テイクアウトやお取り寄せ、デリバリーなどお店の味をおうちでも楽しめる昨今。和食もぐっと身近になっています。

今回は、意気な寿し処 阿部 青山店の店長である渡邊 聡さんに、おすすめの料理と合わせて楽しみたいワインを教えてもらいました。

数ある寿司ネタの中でも一番手間がかかると言われる小肌。

おろした後に、塩にあて余分な水分を出してから酢で〆るので、お店独自オリジナリティの味が出やすいのが特徴です。

握り自体に旨味の要素が強いので、ワインも酸や旨味をしっかりと感じられる白ワインがおすすめです。

ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ・レ・テール・ブランシュ /  パトリス・リオン

茗荷や芽ネギを載せて、レモンと塩昆布の塩分でいただく和風カルパッチョ。レモンを絞ることでさっぱりとした余韻が広がります。

キリッと冷やした軽めの白ワインとは、まさに箸が止まらなくなる組み合わせです。

パソ・ダス・ブルーシャス / トーレス

濃密でしっとりとした食感、くちどけが特徴のあん肝の煮付け。

煮付けの味わいに優しい甘みやコクを感じられるので、すっきりとした辛口よりも、樽感のあるパワフルでリッチなスタイルのワインがよく合います。

ブラミート / カステッロ・デラ・サラ