【スタッフ愛飲】ソムリエとしての成長につながった、どこまでもクリーンな白ワイン

スタッフ愛飲

エノテカスタッフに、愛飲するワインとの出会いや思いを語ってもらう「スタッフ愛飲」。今回は、レ・カーヴ・ド・タイユヴァン 東京の廣崎さんに「コレクション・タイユヴァン サンセール・ブラン/ヴァシュロン」の魅力を語ってもらいました。

※こちらのワインはエノテカ・オンライン及びエノテカ各店での取り扱いはございません。商品に関するお問い合わせはレ・カーヴ・ド・タイユヴァン 東京までお願いします。

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ーーサンセール/ヴァシュロンへの思い

「ヴァシュロン」はサンセールでもトップクラスの生産者で、パスカル・ジョリヴェと張るような存在です。

こちらのワインのような「コレクション・タイユヴァン」のシリーズは、総支配人のアントワーヌ・ペトリュス氏やソムリエたちが各生産者たちの蔵元に直接出向いて、全部試飲して状態の良い樽だけを買い付けます。そのため、もし「ヴァシュロンのサンセール」の同じヴィンテージを飲んだとしても、こちら(コレクション・タイユヴァン)の方が美味しいという可能性は十分にあります。このように品質にこだわって良い状態の樽だけを買い付けることや、クオリティーの高さに驚きました。

昔から超一流と言われてきたタイユヴァンのワインのセレクションが、どのポイントで選定しているかというのがこのワインを通じてわかりました。自分自身がソムリエとして一つ上に行くきっかけを作ってくれたのがこのワインでもあるので、自分にとって大きな1本です。

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ーーどのようなシーンで飲みますか?

日本食など、何にでも合いやすいので最近よく夕食の際に飲んでいます。スッキリとしているのでお休みの日に日中から飲むのもいいかなと思います。

スッキリとしていますけど、そのまま余韻が弱く終わるのではなくて、ハッキリと塩味が残るので川魚やホタテ貝によく合います。これからの季節だとアスパラソヴァージュが旬になってくるので、それを茹でてベーコンなどと合わせて軽い前菜を作ったらきっとおいしいですよ。

また、アントワーヌ氏は日本食にとても興味を持っていますが、日本のダシは味わいが独特だから合わせるワインが難しいそうです。その中でも「ロワールで一番日本食に合うのがこのサンセール」とのこと。試してみたら、カツオダシなどの魚介の風味とも、あっさりとした味わいにもよく合うなと思いました。

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ーーサンセール/ヴァシュロンの好きなところは?

雑味が一切ないというところですね。雑味がないからこそどんな料理にも合わせやすいです。

この生産者は、曾祖父のマルセル・ヴァシュロンがサンセールの地にピノノワールやソーヴィニヨンブランなどを植えてワイン造りが始まりました。今は創業者のひ孫、ジャン・ローランが継いだところです。ジャン・ローランはドメーヌ・ド・ヴィレーヌ(注1)でも働いた経験があり、世界中を飛び回っていた人で、世界中のワイン業界で名が知られています。

(注1)ドメーヌ ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者が設立したワイナリー

ここは昔から有機栽培をモットーにしていて、持続可能な栽培を行っています。完璧なタイミングでブドウを摘み取り、醸造に関しては新樽をあまり使わず、基本的には何年か使った樽を使っています。あくまでもピュアでクリーンな果実味を出す生産者です。

サンセールの土壌はシレックスに石灰などが入っているのでミネラルを感じる土地で、余韻がミネラルに引っ張られて長いのが特徴です。

僕の中ではアルコールのにおいが気になるワインがたまにあるのですが、こちらのワインはそういうのも全くなく、きれいに最後の余韻が終わるまでいい香りが残るというのが好きな点ですね。

ーーありがとうございました。

今回取材をした タイユヴァン 東京

タイユヴァン 東京

LES CAVES de TAILLEVENT TOKYO (レ・カーヴ・ド・タイユヴァン東京)
住所:〒103-8265 東京都中央区日本橋2丁目4番1号 日本橋髙島屋S.C. 本館8F