【ツレヅレハナコのワイン日和】オープナーいらずのスクリューキャップで、気軽においしいワイン!
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お呼ばれなどでワインを持っていくとき、ずっと気になっていたことがありました。
「スクリューキャップのワインだと、安ものと思われちゃうかな?」。
これ、わかってくれる方も多いのではないでしょうか……、なんとなく「いいワインはコルクで栓をしてあるもの」というイメージが根強いんですよね~。
けれども、ここ数年。個人的に「おいしいなあ」と思うワインは、スクリューキャップであることが多くなっていました。
あらら?お値段もそれなりにするものでも、スクリューなのね?
聞けば、ニュージーランドやオーストラリアでは、すでにワイン生産量の約9割はスクリューキャップ。フランスやイタリアなどの伝統国でも、同様の生産者が増えているのだそう。えー、いつの間にそんな時代に!
じっくりと酸素を通すコルク栓は、数年~数十年という長期熟成に適した保存方法。その一方、ブショネや乾燥による劣化といった問題も課題ではありました。スクリューキャップは、ごくわずかですが酸素を通すため熟成も可能。さらには保存性にも優れており、ワインオープナーも不要なので抜栓も超らくちんです。
もちろんコルクの抜栓作業は、ワインならではのもの。ワクワクと心をときめかせてくれる、プライスレスな楽しみですよね。でも、それがちょっと億劫な時もあるし、飲み残したものも再栓できるスクリューキャップは魅力的。どちらのスタイルにも、うれしいポイントがあるのです。
いつだったか、友人たちと石垣島へ遊びに行った際のこと。行きの飛行機内で好きな白ワインを飲みたくなった我々は、持ち込みを決行!「コルクだと機内持ち込み禁止のワインオープナーが必要だから、スクリューキャップのものにしよう」と買うべきワインを選びました。
「ビールの持ち込みは定番だけど、ワインは怒られるかな」とドキドキしていたのですが、ボトルを見たCAさんは笑顔でにっこりひとこと。「素敵ですね。あいにく紙コップしかございませんが、お持ちしましょうか」「いえいえ、持参しているので大丈夫です!」。
ホッとしてスクリューキャップをひねってワインを開け、これから始まる楽しい旅について話し合う私たち。その一杯が、機内での時間をよりいっそう楽しいものにしてくれたのは言うまでもありません。
そうそう。スクリューキャップの開け方の豆知識をひとつ。キャップの上部分を持ち、ひねって開ける方が多いと思いますが、実はもっと良い方法が。
ひねるべきは、なんとキャップの切れ目の下部分なのです。私も半信半疑ながらやってみると……簡単に開いた~!これぞ百発百中の奥義!
今回、ご紹介するワインは、スクリューキャップの「ヴィーニャ・エスメラルダ・フロール・ド・ランジュ」。マスカットのような華やかな香りと、エレガントなラベルが印象的なスペインのオレンジワインです。
蒸し暑い時期にうれしい、火を使わず混ぜるだけの「まぐろとアボカドの和風タルタル」とも相性抜群。ぜひ、気楽にキャップを開けて楽しんでみてくださいね。
レシピ:まぐろとアボカドの和風タルタル
【材料 2人分】
まぐろの刺身(赤身) 160g
Aマヨネーズ 大さじ1
Aオリーブオイル 大さじ1
Aしょうゆ 小さじ2
Aレモン汁 小さじ2
アボカド 1個
Bレモン汁 小さじ1
B塩 少々
紫玉ねぎ 30g
大葉 2枚
ケッパー 小さじ1
バゲット 適量
【作り方】
1.まぐろは5㎜角に切る。紫玉ねぎはみじん切り、大葉は千切りにする。
2.ボウルにAを混ぜ、まぐろ、紫玉ねぎ、ケッパーを加えてさっと混ぜる。
3.アボカドをフォークで滑らかにつぶし、Bを混ぜる。
4.器に2のまぐろを盛り、その上に3のアボカド、大葉をのせる。バゲットの薄切りを添えていただく。
写真=福田喜一