7月7日(土)は七夕。
織姫と彦星の伝説でも知られ、古くから全国で様々なお祭りが催される節日でもあります。そんな七夕には、夜空に広がる七夕星座を眺めながら大切な人とワインで乾杯するのもロマンティックです。
ということで、今回は七夕を楽しむのにぴったりなワインを紹介します。
ロマンティックな七夕ディナーに
こちらは、その名も「星空」という名前が付けられたワイン。造られているのはスペインの内陸部にある産地、リベラ・デル・デュエロ。リベラ・デル・ドゥエロとは「ドゥエロ河の川岸」という意味で、ドゥエロ河流域に沿ってワイン畑が広がっています。ベガ・シシリアの「ウニコ」が世界的名声を得て以降、リオハと並び称される注目の高級ワイン産地でもあります。
こちらの「セレステ・クリアンサ」は、スペインの名門ワイナリー、トーレスが手がける1本。ブドウが栽培される畑が標高約900mという高地にあり、そこから望む満天の星空の美しさにちなんでこの名がつけられました。
高地による昼夜の寒暖差によりぐっと凝縮感が増したブドウ、ティント・フィノ(テンプラニーリョの別名)を使用したワインは、フレンチオークとアメリカンオークで12ヶ月熟成。さらに6ヶ月の瓶熟成を経て出荷されるという贅沢な造り。
グラスに注ぐと、ブラックベリーのたっぷりとした果実味に、オーク由来のリッチで甘やかなニュアンスと長い余韻が続きます。飲みごたえのある味わいは、シンプルに焼いたステーキなどにぴったり!
ロマンティックな七夕ディナーのお供にいかがでしょうか。
“宇宙”という名前が付けられたスパークリングワイン
続いておすすめなのは、こちらのチリのリマリ・ヴァレーで造られるスパークリングワイン。リマリ・ヴァレーはチリの沿岸部にあるワイン産地。海からの距離はたった25mほどで、周りに遮るものが全くないため冷たい海風が絶えず畑に吹き付け、冷涼な気候を好むスパークリングワイン用ブドウの栽培に最適な環境なのだとか。
ESPACE(エスパス)とは、フランス語で「宇宙」を意味します。リマリ・ヴァレーは有数の天文台が集まる土地のひとつであることから、この名前がつきました。アメリカの国立光学天文台をはじめ、世界トップクラスの天文台が集まっているだけに、その星空の澄んだ美しさはお墨付き。
実際のエスパス・オブ・リマリの畑
ブドウはシャルドネ87%、ピノ・ノワール13%のブレンド。爽やかな青りんごやシトラスのアロマと、冷涼な気候ならではのイキイキとしたフレッシュな酸味が調和した味わいは、蒸し暑い季節の乾杯にぴったり!料理を合わせるなら、さっぱりとした魚介のマリネや刺身、フライ類などがおすすめです。夜空を眺めながら屋外で楽しむのもよいですね。
リマリ・ヴァレーの美しい星空を思い浮かべながらこのエスパス・オブ・リマリ・ブリュット・スペシャルで乾杯!そして星座のうんちくを語れば、七夕のパーティーがさらに盛り上がりそうです。
お気に入りの映画と共に
こちらは、毎年5月に行われるカンヌ国際映画祭を記念してリリースされるムートン・カデ・ルージュ・カンヌ・リミテッド・エディション。ムートン・カデが20年以上にわたりカンヌ国際映画祭のオフィシャルサプライヤーを務めていることから、限定ラベルがリリースされるようになりました。例年カンヌ国際映画祭には、ムートン・カデ・バーなるブースが出現し、このワインを楽しむセレブたちで賑わうそうです。
こちらのカンヌ・リミテッド・エディション、毎年映画をモチーフにした限定ラベルが評判ですが、今年はカンヌ名物、レッドカーペットを歩くスターに当てられるフラッシュライトを思わせるデザイン。
世界中のセレブが集うカンヌ国際映画祭のレッドカーペット
ワインは、典型的なボルドーワインの魅力が詰まったチャーミングな味わい。ブラックベリー、チェリー、カカオのアロマにフレッシュかつスムースなタンニン。飲みごたえがありながらも、何度もおかわりしたくなる魅力に溢れた1本は、ハムやサラミ、パテなどのシャルキュトリーやチーズなどの気軽なおつまみにぴったり!
七夕には、お気に入りのスターが登場する映画を見ながら、おつまみとともに楽しんでみてはいかがでしょうか。せっかくなら、恋愛映画が七夕気分をさらに盛り上げてくれそうです。
夏の星空を眺めながらじっくりとワインを楽しむ・・そんな贅沢をせっかくなのでこの機会に楽しんでみませんか♪