最新2015年ヴィンテージ、初入荷!
|
|
数えきれないほどの高評価の数々。スペイン発世界へ。
スペインワインを牽引する名生産者、トーレス。
|
スペインのバルセロナの近郊、ペネデス地方でワインを造り続けて140年以上という長い歴史を持つワイナリー、トーレス。
その長年の経験を土台とし、1960年代から国際品種のワイン造りやステンレスタンクの使用など、積極的に革新的なワイン・メイキングを採用し、スペインワイン界のリーダーとして世界中のワインラヴァーから称賛を得ています。
|
|
1979年には、フランスの権威あるレストランガイド、ゴーミヨ誌主催でパリ開催されたワイン・オリンピックにおいて、グラン・コロナス・ブラックラベル1970年ヴィンテージ(現マス・ラ・プラナ)がボルドーのメドック格付け第一級シャトー・ラトゥールやシャトー・オー・ブリオンを超える評価を獲得し、世界の注目を集めました。2002年には世界的に権威あるデキャンタ誌にて当主ミゲル・トーレス氏が「マン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。更に2006年にはワイン・エンスージアスト誌にてヨーロッパ最高のワイナリーに選出されたという、まさにスペインワインを代表する輝かしい実績を有しています。
現在では、カタルーニャをはじめ、リオハ、リベラ・デル・ドゥエロ、リアス・バイシャス、ルエダなどスペインの主要産地を網羅し、トーレスの定番である、牛のマスコットでおなじみの「サングレ・デ・トロ」から、前述の通りボルドー一級シャトーを超えたカベルネ・ソーヴィニヨン、「マス・ラ・プラナ」まで、スペイン各地においてブドウ品種と土地の個性を最大限にひき出した高品質なワインを生み出しています。
同時にワインを生み出す環境、人に優しいワイン造りを目指し日夜研究に励んでいます。
活躍の場は、スペインにとどまらず、チリやアメリカでもワインを生産。 合計1,300ha以上の畑も所有し、世界140ヶ国以上で愛飲されています。そのワインの多くが各国のワイン・コンペティションで数々の高評価を獲得しており、トーレスの進化は果てることなく続いています。
|
「スペインで最も上質な白ワインの名産地」
リアス・バイシャス
|
2014年の夏に世界へ初リリースされたばかりのパソ・ダス・ブルーシャスは、スペイン北西部、大西洋に面するガリシア自治州に位置するリアス・バイシャスで造られる白ワイン。 近年では「スペインで最も上質な白ワインの産地」との評価を受けているリアス・バイシャス。その独自のブドウ品種と言えば、「ガリシアの女王」の異名を持ち、スペインで最も高貴とされる白ワイン用品種アルバリーニョです。約3,650haの栽培面積のうち90%を占め、そのアルバリーニョ100%で造られるワインだけが、ラベルにリアス・バイシャスの原産地呼称名とともに、品種名の表示が許されています。
|
|
大西洋を臨むリアス式海岸が続くこの一帯は、海流の影響を受け雨量が多く気温は低め、緑豊かな地域です。ブドウ畑は湾を間近に臨む丘陵地や、ポルトガルとスペインを分かつミーニョ河に沿った渓谷など小さな耕作地を有効活用し造られています。栽培方法は、ペルゴラと呼ばれる棚式栽培を採用。日本で一般的な栽培様式と同じく、人の背丈ほどの高さに垂れ下がるようにブドウの房を実らせ、棚に沿って葉が茂ることで強い日照からブドウの実を守ります。1980年代より、スペイン国内でも遅れてワイン造りの近代化が進み、1988年に原産地呼称(D.O.)を獲得しました。
|
上質な酸と土地由来のミネラルに魅了される
上品で清楚な味わい。
|
パソ・ダス・ブルーシャスに使用されるアルバリーニョの収穫は8月末に手摘みで行われます。6時間のスキンコンタクトが行われ、18℃に温度を保ちながらステンレスタンクで15日間の発酵、その後ステンレスタンクで熟成されます。土地の典型的な特徴である酸やミネラル感を表すため、オーク樽は使用しません。美しく輝くイエロー。白桃やシトラスフルーツに白い花のアロマが漂います。レモンピールのような心地よい苦みとほのかな甘味があり、フレッシュで繊細な酸、テロワールを感じさせるミネラルのタッチが、とても上品で清楚な印象。海を間近に臨む土壌に由来するミネラル感と、冷涼な海風が育んだ非常に上質な酸がリアス・バイシャスのテロワールを物語っており、「海のワイン」と称される所以です。
その素材の味わいを引き立てる造りは魚介との相性も抜群。新鮮な生のお魚を使った料理から、フリットなどの加熱した料理まで広く合わせられます。ミネラル感あふれる白ワインをぜひ普段の食卓にお楽しみください。
|
|