ボデガ・ノートン社のマイケル・ミュラー氏が来日!注目のブドウ品種マルベックの秘密を伺いました!

4月17日「マルベック・ワールド・デー」に合わせて、アルゼンチンのワイナリー、ボデガ・ノートンより、キーアカウント・マネージャーのマイケル・ミュラー氏が来日。料理好き、そしてワインメーカー並みの知識をもつマイケル氏に、マルベックというブドウ品種の魅力や料理とのマリアージュをたっぷり伺いました。

ワインを持った笑顔のマイケル氏

マイケル・ミュラー氏。今年リリースされた新作ロゼと共に。

4月17日は「マルベック・ワールド・デー」。アルゼンチンで大成功を収めているブドウ品種、マルベックを祝う記念日です。なぜ4月17日がマルベックの日なのかというと、アルゼンチンで農学研究所と農学学校の創設を求める法案が州議会に提出されたのが1853年4月17日だったそうで、この日をマルベックの発展を祝す日にしたい、ということで制定されました。

2011年にアルゼンチンで始まったこの「マルベック・ワールドデー」。マルベックの人気と共に年々開催地が増え、本国アルゼンチンの他にニューヨークやロンドン、日本に加えて最近では中国やインドでも開催されるようになり、参加国は増える一方だとか。

フランスで逆輸入されるほどの人気! 独自の進化を遂げたブドウ品種“マルベック”

お話をするマイケル氏今やアルゼンチンワインを代表するブドウ品種、マルベックは1800年代後半にフランスから持ち込まれました。本家フランスのカオール地方のマルベックのワインは別名「黒ワイン」とも言われ、 野性的で荒々しいほどのタンニンが特徴。 飲み頃になるまで長期熟成が必要なワインとして知られていますが、アルゼンチンに持ち込まれたマルベックは、アンデス山脈の麓という高地(標高700m~1,500m!)での栽培によって独自の進化を遂げました。

マイケル氏によると、アルゼンチン産マルベック最大の魅力は“果実味”と“まろやかなタンニン”。

昼夜の寒暖差が激しいアルゼンチンでは、ブドウの果実が種までしっかりと熟すことで荒々しいタンニンは押さえられ、凝縮した果実味が際立つ丸みのあるワインが生み出されるようになりました。このまろやかさこそがマルベックの魅力。飲み頃になるまで時間を要するカベルネや気難しいピノ・ノワールと違い、いつ飲んでもおいしく、初心者にもわかりやすい魅力がマルベックにはあるのです。

また、非常に乾燥した厳しい気候のアルゼンチンでは病害虫が発生することがほとんどなく、ボデガ・ノートンのブドウはほぼオーガニックで栽培されているそうです。

こうした背景からマルベックの人気は世界中で高まっており、現在ではお隣のチリはもちろん、イタリアにまでアルゼンチン産のマルベックが植えられるようになり、さらに故郷フランスにもアルゼンチン産のマルベックワインが逆輸入されるまでになっているそうです。

濃くないロゼを造りたい!という想いから生まれた新作ロゼ。

ロサードデマルベックのボトルがテラスのテーブルに置かれている今回のプロモーションの目玉の一つが、今年春に発売された新作ロゼ「ロサード・デ・マルベック」。これまでアルゼンチンでは濃い色合いの、香りもアルコール度数も強いロゼが主流だったことから「淡い色合いでアルコール度数が高くなく、繊細なロゼワインを造りたい!」という想いからこのロゼが生まれたそうです。

こちらのロゼに使われるのは、アルゼンチンの銘醸地、メンドーサの中でもルハン・デ・クージョという限られた区画で栽培された高品質なマルベック。収穫時期を通常の赤ワインよりも2~3週間早め、さらにフレッシュさを残すために気温が上がらない早朝のうちに収穫を終わらせます。こうした工夫によって、繊細でフレッシュなロゼワインが生まれるそうです。

出来上がったワインは輝きのあるサーモンピンクの色合い。赤いベリーやバラ、オレンジなどのアロマと、マルベックらしいジューシーな果実味、イキイキとした酸味が感じられます。果実由来の甘みもわずかに感じられ、どんなシチュエーション、料理にも合うフレンドリーな魅力に溢れています。

マイケル氏おすすめ!マルベックのベストマリアージュ料理3種

笑顔でお話をするマイケル氏家族のためによく料理を作るというマイケル氏に、マルベックに相性のよい料理を教えていただきました。

1.ロサード・デ・マルベックに合う料理

ロサードデマルベックのボトルロサード・デ・マルベック / ボデガ・ノートン ロゼ(アルゼンチン メンドーサ)

繊細な色合いと味わいをもつロゼには、オリーブオイルとニンニクベースのシンプルなパスタがオススメ。イチオシの具は、シーフードだそう。パスタ以外にも、野菜を使ったサラダ、蒸したチキンや脂分の少ないマグロの赤身やマスなども相性がよいそうです。

2.レゼルヴァ・マルベックに合う料理

レゼルヴァマルベックのボトルレゼルヴァ・マルベック / ボデガ・ノートン  赤(アルゼンチン メンドーサ)

こちらのレゼルヴァ・マルベックは、フレンチオークで12か月間熟成させることによって、マルベックならではのマイルドなタンニンがオークのニュアンスに溶け込み、さらにシルキーな口当たりに仕上がっているのが特徴。料理も同じような質感をもつものが合います。マイケル氏のオススメは「ラムのシチュー」。ラムには肉自体に甘みが感じられるため、これがマルベックの果実由来の甘みとよく合うのだそうです。 また、タンニンが溶け込んだシルキーな味わいには、グリルした料理よりもコトコト煮込んだシチューのような料理がぴったり。マイケル氏曰く「一緒に飲むマルベックのワインをソースに入れて煮込むとさらにgood!」

3.プリヴァーダ・マルベックに合う料理

プリヴァーダマルベックのボトルプリヴァーダ・マルベック / ボデガ・ノートン 赤(アルゼンチン メンドーサ)

プリヴァーダ・マルベックは樹齢70~100年の高樹齢のブドウを使用しており、凝縮したとっても力強い味わいが特徴。そして新樽を使って16か月間の熟成を経ており、オークの香ばしいニュアンスも感じられます。こうした特徴が、牛肉のステーキ(マイケル氏曰くアルゼンチン名物牛肉の炭火焼き「アサード」)と抜群の相性!マイケル氏推奨の焼き加減は「ミディアム・レア」。これからバーベキューのシーズンですが、バーベキューでグリルした焼き肉と合わせるのも楽しそうです♪

牛ステーキの食事風景ワインショップ・エノテカ グランツリー武蔵小杉店のイベントでプリヴァーダ・マルベックに合わせて供されたアンガス牛のステーキ。

世界中の人に愛されるブドウ、マルベック

様々なマルベックのワイン今回、マイケル氏は全国にあるワインショップ・エノテカで様々なディナープロモーションを開催。肉料理とマルベックのマリアージュを多くのお客様と楽しみました。ワインショップ・エノテカ 武蔵小杉店で行われたディナーイベントでは、多くのお客様が「マルベックは初めてだけどこんなにまろやかで美味しいなんて!」と一様に驚かれていました。

マイケル氏曰く「豊かな果実味があって、まろやかでおいしい!マルベックにはやさしさがある。」 どんな飲み手にもやさしいのがマルベックというブドウ品種最大の魅力のようです。世界中でますます人気が高まる「マルベック」から、これからも目が離せません!

今回ディナーが行われたワインショップ

ワインショップエノテカ グランツリー武蔵小杉店の店頭ワインショップ・エノテカ グランツリー武蔵小杉店
住所 〒211-0004 神奈川県川崎市中原区新丸子東3-1135-1 グランツリー武蔵小杉1F
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