2023年も残すところあとわずか。今年は生産者来日イベントも復活し、皆さまともたくさんのワインの思い出ができました。そしてエノテカ博多店は今年2名の新なスタッフを迎えてパワーアップしました！来年も皆さまに足を運んでいただけるお店となれるよう、スタッフ一同頑張って参ります！

さて、今回は新スタッフの紹介もかねて、エノテカ博多店スタッフそれぞれが2023年に飲んだワインの中から選んだ「今年の1本」をご紹介します♪

私は2023年4月にエノテカに入社し、様々なことを学びました。もちろん、たくさんワインも飲みました。その中で最も印象に残ったワインがこちらの「エール・ダルジャン」です。透き通る様なミネラル感に、とれたての果物の酸味が口いっぱいに広がります。後味にほろ苦さのアクセントがあり、いつまでも飲んでいたいと思わされます。"銀の翼"という意味を持つエールダルジャンの名にあやかって、明るい未来に羽ばたける様にと願いながら飲みました！

今年は、エノテカ博多店に異動してきて、生産者来日イベントや、BARスペースでの週末イベント等で、様々な魅力的なワインをお客様と共有することができました。また、以前から知っていたワインの魅力を改めて再発見する機会も多かったです。最近、久しぶりにテイスティングをして感激したのが「ガヤ・エ・レイ・シャルドネ」です。その香り高さ、凝縮感、力強さ、エレガントな酸、全てに圧倒されました。来年もお客様に魅力的なワインをご紹介できるよう、精進して参ります。

お花畑やベリーのフルーツバスケットのような香りを持つニコラ・ロシニョールのワイン。以前からそのスタイルがとても好きでしたが、今年リリースされた2019年は、どの銘柄も例年以上に素晴らしい出来で、感動と癒しを沢山もらえました。また、香りも然ることながら、ワインのバランスを下支えする旨味にも満ちており、すべての要素が例年以上。「香りを愉しむワインは高価になってしまった」と感じている方は私含め少なくないと思いますが、来年も諦めず探していきたいと思います☆

私が選んだのはオーストリアの銘醸地バッハウで造られるリースリングです。今年の春からエノテカのラインナップに仲間入りしたワイナリーですが、どハマリして何度もリピートしました！レモンや白桃のような凝縮感ある果実味に、きれいな酸味がたまらない1本です。夏には餃子や、アジフライと、冬にはお鍋と、と皆さまのご家庭でも大活躍間違いなしです（笑）

私、柳田が選んだ今年の1本は2015 クリスタルです(何の迷いもありませんでした！)。美しく優しい泡。熟成のポテンシャルも兼ね備え、繊細さと複雑さが共存する偉大な1本だと思います。いつ飲んでもやっぱりクリスタルは存在感がすごいと思います。是非皆さまにも体感いただきたいです♪

新進気鋭なブルネッロ・ディ・モンタルチーノの造り手「レ・ラニャイエ」。元々、良質なブルネッロ種の限界栽培標高と言われていた標高約600ｍにワイナリーは位置し、単一畑にこだわりを持っています。こちらは4つの単一畑から収穫したブドウをブレンドしたブルネッロですが、2018年は特にフローラルな香りが印象的で、レッドカラントのような赤くチャーミングなニュアンスがいつまでも鼻孔をくすぐり、久々にしばらくグラスから顔が離れなかった今年の大ヒットな1本です。繊細なお食事と共に是非お愉しみ頂きたいですね。