オレンジワインに合うおつまみレシピ

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レシピ
公開日 : 2023.3.30
更新日 : 2023.4.7
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オレンジワインに合うおつまみレシピ

近年、話題を集めるオレンジワイン。赤、白、ロゼワインに次ぐ第4のワインとして注目されています。


そんなオレンジワインですが、聞いたことはあっても、まだ飲んだことはない方も多いのでは?


今回はオレンジワインの基礎知識と、相性の良いおつまみをご紹介します。


おうちで作れる簡単料理に合わせて、トレンドのオレンジワインを楽しんでみましょう。料理と合わせると、ワインタイムの楽しさがさらに広がりますよ!

目次

オレンジワインとは

オレンジワイン

オレンジワインと聞くと、フルーツのオレンジを想像してしまいますが、赤、白、ロゼワイン同様にブドウから造られるワインです。


色合いはオレンジですが、白ワインと同じ白ブドウから造られます。原料は白ブドウ、そして造り方は、赤ワインのように果汁と皮、種を一緒に浸漬して造られます。そのため、ほんのりとオレンジやアンバーのような色合いに仕上がるのです。


いわば白ワインと赤ワインの中間的な存在のオレンジワイン。ロゼワインも同じようなイメージがあるかもしれません。


ロゼワインは黒ブドウを原料に白ワインのように造るため、ロゼワインとは対極の存在と言えるでしょう。


オレンジワインは、約8000年前からワインが造られていると言われるワイン産地、コーカサス地方ジョージアが起源で、この地では「アンバーワイン」と呼ばれています。


市場に流通するにつれ、各国からの高評価で人気が高まり、最近では日本でもオレンジワインが造られるなど、今まさに注目されています。

もっと詳しく知る

オレンジワインにどんな料理が合う?

オレンジワインが注目されている理由の一つが、料理との相性の良さ。白ワインのようなフルーティーさと赤ワインの渋みを感じるため、他のワインと比べて合わせる料理の幅が広がります。


そのためワインには合わせないほうが良いと言われてきた食材ともマッチし、新たなフードペアリングを楽しめるのです。


例えば辛味のあるものや豆、魚卵。白ワインよりも飲み応えがあり、赤ワインほど渋みが強くない中間的なオレンジワインは、双方の良いとこ取りのように食材の魅力を引き出してくれます。


近年、料理の味わいも繊細なものが増えている中で、複雑性のあるオレンジワインが合わせやすいことが、ソムリエや料理家からも注目されています。


基本的なオレンジワインの特徴を理解したら、次は、簡単なおつまみレシピを3品ご紹介します。おうちで気軽に作って、ぜひオレンジワインと合わせてみてくださいね。

鯛とタコのセビーチェ

鯛とタコのセビーチェ

魚介をフルーティーなマリネ液に漬けたセビーチェ。酸味の利いたさっぱりとした味わいの中に、ライムやにんにく、クミンなどの香りが豊かに広がります。冷やして食べたい簡単おつまみです。


【材料 2~3人分】

鯛とタコのセビーチェ_材料

鯛(刺身用) 100g

茹でタコ 100g

赤玉ねぎ 1/4個

パプリカ 1/4個

Aライム果汁 大さじ1(レモン果汁でも可)

Aオリーブオイル 大さじ2

Aにんにく 1/2片 

A塩 小さじ1/2

A赤唐辛子 1/3本

Aこしょう 少々

Aクミンパウダー 少々(省いても可)

パクチー お好みで


【作り方】


1.鯛はそぎ切りにする。茹でタコは斜め薄切りにする。赤玉ねぎ、パプリカは薄切りにする。にんにく、赤唐辛子はみじん切りにする。


2.1の材料に、混ぜ合わせたAのマリネ液を合わせ、2~3時間冷蔵庫で冷やす。

鯛とタコのセビーチェ_工程

3.器に盛り、お好みでパクチーを添えてできあがり。

鯛とタコのセビーチェ

ライムや玉ねぎ、パクチーなど柑橘系や香りの強い香味野菜、辛味のある味わいにもオレンジワインは寄り添います。


オレンジワインのフードフレンドリーさを実感できるペアリングです。

オイスター煮豚

オイスター煮豚

オイスターソースで煮込む、作り置きにも嬉しい煮豚です。


焼いて煮込むだけ、少量でも気軽に作ることができるので、日々のワインのおつまみにピッタリ。


【材料 2~3人分】

オイスター煮豚_材料

豚肩ロース 300g

サラダ油 適量

水 300ml

A酒 大さじ4

A醤油 大さじ1

Aオイスターソース 大さじ2

Aはちみつ 大さじ2

Aショウガ 1片(薄切りする)

A八角 1個

長ねぎ(青い部分) 1本分

白髪ねぎ お好みで


【作り方】


1.フライパンにサラダ油(分量外)を入れ、豚肉の表面を焼く。

オイスター煮豚_工程

2.鍋に豚肉と水を入れ沸騰させ、灰汁を取る。Aを入れ煮立ったら、蓋をして、弱火で1時間半~2時間ほど煮る(30分ごと、途中で返す) 

オイスター煮豚_工程

3.漬けたまま冷ます。冷めたら切り分け、器に盛り、お好みで白髪ねぎを添える。

オイスター煮豚

適度な渋みがあるオレンジワインには、旨味が強く甘みのある料理もおすすめです。オイスターソースや八角、しょうがなどの豊かな風味にも合います。


オイスターソースのコクと旨味、はちみつと豚肉の甘味がオレンジワインにピッタリです。

サーモンの味噌漬け焼き トマト添え

サーモンの味噌漬け焼き

味噌漬けにしたサーモンをオーブンで焼くだけ、材料少なめも嬉しい簡単魚料理です。


焼いている最中のにんにくと味噌の香ばしさもご馳走です。一緒に焼いたジューシーなトマトの柔らかな酸味も添えて、オレンジワインのお供に。


【材料 2人分】

サーモンの味噌漬け焼き_材料

サーモン 2切れ

A味噌 大さじ2

A本みりん 大さじ1

Aにんにくすりおろし 1/2片分

ミディトマト 3個

パセリ 適量


【作り方】


1.サーモンに塩を少々(分量外)ふり、10分ほど置いて出た水分を拭き取る。Aを合わせる。サーモンにAを漬け、2時間ほど冷蔵庫で置く。

サーモンの味噌漬け焼き_工程

2.サーモンを取り出し、ペーパーで味噌だれと水分を拭き取る。ミディトマトは横半分に切る。パセリはみじん切りにする。


3.オーブンシートにサーモンとトマトをのせる。オーブン180度に予熱し、20~25分焼く(ご使用のオーブンによって、加熱時間は調整ください) 

サーモンの味噌漬け焼き_工程

4.お皿に盛り、パセリを散らしてできあがり。

サーモンの味噌漬け焼き

オレンジワインは、和食の発酵調味料や出汁とも相性が良いので、今回は味噌と本みりんで漬けたサーモンをオーブンで焼きました。


添えた熱々のトマトも甘酸っぱくジューシーで、オレンジワインに合いますよ。

まとめ

話題を集めるオレンジワイン。オレンジワインそのものの味わいはもちろん、料理との相性の良さが注目されている理由の一つです。


軽すぎず重すぎない味わいは、料理の邪魔をしないので、ワイン選びに迷ってしまう時にはオレンジワインを1本選んでおくことも良いですね。


発酵調味料を使う和食との相性も良いので、まだオレンジワインを飲んだことのない方も、ぜひ手軽な料理と合わせてオレンジワインをお楽しみください!

オレンジワイン一覧
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