に位置する内陸側の産地は冷涼な気候で、特に注目すべき産地はフィンガー・レイクスです。リースリングやシャルドネ、カベルネ・フラン、ピノ・ノワールなどの品種から、冷涼な気候を生かしてエレガントかつ繊細なワインが生み出されています。

ニューヨークのおすすめ2銘柄

「最上級のメルロ」として名高い実力派生産者。複雑なアロマ広がる繊細な味わいのメルロ。


メルロ・ノース・フォーク・オブ・ロング・アイランド

ベデル・セラーズ
3.0 (1件)
ライトボディ
4
フルボディ

30年以上メルロでワインを生産している、ニューヨークの実力派ワイナリー。こちらのメルロ・ノース・フォーク・オブ・ロング・アイランドは、オバマ元大統領の就任式で供されたワイナリーを代表する1本です。アメリカの経済新聞『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、「メルロが苦手だと思いこんでいる消費者は、このベデルのメルロを飲んでみるべきだ。ミディアム・ボディで肉付きが良く、繊細でアロマティックなワインだ。」と評しています。

2019

4,070

(税抜価格3,700円)

ローヌの巨匠が新天地で手掛ける小規模ワイナリー。華やかなアロマと爽やかな口当たりが魅力。


リースリング・クラシック

フォルジュ・セラーズ
4.2 (10件)
ライトボディ
4
フルボディ

南フランスに位置するコート・デュ・ローヌで「ジゴンダスの天才」とも称される、トップ生産者シャトー・ド・サン・コム。彼らが新天地ニューヨークで新たに設立した小規模ワイナリーこそ、フォルジュ・セラーズです。こちらのリースリング・クラシックは豊かな果実味に爽やかな酸のあるフードライクな味わいに仕上がっており、テロワールの個性を純粋に表現した1本として、ワイン愛好家から親しまれています。

2020

4,730

(税抜価格4,300円)

  • D 92
ニューヨーク州の全ワイン≫

オレゴン州:冷涼な気候から生み出されるピノ・ノワールが魅力

Oregon

カリフォルニア州の北に位置し、全米で最も住みたい街に選ばれるポートランドが位置するオレゴン州。「オレゴン・ピノ・ノワールの父」と呼ばれるデイビッド・レット氏が設立したジ・アイリー・ヴィンヤーズが、1979年にゴー・ミヨ誌主催ブラインドテイスティングのピノ・ノワール部門でブルゴーニュのワインを抑えて10位を獲得。翌年ボーヌで開催された同テイスティングではなんと2位に輝き、オレゴンはピノ・ノワールの名産地としての脚光を浴びるようになりました。


1980年代にはブルゴーニュの造り手ジョセフ・ドルーアンがオレゴンに進出。その後もオレゴンの魅力に惹かれブルゴーニュやカリフォルニアなどから進出する著名なワインメーカーが増え、今や世界中のピノ・ノワール愛好家の注目の的となっています。


オレゴン州の中でも特に高品質なピノ・ノワールの産地として知られるのが、ポートランドの南側、太平洋から80km離れた場所に位置するウィラメット・ヴァレー。フランスのブルゴーニュと同緯度にあり、海岸山脈超しに太平洋からの海風が吹くため、カリフォルニアと比較して全般的に気温が低いのが特徴です。


しっかりとした果実味がありながらも綺麗な酸も感じられる繊細なワインが生み出されます。また、地理的特徴や土壌が多様なため、ダンディー・ヒルズやエオラ・アミティ・ヒルズといった7つのサブ・リージョンがあり、個々のテロワールを反映したワインが造られています。

オレゴンのおすすめ2銘柄

オレゴン最注目の造り手。「オレゴンで最も優れた畑」から生み出される、フィネス溢れる逸品。


セブン・スプリングス・ヴィンヤード・ピノ・ノワール・エオラ・アミティ・ヒルズ

イヴニング・ランド・ヴィンヤーズ
4.3 (3件)
ライトボディ
2
フルボディ

「サンディ」や「ドメーヌ・ド・ラ・コート」といったカリフォルニアの人気ワイナリーの造り手が、オレゴンの地で手掛けるワイナリー。「アメリカを代表する畑のトップ10」にも選ばれた畑から生み出されるこちらの1本は、オレゴン・ピノの特徴でもある、高い酸と豊かな旨味、そしてアーシーでスモーキーなニュアンスに富んだ味わい。ブルゴーニュラヴァーに是非飲んで頂きたい、フィネスに溢れた1本です。

2021

8,250

(税抜価格7,500円)

  • WS 94

カリフォルニア・ピノのスペシャリストがオレゴンで手掛ける1本。フレッシュかつ芳醇なスタイル。


ウィラメット・ヴァレー ピノ・ノワール

シデューリ
3.8 (5件)
ライトボディ
2
フルボディ

カリフォルニア産ピノ・ノワールのトップ・ワインメーカーの1つであるシデューリ。こちらは、良質なピノ・ノワールの産地として知られている、ウィラメット・ヴァレーの3つのAVAの畑のブドウをブレンドして造られるワイン。岩の多い火山性の土壌から生み出されるブドウは、複雑味に富み、豊かな風味を備えているのが特徴。熟成のポテンシャルにも優れた1本です。

6,600

(税抜価格6,000円)

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ワシントン州:近年ワイナリー数が急増している注目産地

Washington

世界中に展開するコーヒーショップ「スターバックス」の発祥の地としても知られる、ワシントン州。アメリカ西海岸の最北にある州で、南にはオレゴン州が位置してします。


ワシントン州のワイン産業が本格的に始まったのは、1967年にシャトー・サン・ミッシェルがカリフォルニア州の伝説的ロシア人銘醸造家である、アンドレ・チェリチェフ氏を招いたことからです。同氏によってもたらされた当時の最新の醸造技術は多くのワイナリーの誕生へとつながります。70年代には、15日ごとに1つのワイナリーが誕生したと言われており、現在では1270を超えるワイナリーまで増えています(2020年3月時点)。


ブドウ栽培が盛んに行われるのは、オレゴン州との境界線から内陸中央部へ広がるコロンビア・ヴァレー。コロンビア・ヴァレーは、昼夜の寒暖差が大きい、乾燥した大陸性気候の産地です。夏の平均気温はボルドーよりも高い一方で、秋になるとブルゴーニュと同じくらい下がるのが特徴です。


冬の厳しい寒さと乾燥した気候によりフィロキセラが生息できないため、ワシントンの多くの生産者は接ぎ木をしていません。そのため、自根のブドウ樹が多く栽培されているのが魅力。主要な品種はメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、リースリングになりますが、一方で多種多様な品種が栽培されるのもワシントンの特徴です。

ワシントンのおすすめ3銘柄

【最新ヴィンテージ初入荷!】

様々な評価誌から絶賛されるライジングスター。甘美なアロマとスムースな口当たりを備えた魅惑的なメルロ。


ザ・ベルベット・デビル・メルロ

チャールズ・スミス・ワインズ
3.7 (6件)
ライトボディ
4
フルボディ

チャールズ・スミス氏は、ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた、ワシントン州の実力ある造り手。こちらは、コロラド・ヴァレーのメルロを主体に造られる赤ワインです。スムースなタンニンは、その名の通りベルベットのような仕上がり。カベルネ・ソーヴィニヨンのスパイシーさと美しいストラクチャーが加わり、その官能的な味わいは飲むほどに魅了して離さない悪魔的な魅力に溢れています。

2020

3,080

(税抜価格2,800円)

様々な評価誌から絶賛されるライジングスター。甘美なアロマと瑞々しい果実味を備えた代表的キュヴェ。


ブーン・ブーン・シラー・コロンビア・ヴァレー

チャールズ・スミス・ワインズ
3.9 (10件)
ライトボディ
4
フルボディ

チャールズ・スミス氏は、ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた、ワシントン州の実力ある造り手。こちらは、彼が得意とするシラーを主体とした赤ワインです。エチケットの爆弾のように弾けんばかりのリッチな果実味とエレガントなストラクチャー見事なバランスを取っています。牛ほほ肉の赤ワイン煮込みなど、濃厚な料理に合わせたい飲みごたえのある1本です。

2019

3,300

(税抜価格3,000円)

【ワイン・エンスージアスト ザ・ベストワインズ・オブ2022 第33位】

カルトワイナリーで研鑽した精鋭が集う注目株。濃厚な果実味と複雑味を伴う、洗練された味わい。


コロンビア・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン

マシューズ
4.0 (1件)
ライトボディ
4
フルボディ

マシューズはワイン・アドヴォケイトで100点を連発した伝説的ワイナリー、クィルシーダ・クリークで研鑽を積んだ若きワインメーカーたちが参画したことで話題を集める、注目の生産者です。こちらは彼らの拠点であるコロンビア・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンを主体に造られた1本。果実の凝縮感に加え、高い酸としなやかなタンニンが溶け込んでおり、コーヒーやドライハーブなどのニュアンスが複雑な個性を与えています。

2020

7,150

(税抜価格6,500円)

  • WE 94
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