もうすぐクリスマス。街中がきらめき、ワクワクする季節がやってきました。
クリスマスといえば、美味しい料理や特別なひとときを楽しむイベント。そんな時間をより華やかに演出してくれるのが、ワインです。
では、ワインのプロであるエノテカスタッフは、この特別な日にどんなワインを選ぶのでしょうか?
「クリスマス、なに飲む?」今回は、スタッフのワインがあるクリスマスの過ごし方をご紹介します。
プロフィール:Ayumi Seki
マーケティング部所属。 広報担当としてメディア対応、WEBページ作成、ニュースリリース作成などを担う。 趣味は映画鑑賞で、子どもが寝た後に映画を見ながらワインを楽しむ時間が至福のひととき。
グルメな仲間と囲む、ワインのあるクリスマス
毎年恒例になっている、友人の家で開く家族ぐるみのクリスマスパーティーがあります。
最初はただの女子会だったのが、気づけば子どもを含めて10人ほどのにぎやかな会に。結婚した人、子どもが生まれた人、それぞれの人生が少しずつ変わっていくなかで、こうして毎年集まれることがうれしくて、クリスマスが近づくと「ああ、またあの会があるなぁ」とワクワクします。
メンバーはみんな食いしん坊。ワインや料理を持ち寄って、「これおいしいね」「どこで買ったの?」なんて話が止まりません。子どもたちがリビングで遊ぶ横で、大人たちは持ち寄ったチーズやフルーツ、料理上手の友人がふるまってくれるチキンなどのごちそうをつまみながらグラスを片手にゆったり談笑。美味しいものを囲んで笑い合う時間が、何よりの幸せです。
毎年、持っていくワインには少し悩みます。でも「去年はあれを飲んだなぁ」とか「みんなが喜んでくれるかな」など考える時間もなんだか楽しい。
今年はルイ・ロデレールの甘口シャンパン「カルト・ブランシュ」にしようと思っています。やさしい甘さが心地よく、熟した果実の香りと爽やかさが絶妙で、口に含むとふんわりとした柔らかさが広がります。デザートはもちろん、前菜のカルパッチョやメインのチキンなどさまざまな料理にも合わせやすい1本です。何より、“美食家のためのシャンパン”なんて呼ばれているので、私たちにピッタリかも!?
たくさんの料理が並ぶパーティーだからこそ、思いがけないマリアージュが生まれそうで、今から楽しみでなりません。今年はケーキを準備する担当なので、このシャンパンに合わせたいショートケーキを持っていこうと思います。ふわふわのスポンジに軽やかな生クリームと甘酸っぱいいちごをのせたショートケーキは、シャンパンのやさしい甘さと果実味がよく合いそうで、想像するだけおいしそう…!
ワインを囲みながら過ごすこの時間は、1年のご褒美のよう。変わらず笑い合える仲間たちに感謝しつつ、今年もおいしいワインで乾杯したいと思います。
イラスト=シャプレ