ドメーヌ・ボリス・シャンピィ
DOMAINE BORIS CHAMPY

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ドメーヌ・ボリス・シャンピィ ワインボトル

ビオディナミの先駆者から引き継がれた、自然に忠実な造り手


ドメーヌ・ボリス・シャンピィは、"コート・ド・ニュイの宝石"と称される特級畑クロ・デ・ランブレイを所有するドメーヌ・デ・ランブレイで醸造責任者を務めたボリス・シャンピィ氏が手掛けるドメーヌ。ビオディナミの先駆者として知られるディディエ・モンショヴェ氏からドメーヌを引き継ぎ、2020年にドメーヌ・ボリス・シャンピィが誕生しました。ブルゴーニュの中では標高が高く、冷涼な気候が特徴のオート・コート・ド・ボーヌで自然に寄り添ったワイン造りを行っています。

最新2022年ヴィンテージ全10銘柄が初入荷!


この度、ボリス・シャンピィの最新ヴィンテージが初入荷。初登場の2銘柄を含む、1級畑のボーヌからフラッグシップキュヴェまで、幅広い銘柄が勢ぞろいしています。彼らの2022年は、暑い天候に見舞われながらも、驚異的なテロワールの力とボリス氏の経験が発揮された注目の年。酸味と果実味が調和した理想的なヴィンテージをこの機会にぜひお試しください。

目次

ブドウが美しく熟した、最新2022年ヴィンテージ

ブルゴーニュの2022年ヴィンテージは、華やかなアロマと凝縮感のある果実味を備え、良質な味わいが期待できる年となりました。春は霜に見舞われましたが被害は軽く、その後すぐに気温が上がったため、ブドウ樹は急速に成長。夏は猛暑となりましたが、乾燥した気候と適度な降雨があったことにより、果実は順調に成熟しました。この3年間、天候不順によって質が高くも収量が左右されていましたが、多くの生産者が健全なブドウを収穫。赤ワイン、白ワインどちらにおいても、量、質ともに安定した素晴らしいヴィンテージであることが期待されています。

ドメーヌ・ボリス・シャンピィの2022年においては、当主ボリス氏が「暖かい気候で素晴らしい生育期でした。」と語る注目のヴィンテージ。2003年に次ぐ暑い夏を記録しましたが、2021年とは対照的に、ブドウが成熟するのは容易でした。またボリス氏は、「私はカリフォルニアで働いていたので、除葉をしないこと、シーズン初期の芽かきや早い時期の剪定など、気温が高い時期の対処法を学んでいたので、2022年にはこれが上手くいきました。」とも語っています。


赤ワインでは、収穫したピノ・ノワールの実は小さめで、平均よりも高い割合で全房ブドウを使用。通常よりも酸が低かったことで、造られたワインはしなやかかつ豊か、そして豊潤なタンニンとのバランスが取れた仕上がりとなりました。一方、白ワインは酸を完璧に保持したフレッシュな味わいが特徴。柑橘類や火打石を思わせるミネラル感の爽やかなニュアンスが感じられます。また桃やミラベルのような熟した果実味を備えたリッチさも魅力です。 

ブルゴーニュにおけるビオディナミの先駆者から引き継がれた、新たなるチャレンジ

コート・ド・ボーヌ地区ポマール村の西側斜面を登った上に位置するナントゥー村に本拠地を置く、ドメーヌ・ボリス・シャンピィ。ドメーヌの歴史は1984年にディディエ・モンショヴェ氏が0.5haの小さなブドウ畑を借りてワインを造ったところから始まります。


創業時よりビオディナミ栽培を取り入れ、ブルゴーニュの有名生産者であるドメーヌ・ルフレーヴやコント・ラフォンと同じくブルゴーニュのビオディナミ先駆者といえる存在。ドメーヌは、フランス政府が認めたビオディナミ栽培の代表的な認証機関デメターにブルゴーニュのドメーヌとして初めて認定されました。

ボリス・シャンピィ氏

そして、ディディエ氏は最後に手掛けた2019年ヴィンテージの生産をもって35年にわたるドメーヌの経営から退き、2020年にボリス・シャンピィ氏へドメーヌを売却しました。ボリス・シャンピィ氏はワイン造りを学んだ後、カリフォルニアのドミナス・エステートで10年働き、ブルゴーニュの有名ネゴシアンやドメーヌ・デ・ランブレイで醸造責任者を務めたという華々しいキャリアの持ち主です。


ボリス氏がブドウ栽培から醸造まで初めて完全に手掛けた2020年ヴィンテージは、『ワイン・アドヴォケイト2022年』にて「特別な努力を払っても探し出す価値のあるワイン」とコメントされ、評価されています。新しくドメーヌ・ボリス・シャンピィとして生まれ変わったドメーヌは、ディディエ氏の“自然と寄り添うワイン造り”の哲学を引き継ぎながら、ボリス氏自身のスタイルを確立させているのです。

大きな可能性を秘めた地、オート・コート・ド・ボーヌで自然にこだわるワイン造り

ドメーヌが位置するオート・コート・ド・ボーヌは、コート・ド・ボーヌ地区の西側、標高280~450mの丘陵地に位置する産地。「オート」はフランス語で「高い、上の方」を意味し、コート・ド・ボーヌ地区の丘陵よりも標高が高いことからこう名付けられています。


この地に大きな可能性を信じるボリス氏曰く「近年の地球温暖化の中では、この“オート・コート・ド・ボーヌの標高の高さ”がカギ」とのこと。高い標高によって生まれる冷涼さにより、ブドウはゆっくりと成熟し、収穫はコート・ド・ボーヌよりも平均で1週間ほど遅くなります。おかげで、生き生きとした酸と、ブルゴーニュワインの真骨頂とも言える、繊細なアロマと十分な果実味をもった上質なワインが生まれるのです。

そんな将来性の溢れる土地で、ドメーヌ・ボリス・シャンピィが目指すものはとてもシンプル。それは「まだあまり知られていないオート・コート・ド・ボーヌのリュー・ディ(区画)の個性を表現する」ということ。区画ごとの微小な気候条件の違いやブドウの育成環境をワインに表現することを大切にしています。

テロワールの個性を活かしたナチュラルでエレガントなスタイル

ドメーヌでは、手摘みで収穫し選果。その後、白ブドウは圧搾工程の段階によって果汁を分けて醸造します。圧搾の最終段階の果汁は、酸が少なく丸みがあるので、若いうちに楽しめるワインに使用。それに対して、中程の果汁はよりストラクチャーや酸味がしっかりとしているので、樽で長期熟成させ、セラー熟成ができるワインに仕上がります。


また、赤ワインにおいては高い比率で全房発酵を実施。ワインごとに適度な抽出、搾りかすを尊重するための垂直圧搾を使用します。熟成では、新樽の使用は低く抑え、高い品質を誇るトロンセ産のフレンチオークの旧樽を主に使用。良質なオーク樽は、熟成プロセスで生じた酸素がタンニンを洗練させ、美しい香りを生み出します。その後の清澄は最小限に抑え、無濾過で瓶詰します。

樽

こうして自然と寄り添いながら丁寧に造られたドメーヌ・ボリス・シャンピィのワインは、「ナチュラルでエレガント」という言葉がぴったりなスタイル。テロワールの個性である酸とミネラル感、そして上質なブドウから生まれる果実味の全ての要素が綺麗に調和しています。

今回入荷したおすすめ銘柄

おすすめの赤ワイン4銘柄

造り手のスタイルを知るならまずはこの1本。フルーティーなガメイ。


NEW

ブルゴーニュ コトー・ブルギニョン ガメイ・ファン

ドメーヌ・ボリス・シャンピィ

2022

5,170

(税抜価格4,700円)

  • JS 91
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ドメーヌを代表するフラッグシップ。溢れるような濃密な果実味が魅力。


2022

6,600

(税抜価格6,000円)

  • JS 94
  • V 88-90
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風通しの良い区画から造られる、繊細かつ風味豊かなポマール。


2022

13,200

(税抜価格12,000円)

  • JS 94
  • V 90-92
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ボーヌでも好立地の一級畑による、洗練された仕上がり。


2022

15,400

(税抜価格14,000円)

  • JS 94
  • V 92-94
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おすすめの白ワイン2銘柄

アロマティックな香りと新鮮な果実味が親しみやすいアリゴテ。


NEW

ブルゴーニュ・アリゴテ ドレ・セレクション・マッサル

ドメーヌ・ボリス・シャンピィ

2022

4,840

(税抜価格4,400円)

  • JS 92
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ゆっくりと圧搾して造られる、滑らかな口当たりと芳醇な香りが広がる1本。


NEW
本数限定

ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ・ブラン・プレス・ヴェルティカル 382

ドメーヌ・ボリス・シャンピィ

2022

7,700

(税抜価格7,000円)

  • JS 95
  • V 91
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新着生産者が続々入荷中!

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