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コスパ抜群のブドウ品種、モンテプルチアーノとは?

エノテカ編集部
エノテカ編集部
ワインを学ぶ
公開日:2019.3.18
更新日:2019.11.27
ブドウ
イタリアで生産されている黒ブドウ品種の中で、2番目に多く栽培されているモンテプルチアーノ。
この品種を主体に造られているイタリアの有名ワイン「Montepulciano d’Abruzzo」(モンテプルチアーノ・ダブルッツォ)は、黒ブドウ品種由来の濃厚さが特徴。コストパフォーマンスが高いため、ワイン初心者から上級者までに愛されています。
今回はそんなモンテプルチアーノの魅力についてご紹介します。
目次

モンテプルチアーノとは

ブドウ畑
モンテプルチアーノは、トスカーナ州にある同名の街が名前の由来です。
イタリア中東部にあるアブルッツォ州や、同じアドリア海沿岸の北西にあるマルケ州、“イタリアのへそ”と呼ばれているウンブリア州などで多く栽培されています。イタリア全土では、栽培面積が突出して多いサンジョベーゼに続いて第2位と多いため、イタリアの風土や人々との相性の良さが伺えます。
「Montepulciano d’Abruzzo」(モンテプルチアーノ・ダブルッツォ)は法律で原産地が保証されているイタリアの保護原産地呼称ワインです。かつてはバルクワインとして州外に売られることが多く、イタリア北中部のワインとブレンドされテーブルワインとして多く流通していました。しかし近年品質が向上し、生産地によってそれぞれの特徴も表れるようになって、イタリアきっての人気ワインとして知られるようになりました。
その中でも2003年に認定された「Montepulciano d’Abruzzo Colline Teramane」(モンテプルチアーノ・ダブルッツォ・コッリーネ・テラマーネ)は原産地呼称ワインの中でもさらに厳しい規定をクリアしたD.O.C.G.(統制保証付き原産地呼称ワイン)で、アブルッツォ州を代表するワインとなっています。

香りや味わいの特徴

赤ワイン
モンテプルチアーノの特徴は、タンニンの多さと果実味の豊かさです。イタリアの代表的品種であるサンジョベーゼと比べて酸味は少なめです。特徴的な香りは甘みのあるブラックベリーやスパイスなど。
早くから飲めるフルーティーなものから長期熟成に向いたどっしりと重厚なもの、色調の濃いロゼワインである「チェラスオーロ」など様々なタイプがあります。
また、どのタイプのワインでもコストパフォーマンスが高く「イタリアワインで高コスパを狙うならモンテプルチアーノ」という消費者も多いほどです。

有名生産者

エディオ・ぺぺ

“モンテプルチャーノ・ダブルッツォ”の王者として慕われるカリスマ的存在。長期熟成向きのポテンシャルの高いワインを生産しており、1964年の創業以来、手作業による丁寧で伝統的なワイン造りが行われています。ビオディナミ農法が取り入れられ多種多様な野生酵母を使用していることから、ワインにはその土地のテロワールが如実に表れています。
さらに、ワインをフィルターにかけずに旨味を残しつつも、出荷する際に人間の手で1本1本デキャンタージュして滓を取り除くなど徹底したワイン造りを実現し、造り手のこだわりを感じる味わいを生み出しています。

エドアルド・ヴァレンティーニ

アブルッツォ州有数の貴族であるヴァレンティーニ家は、イタリアで最も入手が難しいと言われるモンテプルチアーノを生産しています。
収穫されたブドウは、自社からは1割から2割程度しかリリースせず、ブドウの良い出来の年しかワインを造らないというこだわりも。
白ワインのトレッビアーノ・ダブルッツォの評価も非常に高く、上品で気高い雰囲気を持つワインは「イタリアで最も高貴なトレッビアーノ」と表現されることも。また、チェラスオーロも生産されており、ポップなロゼワインの印象を覆すような偉大な飲み心地だと評判です。

モンテプルチアーノのワインに合う料理

赤ワイン
・Mortadella di Campotosto(モルタデッラ・ディ・カンポトスト)
中心に細長くラードが入ったサラミ。軽快なワインから濃厚なワインまで、どんなモンテプルチアーノにもオールマイティーに合わせることができます。
・Maccheroni alla chitarra(マッケローニ・アッラ・キタッラ)
キタッラというパスタは、鋼の弦が木箱にピンと張られた特殊な器具に生地を乗せて、その上から綿棒を転がしてカットする角が四角い特殊な麺。そのパスタに、牛、豚、羊の3種類の肉を使用したミートを絡めた料理です。軽めのモンテプルチアーノに良く合います。
・Pecora alla cottora(ペーコラ・アッラ・コットーラ)
羊肉にタイムやベイリーフ、ローズマリーなどのハーブや唐辛子などのスパイスを効かせ、大きな銅鍋で4時間から6時間煮込みます。とろとろの肉がジューシーで赤ワインのタンニンに良くあいます。重めのモンテプルチアーノに合わせることをオススメします。

おすすめのモンテプルチアーノのワイン

ここまでどんなお料理と合うかご説明しましたが、実際にどのワインを買えばいいか分からない…という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方のために、おすすめのモンテプルチアーノのワインがこちら!
イタリアのオーガニック・ワイナリーが手掛けるこちらの一本は、ピュアな果実味にスパイシーな要素も感じられ、フードフレンドリーな濃い味赤ワインです。
モンテプルチアーノを試したことのない方、またワンランク上の味わいを楽しみたい方にもおすすめです!
この商品はこちら

まとめ

フルーティーさの中にも、タンニンの心地良い重さを感じたいという人にうってつけのモンテプルチアーノ。
お料理との相性を楽しみつつ、コストパフォーマンスの高さを求める人にぜひオススメしたいワインです。紹介した生産者は希少なため少し高価格となっていますが、1000円台でも驚くほど美味しいワインがたくさんあるのでお試しください。
<参考>『2018 ソムリエ協会教本』一般社団法人日本ソムリエ協会
モンテプルチアーノの商品一覧はこちら
エノテカ編集部
エノテカ編集部

全国60店舗以上!ワイン専門店「エノテカ」の編集部。スタッフやライターの方々と、知っていると得する基礎知識からエノテカならではのディープな情報まで、ワインにまつわる情報を様々なテーマで発信していきます。

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