秋が深まる10月は、季節も食卓も少しずつ表情を変えていく時期。そんな秋のひとときに楽しみたいのがオレンジワインです。
その鮮やかなオレンジ色はハロウィンシーズンにもぴったり。白ワインのような爽やかさと、程よい渋みや複雑な味わいを備えたオレンジワインは、秋の食材ともよく調和します。
今回は、そんな10月の“おうちレストラン”におすすめしたいレシピを、SNSで「おうちで作れるプロの味」を発信する料理家・パパイズムさんに教えていただきました。
メイン料理ともう一品、そしてオレンジワインがあれば、いつもの食卓が少し特別なひとときに。オレンジワインが彩る、10月ならではのペアリングをお楽しみください。
レシピを教えてくれたのは、パパイズムさん
元料理人。10年以上の厨房経験を活かし、レシピ開発・執筆・写真・動画制作を手がける。 現在は子育てをしながら自宅で活動し、プロの技術を家庭で再現できるレシピを発信。 「作ってみたくなる料理」をテーマに、わかりやすく伝えることを大切にしている。 Instagramアカウント:@papa_izm_kitchen
10月のワイン:オレンジワイン
複数のブドウをブレンドした、華やかなアロマとボリューム感のある味わいが魅力のオレンジワイン「オレンジ・ゴールド」。ほのかなタンニンがありながら親しみやすく、オレンジワインを初めて楽しむ方にもおすすめの1本です。
そんなオレンジ・ゴールドに寄り添うように、パパイズムさんが10月のレシピを考案。ワインと合わせることで、いつもの食卓が“ちょっと特別”なひとときに仕上がります。
メインレシピ:甘辛スペアリブのリゾットドリア風
甘辛く仕上げたスペアリブを主役に、チーズリゾットと彩り野菜を合わせてオーブンで焼き上げた一皿。骨付き肉を骸骨に見立てた、ハロウィンらしい遊び心も楽しめるパーティーメニューです。
スペアリブの旨味とリゾットのコクが織りなす、食べ応えのある味わいが魅力。テーブルの主役になるような、華やかなごちそうメニューに仕上げました。
スペアリブは漬け込みやオーブン調理で完成まで少し時間はかかりますが、実際の工程はとてもシンプル。ご家庭でも作りやすく、パーティー気分を盛り上げてくれる一品です。
【材料 2~3人分】
豚スペアリブ 3本(350g)
マリネ液
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1/2片
醤油 大さじ1と1/2
はちみつ 大さじ1
酢 大さじ1
チーズリゾット
温かいご飯 150g
牛乳 70ml
顆粒コンソメ 小さじ1/3
粉チーズ 大さじ1
ピザ用チーズ 25g
付け合せ野菜(お好み)
ミニトマト
ブロッコリー
マッシュルーム
【作り方】
1.スペアリブは分厚い部分に包丁で数カ所切り込みを入れる。同様に、骨と肉の間にも包丁で切り込みを入れる。
2.保存用袋にスペアリブを入れ、玉ねぎとにんにくをすりおろす。さらに醤油、はちみつ、酢を加えてしっかり揉み込み、空気を抜いて封をする。冷蔵庫で1時間ほど寝かせる。
3.耐熱ボウルに【チーズリゾット】の材料をすべて入れて混ぜ、600Wの電子レンジで1分加熱する。全体を混ぜ合わせたら耐熱性のグラタン皿に移す。
4.スペアリブをマリネ液から取り出し、中火で熱したフライパンで焼く。焦げやすいため、表面のマリネ液を軽く落とし、こまめに返しながら全体に焼き色を付ける(3~4分程度)。
※マリネ液は捨てずに取っておく。
5.グラタン皿に入れたご飯の上にスペアリブを並べる。肉の隙間にブロッコリー、マッシュルーム、ミニトマトを差し込むように配置する。
6.220℃のオーブンで15分焼く。一度取り出してスペアリブを裏返し、さらに15分焼く。
※中心まで火が通っていない場合は、5分ずつ追加で加熱する。
7.焼き上がる直前に、スペアリブを焼いたフライパンに取っておいたマリネ液を入れる。しっかり沸騰させながら煮詰め、ソースを作る。
8.焼き上がったら7のソースをかけて完成。
少しこってりとした味わいなので、オレンジワインの爽やかな酸味が加わることで後味がすっきり。ボリューム感のある料理とワインをバランスよく楽しめるペアリングです。
副菜レシピ:里芋のだしわさびクリーム バゲット添え
もう一品添えるなら、里芋のねっとりとした食感を生かした、だしわさびクリームのディップがおすすめ。里芋を「底なし沼」に見立てた、こちらもハロウィンらしい遊び心を楽しめる一品です。
だしの旨味とわさびのほどよいアクセントがあとを引く味わい。バゲットを添えれば、ワインのお供にぴったりのおつまみに仕上がります。
【材料】
里芋 正味150g
クリームチーズ 30g
バゲット 4枚
白だし 小さじ1
塩 ひとつまみ
醤油 小さじ1/2
牛乳 大さじ1~2
わさびチューブ 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ1
くるみ 5g程度
【作り方】
1.里芋はよく洗い、皮に包丁で一周切り込みを入れる。鍋に入れてかぶるくらいの水を加え、火にかける。沸騰したら弱めの中火で15〜20分ほど加熱し、竹串が中心までスッと入るやわらかさになったら火を止める。
2.湯を切り、触れられる程度まで少し冷ましてから皮をむく。
3.ボウルに入れ、温かいうちにフォークでなめらかになるまで潰す。
4.クリームチーズ、白だし、醤油、塩を加えて混ぜる。さらに牛乳を少しずつ加えながら、お好みの固さになるまでなめらかにのばす。
5. 粗熱が取れたらわさびを加えて混ぜ、器に盛り付ける。
Point!
わさびは加熱すると辛味が飛ぶため、風味を生かすために最後に加えてください。
6.バゲットをこんがりと焼き、器に添える。仕上げにオリーブオイルを回しかけ、砕いたくるみを散らして完成。
里芋やクリームチーズのまろやかな味わいに、オレンジワインの果実味とほのかな苦味がよく調和します。わさびの爽やかな風味もアクセントになり、最後まで飽きずに楽しめる組み合わせです。
まとめ
彩り豊かなオレンジワインと、ハロウィン気分を盛り上げるパパイズムさん考案の2品。いつもの食卓に少し遊び心を添えるだけで、特別な時間が生まれます。
オレンジ・ゴールドとともに、実りの季節ならではの“おうちレストラン”をぜひお楽しみください。