ジャック・カリヨン JACQUES CARILLON
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フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ ピュリニー・モンラッシェ
名ドメーヌの系譜を継ぐ、クラシックなピュリニー・モンラッシェの造り手
16世紀からピュリニー・モンラッシェにおいてワイン造りを続ける老舗、ルイ・カリヨン。ジャック・カリヨンは、そんなルイ・カリヨンの系譜を継ぐ由緒正しきドメーヌです。脈々と受け継がれてきた丁寧な畑仕事によってテロワールの特徴を生かすことを大切にしており、その味わいはエレガントでクリーンな印象。どのアペラシオンも味わい全体のバランスに優れ、気品と優雅さを備えたピュアなスタイルです。
エレガントで品質の高いワインを造る、由緒正しきルイ・カリヨンの血統
数あるブルゴーニュの白ワインの中でも圧倒的な知名度を誇る銘醸地、ピュリニー・モンラッシェ。この地で16世紀からワイン造りを続ける、由緒正しき老舗ドメーヌがルイ・カリヨンです。ルイ・カリヨンのワインは"ルイ・カリヨン・エ・フィス"の名でリリースされていましたが、当主であったルイ・カリヨン氏の引退に伴い、2010年ヴィンテージからは息子のジャック・カリヨン氏とフランソワ・カリヨン氏に分割されました。
彼らはそれぞれにドメーヌを設立し、兄ジャック氏が2010年に立ち上げたドメーヌが、このジャック・カリヨンです。ジャック・カリヨンは特級畑ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェをはじめとする5haの畑を所有。ルイ・カリヨンから受け継いだ一切の妥協を許さない丁寧なワイン造りを実践し、カリヨン一族の名に恥じぬ気品溢れるエレガントなワインを生み出しています。
代々受け継がれるテロワールの個性を最大限に生かしたワイン造り
ワイン造りにおいてジャック・カリヨンが最も重視していることは、テロワールの特徴を最大限生かすこと。先祖代々受け継がれてきた畑には、樹齢40〜50年に及ぶ古樹が多く植えられており、それらを常に高いレベルで健全に保つために人の手による丹念な畑仕事が行われています。
ブドウ栽培は、リュット・レゾネを採用。極力ボルドー液でブドウの病害対策を行い、除草剤は一切使用しません。質の高いブドウを収穫するために剪定を実施。ブドウの葉に日が当たりやすいように、新梢はできる限り高い位置でカットしています。収穫は、糖分がありながらも十分な酸が残るバランスを見極めて100%手摘みで実施しています。
醸造においては、人の手をできる限り加えないブドウのポテンシャルを尊重したスタイルが特徴。空圧式プレス機でブドウを圧搾し、発酵後、澱に1年以上接触させた状態で熟成を行います。新樽率は最大で20~25%と低く、果実の風味が損なわれないよう細心の注意を払って実施。熟成後は、さらにステンレスタンクで6カ月寝かした後に清澄、ろ過を最小限にとどめて瓶詰めされます。
彼らのワインの魅力は、こうした丁寧な醸造から生まれるエレガントで透明感溢れるクリーンな味わいです。ミネラル感が豊富にありながらも重たくなりすぎず、繊細な酸味がワイン全体に気品と優雅さを与えており、クラシックなブルゴーニュらしい味わいに仕上げられます。
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