週末や連休、家族や友人と共にワインのある時間を過ごすことは、忙しい日々の糧になりますよね。

「ワインは何を用意しようか、どんなおつまみと合わせようか…」そんな事を考える時間は、ワイン好きには至福のひと時です。

もうすぐゴールデンウィーク、ワイン会やおもてなしを予定されている方も多いのではないでしょうか。今回は、白ワインと合わせて簡単に作るおつまみを紹介します。

気温が上がり始める今の季節にぴったりな、食事に合いやすいフレッシュで爽やかな酸が特長のアレグリーニのソアヴェです。

イタリアトップ生産者として名高いアレグリーニ。こちらは、「サクラワード2018 特別賞グランプリ タイ料理」を受賞しているクオリティーの高い実力派ながら、気取らずにカジュアルに楽しめる1本です。

家族との団らんやお客様を招いてのおもてなしも、肩肘張らず、無理をせず、気取らずに。ワインを用意したら、料理も簡単に準備しましょう。

少し見た目がおしゃれに映えると、休日気分がさらに盛り上がりますよね。そんな時にもオススメしたい料理が、「クロスティーニ」です。クロスティーニとは、パンの上に具材を乗せた簡単なイタリア料理です。フランスのタルティーヌやアメリカのカナッペのように、様々な具材（野菜・チーズ・肉・魚などお好みのもの）をパンの上に乗せて、前菜感覚で楽しめます。

今回は、具材を混ぜて乗せる簡単なレシピを２つ紹介します。

どちらも爽やかなソアヴェにピッタリな魚介を使用しています。ソアヴェの持つフレッシュな果実の香りや爽やかなハーブのような香り、そして心地良い微かな苦みに合わせる料理は、あまり脂っぽくせずに、使用するオリーブオイルは加熱せずにフレッシュさを残して。レシピはレンジを使用したり、連休にも事前に用意し常備できる缶詰でアレンジしたりと、料理が苦手な方もパパっと失敗なく作ることができますよ。

鱈切り身 2切れ
ドライトマト 15g
白ワイン　小さじ2
パセリのみじんぎり（またはドライバジル）　少量
オリーブオイル　小さじ2
塩　少々
黒こしょう　少々
バゲット　4～6枚

1　鱈を耐熱皿におき、白ワインを回しかける。ふわっとラップをし、レンジ（600W）で2分30秒加熱する。そのまま粗熱を取り、皮と骨を外し、粗めにほぐす。
2　ドライトマトは熱湯で5分戻し、7㎜角の大きさに切る。
3　ボールにほぐした鱈・ドライトマト・パセリのみじんぎり・オリーブオイル・塩を入れ全体を混ぜ合わせる。
4　バゲットをトースターでこんがり焼く。③を乗せ、黒こしょうを挽く。

鱈はレンジ加熱で簡単にふっくらと火を入れます。食べ応えを出すように、やや大きめにほぐすこともポイントです。ドライトマトには塩気がある為、塩加減は微調整してください。オリーブオイルは、フレッシュなエキストラバージンオリーブオイルがオススメです。
カリッと焼いたバゲットに乗せたら、一口パクリ。ソアヴェとともにいただくと、ドライドマトの旨味とシャープな酸が、口の中でバランス良くまとまります。

カニ缶（ほぐし身）　50g
アボカド　　1/2個
グレープフルーツ　1/2個
オリーブオイル　小さじ2
塩　少々
すりおろしチーズ　　適量
黒こしょう　少々
バゲット　4～6枚

1　カニ缶は汁気を切る。アボカドは皮と種を取り1.5㎝角に切る。グレープフルーツは実を取り出し、半分に切る。
2　ボールに①を入れ、全体を和える。
3　バゲットをトースターでこんがり焼く。②を乗せ、上からチーズを削り、黒こしょうを挽く。

ほぐし身のカニ缶を使用することで簡単かつ高級感も出すことができ、休日のおもてなし向きな1品です。

カニの旨味とグレープフルーツの爽やかな酸味が、ソアヴェの味わいととても相性が良いのでオススメです。最後にチーズをかけて、風味良く。こちらに使用するオリーブオイルも、フレッシュなものがとても合います。

ワインを傾けながら仲間と語らう時間を大切にする為に、合わせる料理は難しいものではなく、深く悩まずに用意したいものです。

週末や連休に、今月から始まるゴールデンウィークにも試したいワインと簡単おつまみ2種。夏に向けて、喉を通るソアヴェの爽快さは、一度飲み始めると虜になります。ワインに合わせて、料理も簡単に手作りおつまみを用意すれば、「ワインのある食卓」はさらに楽しく心豊かになりますね。

2種の簡単クロスティーニ、ぜひお試しください。